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2015年3月26日 (木)

『イジメ、ダメ、ゼッタイ』考 2

Ijime_battle4

 BABYMETALのファンにはあまねく知られているSU-METALの「ライヴは戦いだと思っている。それはお客さんとの戦いでもあり、ライヴを貫徹出来るかという自分自身との戦いでもある」という発言は、彼女達のステージを見た者ならば至極納得出来る言葉だ。
 しかし「ライヴは楽しむもの」というのが、一般的エンターテインメントとしての価値観なのであって、こんな言葉を言う若い女性アーティストはまず他にはいまい。
 しかもSU-METALはこの言葉を、じっくりと考えて出したのではなく実にさらりと言ってのけたのだった。

 BABYMETALのステージは情報量が多い。SU-METALはほぼセンターに不動だが、他の二人はめまぐるしくポジションが代わり、歌と振り付けでその瞬間、何が行われているのかを全てを同時に把握する事も難しい。更にはライヴであると、観客のリアクションが映像には必要にもなってくる。
 活動期間の割りにレパートリーが少ない事はしばしば非難されるのだが、『イジメ』という一つのプログラムに限っても、違うライヴの映像を見れば必ずや新しい発見があるのだから、これからも何度だって披露していく方が良いと思っている。

 それが可能である間には、だが。


 このプログラムが表現するものの基調はまさに「戦い」である。
 それは「いじめ」という概念に対してであり、それによって抑圧されている(当事者かどうかはともかく)人を助ける為の戦いでもあろう。

 SU-METALは基本的にこのプログラムはヴォーカルに専念する。しかしギターリフの間奏などの歌わずに動かないパートであっても、そこに立って観客らを睥睨するだけで、とてつもない程の空間支配力を発現している。
 最初はYUIMETAL+MOAMETALが次々に繰り出すショウ的な演出に目を向けられがちなのだが、それを見守りながら立っているだけのSU-METALも同様に映像的なスペクタクルなのだ。

 映像でしか見ていない私にとって、ずっと解消されないフラストレーションがある。
 プレリュードを歌った後、SU-METALはステージの両袖でクラウチング・スタートを準備しているYUIMETAL、MOAMETALとアイコンタクトをする。

Ijime_start

 その後、イントロが始まりSU-METALがスクリームすると――、上手下手から全力疾走で二人が舞台上で交差する。これは正面のキャメラがSU-METALのFF(全身)より引いた画角のフィックスで撮られるべき演出なのだ。その前を疾風の様に駆け抜けていく二人がフレーム・インアウトするところを見たいのに、そういうスイッチングをしたライヴ映像がない。関係者には猛省を促したい。
 SSAに至っては正面の適切な位置にすらキャメラが置けていなかった。
 このイントロがWall of Deathをやるべきポイントだと周知されてからは、YUIMETAL+MOAMETALの全力疾走は一層映る時間が短くなり、観客側にキャメラが振られる。

 この「全力で駆けっこをして」という指示を、YUIMETAL+MOAMETALは怪訝には思った様だが当然だろう。後にはこれが Wall of Death の暗喩であると彼女達自身が説明する様にもなるのだが、私の推測ではこれは後付けの解釈だと思う。
 このBPMで冒頭から飛ばすバンド・サウンドを如何に身体表現をするのか、MIKIKO-METALが直感したのが、「走る」事だったのではないか。
 ステージの広さにもよるが、彼女達は1往復の全力疾走をしても歩みを止めず、ステップのテンポは維持しながらフォーメーションに戻り、SU-METALと合流する。
 この冒頭部だけでも相当な運動量である。しかも長い曲は始まったばかりなのだ。

 Aメロが始まると、YUIMETAL+MOAMETALは激しく頭を振る。ヘドバンよりもこれは更にきつい。これくらいなら自分でも試せるのだから判る。しかしツインテールの髪の揺れが綺麗に舞う様はやはり美しい。

 

 BABYMETALのステージには、「お立ち台」と呼ばれる二人が乗る専用の台が置かれる。
 身長の低い二人が、観客に一層近づく出色の演出だ。(アリーナクラスだとSU-METALにもお立ち台が用意される)

 そこで二人が見せる合の手ポージングは、やはり普通のアイドル・プログラムに於ける表情作りの域を越えたもので、一言で言えばプロフェッショナルだ。
 まあ「Yesterday」にせよ「バイバーイ」にせよ、懐疑的な目で見ている初見者の神経を逆撫でする振り付けではあるのだが、音源がそうなのだから仕方ない。

 今となっては、こういうわざと幼稚的な合の手や振り付けが入る事も、「一歩踏み出すのに、そんなに構えて重い決心しなくてもいいんだよ」という示唆にも見えなくもないと思っている。


 この曲にはギターソロが2回ある。どちらもこの部分はYUIMETALとMOAMETALが擬闘を展開するパートとなっている。

 歌の合間にアクションがある、という前例は日本の歌謡界では割と多かった。股旅物の扮装をした演歌歌手が、間奏になると急に現れた敵役と立ち合いを(軽く)やるのは定番だ。
 体操の要素やローラーブレード等を用いたアイドル歌手もいた。
 しかしダンスのキレをそのまま擬闘に転用した例は無いのではないか。これまでのものは「特別な事をやってます」感を出していたが、YUIMETAL+MOAMETALのそれは違う。

 このアクション・パートは、流れ以外のディテイルを実際に考えたのは二人の様だ。
 刀を振るったり手裏剣を投げる様なアクションはしかし、若い二人のボキャブラリにあった所作だとは思い難く、やはりMIKIKO-METALのアイディアではないかと思う。手裏剣は後のミニパティ(田口華+菊地最愛+水野由結)『しゃなりはんなりどら焼き姫』にも引き継がれた。
 白眉はやはり、双方が打ち合うジャンプ・キックだ。飛距離は左程ではないが、特にMOAMETALは高さ1m近くも飛び上がる。綺麗にストレートに脚を伸ばしてだ。

 この一連のアクションを見る度、私は「勿体ない」と思っていた。
 やっている事は凄いのに、二人の距離感が遠いのだ。例えば谷垣健治氏(小中兄弟は『ミラーマン REFLEX』で世話になった)といったアクション監督を一度招いて、近接距離での身の交わしを指導して貰えばいいのに、と思っていたのだ。
 しかしこれは私の間違いだった。


 2014年初頭に代々木体育館で行われたニッポン放送主催のイベントに、BABYMETALは大きな会場では久々に骨バンド(BABYBONE)を従えて出演したが、この時の擬闘はかなり接近した迫真性のあるものを見せていた。
 何より、今年正月開けのSSAライヴ(私はWOWOWで放送された分しか観ていないが)には幾つもの驚きがあったのだが、その一つはこのプログラムで、YUIMETALが屈んだMOAMETALの上をジャンプキックで飛び越えた事だった。(GIFが貼れず無念)

 思えば私が幾度も観てきた動画は主に去年のワールドツアーのもので、その印象がどうしても強い。
 ワンマンであると会場はホールクラスでステージは狭く、すぐ後ろには神バンドがいる。そもそもアクション・パートはギターソロなのだ。 
 モントリオールやソニスフィアといったフェスであると、ステージでのリハすら出来ず、床面の状態も確認出来ていない。
 そういった状況であのバトル・シーンをあれ以上近接してやる事は無理なのだ。
 そうした判断をどこまで意識してやっているのかは判らないが、少なくとも彼女達は極めてプロフェッショナルな意識を持っているのだとは言えよう。
 どういう状況であれ、YUIMETALとMOAMETALの闘争はSU-METALの美しいハイキックで収められるのだが。

Yuijump

 それにしても、SSAでのYUIMETALのジャンプにも驚いたが、ジャンプ直前のYUIMETALのキャプチャ画像にはもっと感銘を受けた。
 もうこの表情と筋肉の張りはアスリート以外の何者でもない。トリプルアクセルを跳ぼうとしている浅田真央を想起せずにはいられなかった。

 これが可能であったのも、ステージが相応に広かった事であり、また受けるMOAMETALとの間には全幅の信頼関係が出来ているからだ。

 BABYMETALが「ガチ」であり「リアル」なのは、余裕の範疇で楽しませる一般的なエンターテインメントとは一線を画し、その時の限界を越える程までに挑戦してくるところなのだと思っている。これは本試論がもしかしたら書けるかもしれない結論の一つでもある。


 激しいところばかりではない。
 テンポがハーフになるダイアローグのパートでは、サムアップした三人が一歩ずつ近づいて触れあう。まあその直後からバトル・シーンになるのだが……。
 この部分で三人はアイコンタクトをして、最後まで頑張ろうという意思統一をしているのだと語っていた。
 でもあまりこの場面で、しっかと互いの目を見ている時はあまり無い気がする。
 気持ちの中で、という事なのだろう。


「ダメ・ジャンプ」は、X JapanのXジャンプの踏襲なのだそうだが、オリジナルを私は見たことがない。
 X Japanはこのジャンプを観客がする為に、関西の野球場での公演が出来なくなったというのを読んだ事がある。地盤があまり強くないと、その会場だけでなく隣接するビルまで揺れるのだそうだ。
 一人がジャンプする時の振動はたかが知れても数万人規模となれば、それは恐るべきものになるのだろう。
 いつまでBABYMETALはダメ・ジャンプを出来るのだろうか。

 MIKIKO-METALの音楽的な耳の良さも再認識させられる。
 この楽曲の終盤、サビ繰り返しに入る直前、SU-METALのヴォーカルの伸ばしに沿わせて薄くシンセによるコーラス(的な和音)がつく。あくまでも味付けの範疇なのだが、それに合せてYUIMETAL+MOAMETALは口元に掌を当ててコーラスをする振りをしているのだ。まるで天使の歌声の様に。
 ギターソロが終わろうとし、ドラムなどバッキングがフレーズを巻き込んでまとめていく時、二人はまたくるくると回転して、Dメロ頭でピタッと止る。これこそがキレというものだ。

 楽曲がアウトロとなり、三人はピラミッドの隊形となって――、最後の一音で両腕を突き上げ頭を上に上げる。
 可憐Girl's「Over The Future」のフィニッシュを想う人は多いだろう。

 ライヴであるとこの後に、タメてからドラム・フィルでルートの突き放しをバンドが盛大に鳴らす。
 最後のポーズを解いた時の三人は作った表情ではなく、本当に晴れやかな、やりきったという笑顔になっていて、ここでいつも癒やされる。

 We Are BABYMETAL!

 これもX Japanからの引用だそうだが、最早BABYMETALが継承した彼女達自身のものとなっているだろう。

 

 音源として発表されてから、このプログラムのアレンジも振り付けも変わる事は無かった(テレビの歌番組は除く)。当初は「小さな少女」だったYUIMETAL+MOAMETALが成長した今、同じ振り付けを続ける事には困難さもあるのかもしれない。(昨年仏公演でのこの曲は疲れている様に見えた)
 またSU-METAL自身も、相当に歌い込んできた曲ではあるが、コンディションによっては最近でも不安定な場合がある。
『ヘドバンギャー!!』でも書いたが、音源では7割程度の強度で歌っていても、ライヴとなり、二人が最後の力を振り絞ってパフォーマンスをしているのが見えていると、SU-METAL自身も気負いが強くなっていくのだろうと思う。
(SSAでの『ヘドバンギャー!!』は、SU-METALは歌う時微動だにしない態勢になっていた)

 プロなのだから常に安定した歌を聴かせる為にも、目一杯では歌わない方がいい。そういう価値観は間違いなくあるだろうし、それを実践しているヴォーカリストの方が多いと思う。歌に表情をつけるには、声にも肺活量にもマージンを残さねばならないからだ。
 しかしSU-METALはそういった技巧を使わない。多分、断固としてやりたくない訳ではなく、そうなってしまうのだと思う。
 私たちはその彼女の歌に魅せられたのだから、ASH時代、可憐Girl's時代以降、彼女を支えたヴォイス・トレーナーの判断には感謝すべきだろう。

 そして多分、SU-METALが歌う姿勢を全力にさせるのは、やはり歌詞なのだと思う。
 前項で色々と難は挙げたのだが、しかしこういうテーマをストレートに歌える楽曲は他になく、BABYMETAL以外に歌える筈がない。
 これは気持ちを押してあげる曲だと思っているSU-METALが、その気持ちを率直に伝えているこの歌い方を、誰も否定する事は出来まい。


 私が印象深いテイクは、やはりLoud Park 13と、Sonisphere 2014でのものだ。アウェイの観衆を最終的にねじ伏せるのは、やはりこのプログラムだ。
 Sonisphereでは珍しく1コーラス目が終わった後、SU-METALはニヤリと笑みを漏らしている。手応えを感じているのではないか。
 全てを完璧に構築されたBABYMETALのライヴも、こうしたリアルな手触りがあるから、言語が解らない多くの人が本物感を認めてきたのだと思っている。





 プログラムとしての論考はここまでなのだが、このプログラムが受け手側に何を伝えたかについて、補遺の項を書こうと思う。

 つづく


―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 さくら学院のウェブ媒体のインタヴュウが続々上がり、いやいやどれもが濃い内容だった。インタヴュワーはずっとさくら学院を見てきた人達なのだから、それも当然だろう。

【HMVインタビュー】 さくら学院2014年度 ~君に届け~

ナタリー:さくら学院2014年度卒業生が届けたかった思い

オリコン:3月で卒業するさくら学院メンバーに直撃!“成長期限定ユニット”に迫る

動画

 そして月曜日のLoGiRLは最高でした……。

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コメント

「イジメ」というテーマは、さくら学院という「疑似学校」という設定から選択されたものであると思うし、HIP HOP vs メタルという構図はメジャーデビュー曲として世に出すにあたって制作されたMVにおいて、後付けされたエクスキューズに過ぎないのではないでしょうか。
さらにこのMVでは他のMVと違って彼女達のカメラ目線を(皆無ではないが)意図的に避けているようにも思えます。
やはり正面きってストレートにぶつけるには難あり、というMV演出者サイドの判断があったのかもしれません。

とはいえSU-METALの凛々しい表情は、この上なく良く撮れているし、YUI+MOAのツインギターの当て振りは何度見てもカッコよく、前3曲のMVとは一線を画す出来になっているのは、やはりメジャーデビューという気合の入り方(と予算)を感じさせます。

>歌に表情をつけるには、声にも肺活量にもマージンを残さねばならないからだ。
>しかしSU-METALはそういった技巧を使わない。多分、断固としてやりたくない訳ではなく、そうなってしまうのだと思う。
ホントに彼女はメタルシンガーなんだなと。だから好きになったんだと気づきました。

LoGirl、最後の出演でいろいろ計画を練っていたであろう3年生のガッカリっぷりが面白くもありかわいそうでもあり良かったですね。慣れって怖い。

Sonisphere の動画を見ていると、それまで様子をうかがっていた観客もCMIYCで乗りはじめ、この曲で完全に乗って行くのが感じ取れ、「あ、受け入れられたのだな」と思いました。"we want more"を聞いた時の達成感は格別だったでしょうね。 

ガガのステージの時に、体調が悪かったのかMoaMetalが毎曲フラフラだった回(最終日?ギミチョコでシャウトして自分に活を入れたりしてた)があったのですが、ラストのイジメでSu-Metalが二人と視線を合わせるシーンで「Yui→Moa→Yui→Moa」と順番に見るところを「Yui→Moa→Moa→Yui」とMoaMetalに長く視線を送っていたのが印象的でした。

自分も敬遠していた者のひとりです。
ベビメタを知ってから一番最後に聴いた曲です。
バカだったなと思います(笑)
SU-METALの真摯な声に心を撃たれました。
そしてギターとドラムが素晴らしくて、ギターソロを聴いていると涙ぐんでしまうほど。
ゆいもあの合いの手は『そんなところでなにやってんの』って感じで茶化しているのだと解釈してました。
後半になるにしたがって、繰り返される『ダメ』と『とべ』がSU-METALの歌声と同様に負けるな、頑張れ、立ち向かえ、守ってやる、大丈夫だと言ってくれているように響いてくる不思議。
なんというか、三人の言葉や声や表情や伝わってくる絆、神バンドという名の守護神の奏でる音(この曲こそ神バンドでないと!)すべてがストレートで感動してしまうのです。

4人の独断であろう萌え萌えなオープニングに始まり、最早さくら学院の伝統とも言えるドッキリのスタート
本気でガッカリしてしまっていることがどうしても滲んでしまう中3を盛り立てながらのスリリングな進行
森先生も驚いてしまうほどの熱量で加速度的に盛り上がる対決企画
全てのメンバーが自分の個性を爆発させていて、ライブ感満載の素晴らしい生放送でしたね
全9回を通して、中3メンバーが下級生の引き立て役になってしまった感は否めませんが、大人が意図したものよりはむしろ中2以下の頑張りで獲得したもの
ゆいもあ目当てで視聴を開始した私に、成長期限定ユニットの名に恥じないサプライズを見せてくれました
さくら学院、凄いですね
来年度も目が離せません

モイモイのインタビュー…
取り敢えずベビメタっぽくて…
萎えた… 悲しい( ; ; )

 しかし興が乗っていたのは分りますが、
「タメてからドラム・フィルでルートの突き放し」は、
バンド経験者でないと相当ハードル高いと思いますヨ(笑)。

演る側、創る側、そして観る側の凡ての視点を盛り込んだ論考には、
新鮮な驚きを毎回感じています。

私もその昔舞台上で、振り向きざまにボーカリストの鼻面に、
ベースのヘッドストックを叩き込んだ想い出がありますが、
特にステージ上の3人の、
こぶしひとつ程の空間をすり抜けてゆく、
高速フォーメーション&アクションを目にすると、
感心する前に恐怖が走る事も少なくありません。

・・・て云うか、父兄度が上ってるだけか?
 


>これは正面のキャメラがSU-METALのFF(全身)より引いた画角のフィックスで撮られるべき演出なのだ。その前を疾風の様に駆け抜けていく二人がフレーム・インアウトするところを見たいのに

超わかります、コレ

BABYMETALの一貫したキャッチコピーであるメタルレジスタンスというフレーズを最も体現している曲ですよね。
抑圧との戦いというある意味古典的なロック精神を、イジメという10代の演者にとってリアルなテーマに仮託して表現しているように思います。
BABYMETALにおける抑圧との戦いとは、体制反体制とか、メタルの復興とかそういう類のことではなく、人生において否応無く立ちはだかる壁との戦いではないでしょうか。
それはまさしくSU-METALが言うように自分との戦いなのです。自分の足で立って、前を向いて頑張ろうよ。
それを彼女達は言葉ではなく、己の全てを捧げて体力の限界に挑むような献身的なパフォーマンスで表現している。
そこにBABYMETALの持つ唯一無二の素晴らしさがあると私は思います。
一つの理想的な、ある意味ファンタジックな青春のプレゼンテーションですよね。ひたむきで純粋で真っ直ぐな思い。
そしてそれは、さくら学院が生徒に、そして父兄に伝えようとしていることでも有るのです。
BABYMETALは、一見すると全くかけ離れたものに見えても、正しくさくら学院の産んだものなのだと今の私は理解しています。
水野結結が最近のインタビューでことあるごとに発言していますが、オリジナルメンバーとしてさくら学院を牽引してきたさくらのイコンである2人には、卒業後も、仲間と共に努力して成長することの素晴らしさというさくら学院の精神を、BABYMETALを通じて世界に広めていってほしいと願う今日この頃です。

東西冷戦からドイツ統一の象徴と言われるSCORPIONSのWinds of Changeのような曲を今の時期、テロの連鎖から解き放つ曲としてBABYMETALに出して欲しいですね。

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