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2015年5月

2015年5月31日 (日)

ドイツ・フェス2連日

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 BABYMETALのワールドツアー2015前半、ヨーロッパ・ラウンドがスタートし、ドイツで連日開催された二つのフェスに出演した。
 ROCKAVARIAでは屋内のセカンド・ステージだったが、フェス全体の集客があまり芳しくなく、どうなるのかと案じたが、BABYMETALがステージに上がる時にはそこそこの観客が集まった。しかし初見の客が大多数で、当初はぽかーんと見ていた様だ。
 しかし前方では盛り上げる客もいたし、小さなWall of Deathも出来ていた。

 翌日のROCK IM REVIERも屋外のセカンド・ステージで、直前まで雨が降っていた。フェスへの集客はROCKAVARIAよりも厳しいという話も出ていた。
 BABYMETALが登場時は晴れていたが、相当に気温は低かったらしい。

 どちらの観客達も、演奏中はただ立ってステージを見つめ、曲が終わると盛大に拍手をするというスタイルで、直前までBABYMETALが行ってきたライヴとはまるで状況が異なっていた筈だ。

 多くの日本や各国のファンは、現場からTweetやInstagramに流される情報の断片を見ながら、想像力で応援していたのだが、ROCKAVARIAはミュンヘン五輪会場での開催で、1分毎に更新される静止画のWebCamを見つけた人がいて、勿論ステージの様子などははっきり見えず照明の変化ぐらいしか確認出来ないのだけれど、リアルタイムで見ているという気分を作ってくれた。

 ROCK IM REVIERはそうしたWebCamなどもなかったのだが、観衆の一人(事件記者の女性)が数曲分、スマートフォンでPeriscopeによるライヴ・ストリーミングをしたものだから、ネット民は食いついた。ファンカムとは違うライヴ中継は全く異なる体験になるからだ。
 少しずつ観客の身体が揺れ始めた事も確認出来た。

 新しいインフラ・サービスが現れれば、当然そうした現象が起こり得るのだ。
 スポーツでは既にネットでの中継視聴がコアなファンには広まっている(様々な手管は必要になるのだが)。

 私のファンカムに対する考えは、ブログ開設初期に書いている
 BABYMETALが世界に活躍の場を広げられたのは、勿論公式のMVがあってこそだが、ファンカムがヴァイラルな認知を飛躍的に広げた事に疑いはない。

 

 かつて音楽をデジタル圧縮したものがネットに上がり始めた時、多くの議論と規制や弾圧があった。
 後にはネットに対して寛容になっているMetallicaも、NapsterというP2P音楽共有サービス(後に合法組織化されたが消滅)に対して権利侵害を訴え、当時のネット民から大ブーイングを被った事もあった。
 iTunesが登場して以降も、暫くの間レコード会社によってはコピーコントロールCDを発売し続けた。
 だが現在はDRM無しの音楽ファイルをダウンロード販売する事が一般化している。

 こうした流れが音楽産業を衰退させた事は事実だろう。
 しかし、後に戻る事は出来ないのだ。
 そうなる前提で、今後のビジネス・モデルは構築されねばならない。

 ファンカムについても、こうした流れに向かうだろうと思う。
 これほど経済的なプロモーションは無いからだ。

 BABYMETALのファースト・アルバムが欧州で発売となった。
 ドイツのメタル雑誌の中には、最低点をつけるレヴュウも出ているが、いやそうした反応があった方が自然だ。
 BABYMETALがメタルヘッズ全てに受け容れられる筈がないのだから。

 しかしドイツ国内では相当宣伝が行き渡っている様だ。ヨーロッパ販売を行うear Musicの本拠だからだろう。
 8月にBABYMETALは、ドイツでのワンマン・ライヴを二日間分、追加を発表した。
 フェスで関心を持った観客がきっと集まるに違いない。

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 ドイツのフェスの様子は勿論、我々には断片しか判らないが、現地からの証言だとSU-METALのヴォーカルは絶好調な様だ。
 公開されている写真を見ると、三人の顔つきが見た事もない程にシリアスな場面がある。勿論、笑顔の場面も多い。
 普段とは違うリアクションの観客を前に、堂々と自らのパフォーマンスを臆することなくやりきった経験は、バンドを更に強くしたに違いない。

 BABYMETALは2日にフランスからライヴを続けていく。

2015年5月28日 (木)

ワールド・ツアー第一節を振り返る

 BABYMETALは7月と8月にそれぞれ二日ずつ、ファンクラブ限定の小規模ライヴを行う事を発表した。
 8月のは過日同様の白塗りドレスコード/男性限定の黒ミサⅡと、女性限定・赤ミサⅡは今回ポニーテール乃至ツインテ(ウィッグ・エクステ可)というハードルを設けている。
 7月の分は全く内容が明かされないまま。

 どちらも平日であり、ハコも大きくない。ワールド・ツアーの最中でもあり、この戦略にどういう狙いがあるのか現時点では判らない。
 抽選倍率は尋常ではない高さであろうけれど、小さなハコのライヴは私には魅力的なので、取り敢えず申し込みだけはしておいた(今回は曜日的にも可能なので)。

 BABYMETALには、海外の特にRolling Stone誌やウェブメディアが多くインタヴュウを試みているが、イギリスのMTVが行ったものが現時点では最良なコンテンツとなっている

Kawaii Metal BABYMETAL Headbang Their Way Around the World, Again

翻訳ブログ

             

 どのメディアも質問が似たり寄ったりなので、彼女達も基本的な事を答えるだけで文字数が尽きる中で、長めのスペースを確保したのがここだった。

 SU-METALが葉加瀬太郎と共演したいという意外な答えをしていたり(恐らくこれは、何らかのコラボレーションがある前提ではあると思う)、MOAMETALは必ずや食べ物の話をするというお約束も徹底している。
 YUIMETALはどのインタヴュウでも割と言葉少ないのだが、このMTVのインタヴュウでは多く喋っている。

 興味深かったのは、他のメタルバンドを見て参考にする事は何か、という問いに対して、Slayer(のギタリスト=ケリー・キング)が演奏中に舌を出す仕種をするのがカッコ良かったので、真似をしているという答えをした事だった。

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 そうだったのか……w

 演奏中の舌出しと言えば、大村孝佳。大いに観客を煽っているが、そればかりか『メギツネ』では歌も歌いながらバッキングをしており、更にYUIMETAL+MOAMETALの「扇風機ヘドバン」では一緒にやる様になっていて一層愉しませてくれる。



 いよいよ今週末からはワールド・ツアー第二節、ヨーロッパ・ラウンドがスタートする。初っぱなはドイツのフェスで、日が落ちる時間帯に1時間という枠(フェスでは2番目の規模の会場)。フェスでそれだけ長い時間を演じた事は無い筈で、どういうステージを行うのか期待している。


 第一節のステージ・パフォーマンスを振り返ってみると、これはネットでも多く指摘されてきたのだが、YUIMETAL+MOAMETALのダンス・ルーティンに於けるユニゾン度が、前年度までに比べると段違いに上がっている。

 これまでは、YUIMETALは正確無比、キレの良さを見せるのに対して、MOAMETALはよりエモーショナルで、ムーヴメントのピークはぴっちり合せても、曲げ伸ばし、制動はあまりシンクロをさせず、二人の動きの個性を愉しめるという印象を持ってきた。勿論、瞬間的にはYUIMETALには見られない爆発的なアクションも持ち味であった。
 しかしメキシコから始まった今年のワールド・ツアーでは、完璧に近いまでのシンクロ度となっている。
 さくら学院卒業式以降、「レッスン」(彼女達は今もリハをそう呼んでいるらしい)をする中で、相当に精度を上げたのだろう。

 またツアーには和音先生が帯同していたので、細かい微調整も出来ていただろうと思う。

 まだどのステージも、ちゃんとした映像は当然見られていないので、正確な把握など到底不可能なのだが、『ギミチョコ!!』の「手で四角形を作る」振りは、かなり大きなモーションに変更されている。
 ステージで見栄えを増す狙いであろう。
 他にも変更点は幾つかありそうである。


 



2015年5月25日 (月)

MOAMETALの魔術的攻撃

 BABYMETALは昨日、TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2015「メトロック」に出演した。
 Ⅰ万人くらいは集まったのだろうか。半分はBABYMETALのTシャツを着たメイトで、それ以外は若い音楽ファンが集まった様だ。

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 ワールド・ツアー最中にこのイベントに出演したのは、「LIVE IN LONDON」のプロモーションが主な意図ではあっただろうが、三人も神バンドも、日本の穏やかな日中にパフォーマンスする事を楽しんだだろう。

 それにしても、プレイ前後のTweetの勢いは凄まじく、とても全容を追うのは無理だった。多くの新規ファン、特に若いファンが増えたのだと思う。

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 私が見て回るブログ等ではあまり話題になっていなかったので。

 数日前にRedditで紹介されていたこの動画が面白かった。
 MOAMETALが魔術を警備担当者に放っていたというRock On The Rangeの動画。

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 特にMOAMETALは、パフォーマンス最中に客席へ多くアイコンタクトを送る事が知られているが、ROTRは最前列がステージから遠く、ふと近場へ攻撃の相手として選ばれてしまったのだろう。
 それにしても、最後のフレームのMOAMETALの顔が……w
 画像もRedditから拝借。

 

 ROTRでの『メギツネ』では、SU-METALが面を被って横を向いている時、MOAMETALが何かを話しかけているところが観察されたが、メトロックでも同じ様に何かを話しかけていたらしい。
 昨年のHeavy MontrealでSU-METALが投げたキツネ面がMOAMETALに当たるというアクシデントがあり、その後MOAMETALは繰り返しその事でSU-METALをからかってきた。

 メトロックの観客が目撃した中では、「Road of Resistance」で後ろを向いた時、ドラマーの青山英樹に変顔を見せていたらしい。

 さくら学院のステージで菊地最愛は、やはりステージで後ろに向いた時、前を向いているメンバーに変顔を見せて笑わせようとしていたという。

 100%以上、パフォーマンスするステージを自分自身でも愉しもうという気概の現れなのだろうと思う。




 ちょっと洒落にならない程遅れてしまった仕事にやっとけりをつけた。
 やっとこれで、本ブログの趣旨であるプログラム論考に戻れるのだが、ちょっと虚脱状態なので、徐々に復帰していきたい。

 過日のジュンク堂でのトークショウは、満場御礼で有り難かった。来場者の年齢がかなり広範囲だったのが面白かった。

 この時の模様はジュンク堂がニコニコ動画にアップするらしいので、もし興味ある方は時々ジュンク堂のニュースを見て戴きたい。私は自分が映る動画なんて見たくないのでリンクは張れないが。

2015年5月21日 (木)

LIVE IN LONDON 発売

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 生存証明更新。

 BABYMETAL WORLD TOUR 2014 LIVE IN LONDONが発売となった。
 THE ONE限定APPOCALYPSEボックスセットも昨日には配送されてきた。
 躊躇いなく開封はしたが、映像も写真集も今は見られない。
 ただ、一般盤の初回限定封入ステッカーが(当たり前ながら)入ってない事に気づき、新宿TOWER RECORDSにワープして入手し、貼る予定がないミニポスターも落手した。
 しかしとうとうユニカビジョンの街頭ライヴ上映は見られなかった。

 限定版の映像特典は、幕張SU-METAL聖誕祭2014年9月のワールド・ツアー最終公演はフル収録であるものの、米・仏・独の映像はダイジェスト十数分のみである様だ(一応ゆいもあバンギャーは見られるらしい)。

 ファーストアルバムの通常盤は安く価格設定がなされ、若い人にも買い易く配慮したが、映像作品、殊にブルーレイはやはり高額だ。可能ならば安くして欲しかったところだ。

 にもかかわらず、オリコン・デイリーではBD,DVD共に1位を獲得している。
 勢いが続くのであれば、名実共にBABYMETALがブレイクしたという事になるのだろう。

 日本市場でメジャーな存在になる事は、それによるマイナス面もあるが、したい事がより自由に可能となる事も大きい。

 ファンにとってはワールド・ツアー第1節の躍進、映像作品の内容に心奪われるばかりだが、ファースト・アルバムの世界発売、ライヴ映像商品の発売という商業的な節目が、BABYMETALの近い将来を左右する事は間違いない。

 これは音楽業界のみならず、私が属する映像業界、出版業界にとっても重要な問題だと思っている。

 それが売れるという確実な保証が無い状況下で、本当に才能のあるタレントが有機的に結びつき、誰も成し得なかった様な発想、努力を積み重ね、時間を掛けて創り出された「作品」が、一部の名声ばかりではなく、商業的に成功するかどうかは重要な問題なのだ。

 業界に長くいると、そんな正論はなかなか通らないよねとペシミスティックになりがちであった。それが「業界」の常識であり「予定調和」なのだ。
 BABYMETALという存在は、それを毀してくれそうだ。

 しかし決して私は、BABYMETALに何らかを仮託しようとは思わない。

 BABYMETALと、BABYMETALに関わり努力した人々は必ず報われて欲しいと思う。






直前告知:切通理作さんとのトークイベント

「もっと高く! 『少年宇宙人 平成ウルトラマン監督・原田昌樹と映像の職人たち』(二見書房)
× 『光を継ぐために ウルトラマンティガ』(洋泉社)刊行記念トークセッション」

ジュンク堂書店 池袋本店
開催日時:2015年05月22日(金)19:30 ~

※BABYMETALの話はしませんw

2015年5月19日 (火)

FULL CONCERT (w/ mosh pit, circle pit, and wall of death)

 原稿30枚書いたところでROTRのフル動画が。
 すいません。認識不足でした。
 完璧にホームでした。
 ギミチョコ歌ってます。車椅子サーフありました。
 IDZのWall of Death、完璧です。
 本当にありがとうございました。



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2015年5月17日 (日)

Rock On The Range conquered

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Photo:Dana Distortion

 BABYMETALはオハイオで開催されたロックフェス Rock On The Range (以下ROTR)に出演し、またもや勝利を収めてしまった。

 今回の中・北米サーキットの最後に迎えたこのフェスには、やはり幾つもの懸念材料があった。
 昨年、イギリスのメタルフェスSonisphereへの出演は、開催近々になってメイン・ステージに昇格され、BABYMETAL側も心配する程だったのだが、結果的には幾度も触れてきた様に成功を収めた。
 しかしずっと勝ち続けるのは容易い事ではない。

 ROTRではセカンド・ステージ。持ち時間も30分と、軽い扱いであった。
 更に当日になって天候が崩れ、雨が降ったり止んだりという状況でステージも大量に水を被っていた。
 ここまで一日おきに移動しながら3回のライヴを行っており、疲れが出ていてもおかしくない。
 また前夜のヘッドライナー、Slipknotのオフィシャル動画を見たが、観衆の数は埋まっているものの、ステージも観衆も体温が低かった。Slipknot自体がステージ上で発揮する熱が年々下がっているのは知っていたが。

 しかし、蓋を開けてみればセカンド・ステージの収容人数を越える観衆を集めた。最低でも1万5千人はいただろう。この時点で既に勝利だとも言えるし、昨年から認知度が上がったBABYMETALのプレゼンスを見事に表わして見せた。
 メイン・ステージを宛がわなかった主催者は猛省すべきである。

 そしてBABYMETALはそのポテンシャルを遺憾なくパフォーマンスしきった。

 我が軍METAL HAMMERの取材陣はすぐさま多くの麗しい写真と共にレヴュウを上げたが、ロック・メディアのデイリー・レヴュウでも大きく扱われた。
 Redditには、ROTRのスタッフだという人物がBABYMETALのステージを見てすっかりファンになった事を告白する記事も上がる。


 日本から観戦に赴いたファンの多くは当然ながらステージ前にいるので、広い会場のリアクションはなかなか伝えられない。
 まだ僅かしか上がっていないファンカムは殆どがInstagram, Vineの短いクリップくらいだが、『ギミチョコ!!』を撮った動画はあった。コール&レスポンスに応えて「チェケラ・チョコレート」と歌う人はあまりいない様子に見える。しかし曲が終わった時の歓声は驚く程大きい。
『Road of Resistanse』のシンガロングは、かなり後方でも歌っている人がいたという書き込みもあった。
 何より、どのTweetを見てもモッシュ・ピットの凄まじさはSlipknotの比ではなかった。いきなりモッシュに巻き込まれた人の動画には同情を禁じ得ない。
 クラウド・サーフの数は、私がこれまで見たライヴでも最も多かった。三人にはステージ近辺しか見えてはいなかっただろうが、どれだけ大きな反応を観客がしていたかは判っただろう。
 車椅子の女性をサーフさせる写真はBABYMETALの時ではなく、メイン・ステージのIn This Momentの時に撮られたものだ。



 今のBABYMETALにとって30分は短い。どういうセットリストになるのかが注目されていた。
 スタート曲は何と『Catch Me If You Can』だった。乗り易いリフ、パワフルかつファニーなダンスで、ライヴ初見者が魅了されずにはおれないキラー・プログラムである。
 神バンドソロが冒頭にあるライヴ・アレンジ版は、もともとは三人が束の間の休息を入れる為に設けられたものだったが、今回は短いサウンド・チェックから直結させてステージを始めたのだ。これが冒頭となる前例は無い筈だ。
『ギミチョコ!!』『Road of Resistance』を真ん中にもってくるというのも意表を突いている。やはり締めとしたのは『イジメ、ダメ、ゼッタイ』であった。『ギミチョコ!!』以外のPOP系楽曲を除いてガチのロックナンバーで固めてきた。
 ロック・フェスという状況を鑑みた心難い戦術だった。

 トロント後かシカゴ後だったか忘れてしまったが、帯同フォトグラファー、ダナ・ディストーションの写真の中に「和音先生」こと富田和音が映っているものがあった。MIKIKO-METALのダンス・カンパニー ELEVENPLAYの一人であり、さくら学院やBABYMETALの振付け/舞台演出助手をずっと務めてきた人だ(従って三人には『先生』である)。
 以前の海外ツアーにも帯同していたのかどうかは判らないが、今回は何より、メキシコ攻略対策の意味合いがあったに違いない。昨年ELEVENPLAYはメキシコ公演をしており、三人に「身体的にどこまで攻められるか」という限界を正しく伝えられる存在なのだ。

 私はずっとBABYMETALについて、アスリートという性質をも重ねて見ている。一流のアスリートであるなら、コーチやトレイナーが帯同するものだ。大人の身体になってきている三人を、心身の面で支えるという大きな意味があったのだと思う。
 KAZUNE-METALと呼ぶべき存在かもしれない。

 ROTRでは披露されなかった『ヘドバンギャー!!』の大の字ジャンプは、トロント以降も1回目はオミットされる事になった様だ。「ふくらはぎが攣りそうになる」とMOAMETALが述懐していた程のハードな振付けであった。しかし2コーラス目では復活しており、しかも控えめに見て、二人とも去年よりも20センチは高く飛んでいる。恐ろしい。


 世界ツアー前半戦の1節目は全勝の結果であったが、細かいトラブルは数知れずあっただろう。メキシコでは機材トラブルらしく『ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト』がオミットされた。シカゴではYUIMETALのタイツが破れたり、珍しくMOAMETALが『4の歌』の振りを間違えるという場面もあった。ROTRでは『イジメ』の頭で数小節ギターの音が出なかった。
 バックステージなどではもっと深刻な事もあったかもしれない(あったらしい事を藤岡幹大がTweetしている)。
 しかし、そんな事を露ほども観客に悟らせず、三人もバンドも、サポートするスタッフもプロとしてステージを完遂している。大いに尊敬すべき事である。
 このハードな日程のツアーをこなせた事への自信は、一層BABYMETALを強くするに違いない。
 帰国して一週間も経たない内に、TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVALに出演する。更にその数日後からはヨーロッパ・サーキットである。




 METAL HAMMERが、ステージ直後にインタヴュウした動画がすぐに公開された。
 躊躇なく話すSU-METALの英語が巧すぎる。マンツーマンのレッスンを相当積んだに違いない。


2'44"よりインタヴュウ。



 シカゴへ観に行ったテキサスの女子大生のファッション・ブログ(タイツの破れはこれで知った)


 そして、ROTRに於けるBABYMETALが果たせねばならなかったもう一つのミッションも、抜かりなくコンプリートしたのであった。

— BABYMETAL (@BABYMETAL_JAPAN) 2015, 5月 17

 もうついでに、既にここもまとめサイトと化しているので(開き直ってはいない)紹介しておくが、昨日オーストラリアのABCが放送した、BABYMETALを報じるテレビニュースの動画。
 遂に伊藤政則がBABYMETALについて言及させられた。更に過日の黒ミサ(白塗りドレスコード)ライヴの来場者の様子が取材されている。

 ああ、仕事が終わらん……。

2015年5月16日 (土)

シカゴ陥落

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 BABYMETALはシカゴのハウス・オブ・ブルースで公演を成功させた。
 メキシコはJpopファンが多く(これまでの海外公演で最も正確な「チェケラ・チョコレート」を満場で歌った)、トロントは興味があって来た初見者が多く、シカゴは熱狂的なファンが詰め掛けた様だ。

 シカゴは出不精な私も一度訪れた経験がある町だ。私に近い世代にとって映画『ブルース・ブラザーズ』は聖杯的な存在である。
 ネットでも誰かが書いていたが、ブルース・ブラザーズは「サタデーナイト・ライヴ」のコントに於けるキャラクターとして生まれた。
 しかしジョン・ベルーシとダン・エイクロイドは筋金入りのブルーズ・ファンであり、歌もパフォーマンスも本物であった。「サタデーナイト・ライヴ」の箱バンには名うてのミュージシャン(スティーヴ・ジョーダンもいたが映画には不参加)がいて、それを元にブルース・ブラザーズのバンドが作られた。こうした経緯はBABYMETALと実に似通っている。
 ネタから生まれたマコトの元祖がブルース・ブラザーズだったとも言えよう。
 ハウス・オブ・ブルースの経営者はジョンの弟、ジム・ベルーシである様だ。とても雰囲気のあるハコだと、ボズ・スキャッグスのライヴ映像を観た時に思っていた。

 レヴュウが幾つか出ているが、何れも絶賛である。

Tailgrob.org(y) Consert:Babymetal(トロント)

※SU-METALの腕の逆反りが印象的だったらしい。

シカゴ・トリビューン
Babymetal is here to conquer the world

最後の一文がとても良い。Why can't metal make you smile?

 両者とも、「これまでBABYMETALをよく知らなかった」記者が書いている。
 やや懐疑的な出発点から見始め、ショウが終わったときには全面降伏しているところも同じだ。
 シカゴのショウを見たアメリカ人ファンが、昨年のNY,LAの時よりもずっと良かったという感想を述べていた。

 さて、中1日でオハイオ・コロンバスで開催されるRock On The Rangeフェスティヴァルである。
 BABYMETALの出演を発表したFacebookにネガティヴな反応が山と書き込まれた事を忘れる訳にはいかないが、最終的にはねじ伏せる予定である。



 トロントのファンカムだが、これまでに見たファンカムでもある意味では究極なものである気がする。モッシュピットで熱狂しながら撮っているので、映像はブレまくり。時には全く何も映らなくなる。ステージの三人はちらちらと垣間見えるだけ。恐らくピット内にいたらこういう感じなのだろうというリアリティが横溢しており、かつ自分のその時の思考がテキストでスーパー・インポーズされる。映画『ブレインストーム』の追体験VR機の様だ。


2015年5月13日 (水)

トロント制覇

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 BABYMETALはメキシコ公演の翌日、ニューヨークに一日滞在しソニーの重役を表敬訪問したり、インタヴュウを受けた後にトロント入りして、昨日ショウを行った。

 メキシコ・シティでの公演は、心理的な高地トレーニングにもなっただろう。当然ながらトロントでも観客を熱狂させた様だ。

 メキシコではこれでもかという程のファンカムがアップされて大いに堪能出来た。
 比較的音質の良い動画を見ると、BLACK BABYMETALのプログラムのヴォーカルはプリ・レコーディング(Music Recorded)を使用した様だ。極めてプラグマティックな作戦だったと思う。振付けの一部簡略化と共に、如何にBABYMETALが真剣に各国でのステージを完遂するか、万全に対策がされていた。
 メキシコから、度々三人は曲の合間にステージ上でも水を補給する場面が見られる。初期のステージは記憶が飛ぶ程に集中し、若い体力任せでこなしていたところがあったが、既に5年目のBABYMETALは頭の半分で自身をコントロールしきっているのだろう。

 だからなのか、SU-METALが時折素の様な笑みを浮かべたり、MOAMETALがどう見ても菊地最愛な地団駄を踏んだりする場面が垣間見えてきて、私個人的にはとても素晴らしい成長だと思っている。そうした顔を見せるのは余裕があるからである。

 今回のワールド・ツアーは曲間がゼロなところが多い様だ。観客はほぼノンストップでBABYMETALのエネルギッシュなステージを堪能出来る構成だ。
 これが可能になったのも、三人が強靱な肉体を作り上げたからに他ならない。


 トロントのファンカムはあまり見られていないが、歌に関してはかなり調子が良さそうだった。もう要らぬ心配など必要ない。
 YUIMETAL+MOAMETALも、トロントでは生で歌ったと思われる。メキシコでの『おねだり大作戦』は、CD音源ではなく最近の彼女達の歌で録音されたものだと思う。「買ってー買ってー頂戴!頂戴!」の部分、最後の「頂戴!」は二人ユニゾンというコーラス・アレンジになっていた。
 トロントではいつものライヴ同様であり、息継ぎが苦しくなるところもリアルに聴き取れる。しかし歌声は昨年までとは歴然と違いが判るPA乗りで、ますます二人のヴォーカルが楽しみになった。

 

 少なくともワンマンのホール・ライヴはもうただ観客のリアクションが楽しみだという心境に至れて、私としてもホッとしている(自分の事について)。

 しかしアウェイ感が若干あるかもしれないロックフェスは、やはりまた落ち着かなくなりそうで心配である(自分が)。

 中一日で次はアメリカ・シカゴだ。





 WOWOWで新春キツネ祭りの再放送があった。
 内容は3月の本放送と全く同一。
 途中で意図不明に挿入されるSummer Sonic, Loud Parkのダイジェストも、せめてSSAライヴと異なるプログラムだったらまだ許せた(いや、やっぱり許せない)。

 音も同じだとは思うが、歪み感が少し軽減された気がしなくもなかった。
 ただ、その後に放送しているLoud Park14のオーディオと比べても極端にハイ上がりでごっそり中低域がなく、サブウーファを鳴らす音域だけがフゴフゴしている。
 よほど極端なモニタ環境でMAをやったとしか思えない。

 本放送でも全く同じ現象が起きたのだが、『Road of Resistance』の導入紙芝居の後で、私が使っているSHARP(嗚呼……)のレコーダーは「受信不良なので録画を停止します」というアラートが出る。
 しかし一応最後まで録画はされている。TSファイルを見ると二つに分割されていた。
 本放送の時は何かこちらの環境の問題かと見過ごしていたが(録画は見られたし)、リピートでも全く同じ現象が起きるというのはソース側に問題があるとしか思えない。
 音声といい、放送規格を遵守して作られたのか、私には疑念がある。

2015年5月10日 (日)

仕事にならないんだけど!(怒)

 いや何でもない。遠く異国で前人未踏のミッションを果たした高校生に比べたら……。

 という事で今回も記録用エントリ。

 BABYMETALの2015 ワールド・ツアーが遂にスタート、メキシコ・シティでのライヴが無事に終了した。
 事前の危惧は杞憂となり、BABYMETALも観客も大満足というこの上ないものとなった。

 現場に立ち会えた現地4千人以外のファンは、Twitter, Instagramにリアルタイムで上げられる情報や画像を追いながら推移を見守った。
 ライヴ終了後間もなく、ファンカム動画が五月雨式に続々とアップされている。

 

 その中でいち早く、メキシコのプロ・フォトグラファーが公開した写真群には目を奪われた。Babymetal en el Circo Volador

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 特にこの写真のSU-METALの笑顔は、これまで見た覚えがないものだった。
 こうしたナチュラルな表情が見られる様になった事が、今年からのBABYMETALの大きな変化のきっかけとなるのかもしれない。


 

 コロラド・スプリングスという高地でフィギュア・スケートの四大陸選手権が開かれた時、酸素濃度の影響を全く受けない選手もいる中で、演技を終えると真っ青になり、酸素吸入器をあてがわれていた選手もいて、その姿が強く印象に残っていた。
 コロラド・スプリングスよりも標高が高いメキシコ・シティでのショウをする上で、BABYMETALは万全の対策をとってきた様だ。
 ファンカム動画の断片で見る限りだが、三人のパフォーマンスは最初から飛ばさず、最後まで演じるという強い意志の許、ペース配分を厳格に守っていた様に感じられる。
 特にYUIMETAL+MOAMETALは、『ヘドバンギャー!!』の大の字ジャンプは行わず、『イジメ、ダメ、ゼッタイ』の「駆けっこ」も相当に緩い速度に抑えていた。
 しかしいつもの様なキレは決して失ってはいない。
『おねだり大作戦』『4の歌』は、これまでのライヴの中で最も声がよく出ていたとすら思える。

 SU-METALは特に序盤、音程をとるのに苦労している様に見えたが、すぐにいつもの伸び伸びとした歌声を響かせた。


 それにしても、BABYMETALはこうした遠征を既に一年前からやってきていた。ファンもネットでほぼリアルタイムにその動向を注視し見守ってきたのだ。誰にそうしろと頼まれた訳ではなく。
 BABYMETALの遠地での活躍とそれを見守るファンという、かつて無い形の関係性をやっと、自分自身でも体験し納得する事が出来たのだった。

 二日前には、BABYMETALがイギリスにてMETAL HAMMER誌が主催するアウォード授賞式のステージにメインアクトとして出演する事が発表された。しかもDragonForceがフィーチュアされるという。
 どういう形での共演となるのか、既に何となく見えてはいるものの、しかしそれが実現したらとてつもない昂揚感があるに違いない。


 そしてBABYMETALのワールド・ツアーは本当に始まったばかり。次はトロントだ。


2015年5月 8日 (金)

Road of Resistance - Live in Japan

 今日は更新する予定ではなかったのだが、昨日の午後に公開されたOfficial Live Music Videoがあまりにもインパクトがあったので、記録の意味でエントリしておく。

 公開日付が5月6日となっているが、日本では7日の昼過ぎであった。
 12時間経過時点で65,000再生600コメント60,000高評価。

 今年正月、SSAで開催されたライヴに於ける『Road of Resistance』を切り出したライヴ映像だが、WOWOWで放送されたものとはまるで異なるものだった。
 神バンドの映像も多くカットインされており、何より音が違う。
 WOWOW放送版は-20dbだし、ダイナミックレンジも低く、音自体に歪み感すらあった。
 今回公開されたものはレヴェルも適正。解像感も高くベースがよく聞こえる。中~低域が適切に整えられている証左だ。
 波形を比較してみようと一瞬思ったのだが、ちょっと今それをやっている余裕がない。

 まあそんな事よりも、SU-METALの存在感は尋常ではない。
「We Are」のくだりは短縮編集されているが、ゲネラル・パウゼ(完全に演奏を止め)でのシンガロングは、SU-METALのズレ補正をそのまま隠さず収録されていて、ドキュメンタリとしてガチである。
 ノー・ギミックのBABYMETALの実力を見せる最高の映像であり、World Tour直前にこれを公開した戦術には心から敬服した。


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 最後の「See You!」は声だけで、センター・ステージに向かう花道だけを写した映像が溶暗し、『Road of Resistance』のタイトルがスーパーインポーズされる。
 彼女達の「Road」の先は暗く見通せないが、それでも向かうのだという宣言をしたのだ。

 それにしても、最後のマグネシウム花火は3人のすぐ側で爆発していて驚く。というか、よく3人は平然としていられたものだ。

 もしメンバーの中に杉崎寧々がいたら、やっぱり悲鳴を上げたのだろうか。
 最後に爆発があるのも「さくら由来」ではあった。



2015年5月 7日 (木)

BABYMETALを応援しよう

 4月内に200枚の仕事が今尚終わらず、更新復帰は来週以降になりそうだ。
 放置気味にして申し訳ないと思う。


 

 今週末には遂にBABYMETALのメタル・レジスタンス第3章、ワールド・ツアー2015がメキシコから始まってしまう。
 会場周辺はあまり治安が良くなさそうだとか、標高が高く酸素が薄いだとか、心配の種は尽きないのだけれど、一旦ショウが始まってしまえばBABYMETALの熱量が全てを支配する、そういう予想しか思い浮かべられない。
 BABYMETAL、神バンド、スタッフ達の無事を願ってやまない。

 何かこの落ち着かない気分は、昨年のソチ・オリンピックの頃を彷彿としてしまう。あの時は報われたのだが。

 日本の、海外のメイトは現場に行けずとも強い気持ちでBABYMETALを応援している。その力は決して小さくない筈だ。


 さくら学院も新たに6名の転入生を迎えて、新たな年度が始まった。



 振付けの解釈について、私が不用意な発言を書いてしまった事で色々とコメントで気を遣って戴き恐縮だ。
 基本的には一個人の思い込み解釈を書き逃げするコンテンツだったのだが、終盤となってグダグダとなったのは、オーサーである私が一番悪い。
 コメントは本当に色々違う考えが読めて、それで後半の私の解釈がシフトしていった場合もあるし、それはこういうネットでのリアルタイム連載的な媒体ならではの、予期せぬ展開でもあった。だからコメントに何を書いては困るといった制約は設けたくないのだけれど、逆に気を遣って戴いた方もおられるし、もう残すプログラムも見えているので、流れに任せる以外の事が出来ない。コメント欄では開設初期「くなか」というハンドルでコメントをしていた。

 コメント欄の方々、すみませんでした。



 更新が滞っている間、SU-METALのヴォーカル、声質についての議論があちこちで同時多発していた。
 何故彼女の声が魅惑的なのか、私は表現としての歌唱以外については何も言葉に出来ないが、こうした見解や、或いは周波数的に見てみる試みなどは興味深かった。以下は雑感。

 鼻腔共鳴については、至極納得出来る部分が私にもあった。
『ド・キ・ド・キ☆モーニング』(音源)の「モーニーーーング」の「ニー」の部分は明らかに共鳴現象を起こしていて、ノーマルなヴォーカルの入力レヴェルを逸脱している。
 しかしそれは、この録音時期のSU-METALの頭蓋サイズ、鼻腔サイズと声帯の共鳴関係がこの楽曲の「ニー」の周波数とマッチしていたという事であり、彼女の声の特質とは若干別の事柄な気がしないでもない。
 だが『イジメ、ダメ、ゼッタイ』など、ライヴでの歌唱が音源からアレンジされている部分の歌い回しは、最も響かせやすい口腔の形や音程を無意識に選択しているという可能性は高い気もする。

 SU-METALの歌声には、何か特別な要素がある事は間違いなく、また別の検討が為される事を期待したい。

2015年5月 2日 (土)

RoRのシンガロング対策

 思いつきでエントリするのも恐縮な話だが、
『Road of Resistance』のシンガロング・パートは、男性に特に後半、音域が高すぎて声が出ない事案がある。

 思うのだが、キツい人は3度下のハモを歌ってはどうか。
 誰かそういうインストラクション動画を作ってくれたら嬉しい。

2015年5月 1日 (金)

Dana Distortion

3h9

 BABYMETALのワールドツアーに、ファンにはお馴染みのフォトグラファー、Dana Distortion (Yavin)が帯同する事が公表された。


 かなりのビッグネームも被写体にしてきた、ロック・シーンでも気鋭のフォトグラファーとして知られる。彼女のギャラリー
 デジタル世代らしく、HDRを多用した写真は情報量も多く色が豊かだ。
 しかし何よりも、BABYMETALというバンドが何を見せるのかを熟知した上で、正しい瞬間に正しい位置にいたという事が、数多くの名ショットを撮ってきた理由では最も大きいものだと思う。

 本ブログでも度々画像を拝借して恐縮しているが、BABYMETALプロジェクトの重要なクリエイターの一人が今年も合流する事は素晴らしいと思う。


【BABYMETAL.NET】Dana(DISTORTION)Yavin独占インタビュー の翻訳 
リンクミスっていました。すみません。

 世間はGW。そんな時の暇潰しに読んで貰いたかったこのブログだが、身辺バタバタのしわ寄せで仕事が遅れに遅れており、なかなか更新出来ない。
 9日のメキシコ公演までにプログラム批評を書き終える事は絶望的となってしまった。なんとも不甲斐ないのだが、偶に更新をチェックして戴けると有り難い。

『ギミチョコ!!』の論考は楽しみながら書きたいのだが、ちんたらしている間にコメントで私の読み方と近い方も書いておられ、何を書いても後出し状態。まあ解釈自体は論考の目的ではないので、これもまたおいおいと。




 

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