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2015年3月17日 (火)

金子國義画伯逝去

Kaneko_kyoufu

 私事でありブログの趣旨とは異なる事だが、私が自由に書ける場はここだけなので。

 金子國義画伯が亡くなられた。
 先日までパーティなどにも出られていたそうなので、まだまだお元気なのかと思っていた。

 昨年出版した「恐怖の作法 ―ホラー映画の技術ー」という本のカヴァーに、金子画伯の絵を使わせて貰ったらどうか、と言ったのは友人でありセカンド・デビュウ作「妖都」の装丁を自ら会いに行って頼み込んで以来、懇意にしていた津原泰水氏だった。
 本にも書いた事だけれど、私の様な存在が金子画伯の絵をカヴァーに使うなど、おこがましいにも甚だしいと言ったのだけど、一昨年暮れに少しお会いさせて戴き、快諾して下さったのだった。
 他人の本のカヴァーを実質的に装丁されたのは、恐ろしい事だが「恐怖の作法」が最後となってしまったのだ。とても大きな責任を負ってしまった気分だ。


 画伯は亡くなられても、画伯が遺した絵はずっと愛されていく。




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コメント

 某文庫(笑)でお馴染みでした。
 バルテュスに通ずるところのある、独特の雰囲気。
 素晴らしい装丁を拝見して、ご本が欲しくなりました。

 画伯のご冥福を。
 

訃報の驚きと哀しみに初コメントします。
澁澤龍彦さん愛読者の私にとっては金子國義さんの絵画も偏愛して止まないものでした。ご冥福をお祈りいたします。最近、私なりにベビメタにはまっている理由を考え澁澤さんの「美少女コレクション序説」や「胡桃の中の世界」などを読み返している最中でした。澁澤さんのいうところの『完全なファンム・オブジェ』(客体としての女性)辺りに一つの理由(昭和的ですが)があるのでは、と考えており、そういう意味で、ベビメタ私論の中に金子画伯の物故が報じられたのは少なくとも私のなかではとても強い結びつきを持っているように感じらます。実は「唯一のメディア」でなく「相応しいメディア」なのかもしれません。合掌。

 あまりに世間が無反応なので悲しい・・・

 私にとって加藤和彦さんと金子國義さんの両方が居ないというのは、
あまりにもツラい。大変な喪失感です。

 本当の表現者というのは、何もしていなくてもいいから、
同じこの世に存在しているだけでいいから、
元気で生きていてほしいと思える対象なんだと思い知りました。合掌。

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