« 『4の歌』考 2 | トップページ | CD 「LIVE IN LONDON」 »

2015年10月 7日 (水)

『4の歌』考 3

Cnjkvpswwaafmlr

† 振付けパフォーマンス

 論考後半は振付けとライヴ・パフォーマンスについてを記す。
 先ず指摘しておきたいのは、このプログラムはBLACK BABYMETALが実際に生で歌う前提で作られたプログラムだという事実だ。
『おねだり大作戦』は披露初期にはリップシンクで演じられていたが、1stアルバム発表時は既に生歌で演じていた。
 では『おねだり』よりも『4の歌』の振付けが平易になっているかと言えば、まるで逆なのだ。
 現在はBABYMETALがそうしたパフォーマンスをする事にはもうファンは驚かなくなっていたが、このプログラムのタフさは慣れた今でも瞠目させられる。

 彼女達が実際に最もヘヴィなプログラムだと実感しているのは『BABYMETAL DEATH』なのだという。これは意外だった。確かにジャンプをしている時間帯は多いだろう。
 これは全くの推測に過ぎないのだけれど、彼女達がこのプログラムをヘヴィだと感じるのは、逆説的だがこのプログラムがセットリストでは唯一、リップシンク曲だからではないか。ほぼインストゥルメンタルで、自分達の名前を言う僅かにしか存在しない声を出すパートも、ライヴではプリ・レコーディング(MR)が使用されている。
 声を出す箇所が無いとなれば、彼女達は全身全霊でダンス・パフォーマンスをするしかないのだ。歌う箇所があれば若干の加減を無意識に制御出来るが、ダンス〈だけ〉のプログラムでは100%以上に演じる、それ故の疲労ではないかと思っている。


 ライヴ・ヴァージョンでは、前項までに記した通り、「Si,Si,SiSiSi」というホワイトノイズにも似た音〈だけ〉が抽出されたエクステンデッド・イントロがつく。
 昨年のフォーラムでは暗転した舞台中央まで、二人は普通に歩いて登場したが、ブリクストンではステージ中央の階段を降りてくる。

 プログラムの導入部は『おねだり大作戦』のアティテュードを引き継いでいる印象だ。
 二人は不敵な感じでポーズをとる。
 しかし「Si Si SiSiSi」リフに入ると瞬間的に豹変する。
 ニコニコしながら「Si Si SiSiSi」に合わせて踊り始めるのだが、ここが先ず凄まじい。
 「しーっ」のポーズで拍毎に身体を曲げながら(つまり往復で8分の刻みをしている)、2小節目3拍目裏「よんよん!」でポーズを決める。
 恐らくこのパートは無酸素域での運動だろう。生歌で「よんよん!」と歌う直前にブレスが入るだけだ。
『イジメ、ダメ、ゼッタイ』のAメロ頭で猛烈に頭を振る箇所も無酸素域運動で、あそこはキツいだろうと思う。有酸素域と無酸素域が交錯する運動として、フィギュア・スケート競技はやはりBABYMETALプログラムと共通性を見出せる。
 BLACK BABYMETALの二人はこのプログラムの大部分を満面の笑顔で演じきる。

 過日、元水泳シンクロ選手だった双子の女性がバラエティに出演した際、ホステスのマツコ・デラックスに「シンクロ選手はどうして笑顔で泳ぐか判りますか?」という大上段からの質問をする場面があった。
 マツコはフィギュア同様(伊藤みどりファン)、シンクロも好きで普通の人よりは知悉しており、あっさりと正解を答えた。
 その答えは「水の中でとてつもなく辛い事をやっているから」だった。



 Aメロパートでは割と歌を歌う事に配慮された振付けとなっている。
 バッキングはドライヴの効いたシンコペーションのリフであるが、二人は前後に並んで小刻みな足踏みをして踊る。

1の次は2 

 そう歌うMOAMETALは、音源同様に「歌のおねえさん」らしく、御丁寧に指をきちんと歌詞に合わせて折る。
 すかさず「へへーい」と後方にいるYUIMETALが腕を上げる。
「3の次は」と言いながら二人はフォーメーションを横に展開。

ウーッ4! Four!

 腕をぐるぐる回しながら強烈にアフタービートに乗ったグラインドをしつつ、「ウーッ」で体勢を斜にして――、
「Four!」後方から腕を前に出そうという振りは、音からしてもピンクレディーの「UFO」が来るか、と思いきやそのまま動きは止らず、「ウォンテッド」だった。
 裏拍で大きく揺れながらすぐさま「Si,Si,SiSiSi」を繰り返す。

 ここまでだけでも動きの要素はあまりに多い。
 そして二人は同じ事を繰り返していない。
 MOAMETALが前に出る時、YUIMETALは「2」「4」とサインを明示する。
 しかしYUIMETALが前の時、MOAMETALは拳を振って横から顔を出したり、大きく伸びて「4」を出す。
「1の次は2」のMOAMETALは、単に「1」「2」と出すだけではなく掌を横に振ったりするし、YUIMETALは「次は」の時丁寧に下方向を示すサインを挟む。

 幾度も差し挟まれる「Si,Si,SiSiSi」は、二人が左右入れ替わったり、向きを片方が変えたりと極めて複雑なフォーメーションを変化させつつ展開される。しかも「よんよん!」は交互なのだ。
 珍しくシカゴではMOAMETALがポジションを間違える場面があったが、殆どのライヴでは完璧に遂行されている。

 

 サビ部は流石に運動量は少し減る。ポージングのキメをモーションで繋いでいく構成である。

幸せの4 死ぬじゃない4

「死ぬじゃないし4」は「何言ってんの」といったポーズ。

失敗の4 よろしくの4

「失敗の4」では二人が二本ずつ、系4本を提示しながら「やっちゃった、む~」的なポーズ。

 

 さてここでは、あるネットユーザが最初に発見し拡散した画像を引用させて貰わなければならない。


4_letterr


 この画像の初出がTwitterなのか2ちゃんねるなのかは全く判らないが、ほぼ同時に流通した。
 彼女達のポーズに「4」の形、及び指の本数で表わされていると知った時は心底驚いた。


 2ちゃんねるにBABYMETAL板が出来た時は、本家.netからおーぷんや.scが分離したり、やたらにサーバーダウンする事が多い時期だった。ブラウザに広告表示のAPIを義務づけたりといった運営で、多くのユーザが離れたと思う。
 今は私も多くの板やスレッドを見る時間がとれなくなっているのだが、BABYMETAL板が出来た頃はなかなか興味深いスレッドがあって面白かった。
「BABYMETALの振付けやダンスを語るスレ」というのが出来た時は「待ってました」と思った。
 初期にはダンス経験者の人がふらりと来て、「彼女達のダンスはとても高度な事をしている」という興味深い書き込みをしていった。

 そのスレッドだったと思うのだが、この画像が貼られて暫くしてから、「メギツネも同じ様な部分があるよね」
 という書き込みをした人がいた。


03d38755578386a93f1ab5e7541050a5


 これにも感嘆した。「女」の文字が見える。




幸せの4 死ぬじゃない4
ビタミンの4 喜びの4 !

「死ぬじゃない4」では「違う違う」と手を振る。
「ビタミンの4」は「C」の文字表現。
「喜びの4,4,444」
 は一拍、半拍と交互に指を突き出す。


 

 ブレイク・ダウン、二人はお立ち台に立って可能な限り最大限の前屈からのヘドバンをする。

 BABYMETALのマスコミ対応に於ける「お辞儀」の深さは、いつも話題になる。
 これはさくら学院由来だとか、アクターズスクール広島(含むPerfume)由来とも言われるが、それにしても群を抜いた深さ(約105度)であると思う。
 これも『BABYMETAL DEATH』やこのプログラムでこうした運動を常日頃からしている彼女達の体幹ならではだろうと思う。個人的には、これも実は彼女達の「相手を驚かせる」遊びの気分が含まれている気がする。

 表情を消し、悪魔儀式かの様なヘドバンをしていた二人は、スクラッチ的ノイズと共に次のパートに入る。
 この時、やはりYUIMETALは律儀に「びよよん」的な痙攣を伴う脱力をたった最後の1拍の中で演じる。『ド・キ・ド・キ☆モーニング』の「失神」直前の動作と同様に。

 レゲエパートはひたすら笑顔。
「よいしょー」で全身を傾がせるのだが、2015シーズンではお立ち台から落ちんばかりに傾けるようになった。

Rooms5p

「よっこらしょ」の後のギャグ音に合わせ、ここは二人とも痙攣動作をして再びヘドバン運動に入る。

「Si,Si,SiSiSi」ともう一回Aメロを演じた後、武道館や大きな会場では「よんよん!」煽りのCall & Response(と言えるのか)のエクステンドがある。
 ステージや出島へ二人は走り、観客に「よんよん!」と叫ばせるのだ。
 こればかりは在宅の身としてはそれほど面白みの無いコーナーではあるのだが、会場にいたら違うのだろうなぁと想像するばかりだ。

 ライヴハウスでは「Si,Si,SiSiSi」を倍繰り返してサビに入るが、流石に二人の息は切れかかっており、ここのサビを歌うのは流石にキツそうだ。

 

 しかしこれで終わりでは無い。
 原曲に入っているアウトロ部、彼女達自身の笑い声がエコーを効かせて聞えるが、これもそのままMRで流されている。
 すると二人はお腹を叩きながら舞台の上手下手へと入れ替わり立ち替わる。『BABYMETAL DEATH』のトランス的なパニック演技に少し近い。

 この部分の演出イメージ・ソースはもしかしたら、「8時だヨ!全員集合」前半コント終了時の場面転換「盆回り」かもしれない。
 この曲に合わせてコント出演者があわあわと動きながら、憮然となっているいかりや長介を置いて毎週捌けていったのだ。

 しかしBLACK BABYMETALの二人はまたも律儀に「Si,Si,SiSiSi」をきっちりやって――
「よんよん!」でポーズを決め、このプログラムは終わる。



† ライヴアレンジ

 CD音源の演奏は、殆ど打ち込み感を感じさせないリアルなバンド・サウンドに仕上げられている。
 CD音源と神バンドのライヴ演奏とは概ね差異は少ないのだが(それ自体が驚異ではある)、『4の歌』に関しては若干の差異が見られる。

 まず大村孝佳は6連フレーズを弾く時、音源以上にフランジャーを強めに掛けている。

 2014のワールドツアー前半からか、青山英樹は2番のAメロ・パート終わりにトリッキーなフィルを入れる様になる(以降はほぼ必ず)。

 O2 Academy Brixtonで、左チャンネルの藤岡幹大Ledaがエンディング間際にリフのフレーズを3度、オクターヴと音程を上げている。私が知る限りこの様なギターアレンジはこの時のみ。面白いと思うのだが。


† 終わりに

 BABYMETALのプログラムは、新曲になればなるほど振付けが大変になっている。そう彼女達自身がラジオで述べていた。
 比較的後に作られた『4の歌』も、その後のプログラムに比べたら楽な方なのかもしれないが、それにしても相当な運動量だ。
 ヴォーカルを担うSU-METALを含め、BABYMETALが一回のライヴで消費する熱量はそれぞれ5000kcalを越えるかもしれない。
 武道館ではしかも、『おねだり大作戦』とこのプログラムは連続して演じられたのだから驚異である。

 大会場に於ける「よんよん!」煽りは、これだけハードなプログラムを演じるBLACK BABYMETALにとっての対価報酬なのだろう。
 私が会場に行けた折りには、己の歳を考えずに「よんよん!」と叫びたいと思う(体力が保っていればだが……)。

 この項終わり。


« 『4の歌』考 2 | トップページ | CD 「LIVE IN LONDON」 »

コメント

CDの曲の長さが4分44秒なのもいいですよね!

歌詞に出てくる数字を全て出すと444になる、という仕掛けもありますね

↑全て足すと、の間違いです!すみません

心配ありません己の歳とか考える間もなく「よんよん!」と叫ぶこと必至ですから。
あと細かいようですがO2 Academy Brixtonの左チャンネルはLeda氏ですね。リフの音階が上がっていくのは遊びゴコロがあって私も好きです。

>ぷれさん
 ご指摘ありがとうございます。訂正しました。

個人的な感想に過ぎませんが、交互に合いの手を繰り返す振り付けのリズムには伝統的祭囃子の踊り手の所作の影響が見られます。
近いと感じるのは仁羽(ひょとこ)ですね。
幹子先生が意識した訳ではないと思いますが。

合いの手ではないですしあまり関係もないですが、
キン肉マンGoFight!の、

私は(ドジで)
強い(つもり)
キン肉マン

走る(滑る)
見事に(転ぶ)

誰もが(誰も)
待って(いない)

()内はコーラス。
というのを思い出しました。

どんなに振り付けがキツくても観客に”笑顔で応えるの”がベビーメタルです。
ここが他とは違うと感じています、特にMOAⒸは某アニメのとおり腕立て伏せしながら笑顔を見せるトレーニングをしていそうです。
他のガールズバンドなんかとの決定的な違いはここです、そしてこれは日本で徹底的に洗練されたものだと思います。嬢メタルは勿論海外のメタルヘッズを含めた既存の勢力は免疫が無くこれに持ち堪えられません。

 今回、興味深く拝見しました。2点ほど参考事項を。お辞儀が深い件は、アミューズ由来だと思われます。同事務所に神木隆之介という俳優がおり、彼も他の出演者より深すぎて舞台挨拶時にカメラマンを困惑させていると。
また体幹の件は、ヘビーモントリオールのインタビューでMOAが「体幹を鍛えるために腹筋や背筋をしている」。www.youtube.com/watch?v=rDIIfdUQXtI
 とにかく3人のタフネスさはすごいですよ。特にYUI&MOAの全力ダンス。最近は力の抜き所が分かってきたとどこかで答えてましたが。運動経験のない人や興味のない人には分からないようですね。他のアイドルの振り付けより動きが早いぐらいに思ってるようで。指摘にもあったようにIDZで猛烈に頭を振る箇所は真似をすれば分かる。頭だけを振るのは平衡感覚にも影響するし、まして振り付けの最中にやるなんて尋常ではない。こういった調子で10曲以上こなせるのは2人の身体能力の高さあってのもので、専業ダンサーでも大変な運動量。本当にダンスだけ見てもベビメタはすごいんだとファンの人には認識してもらいたい。

武道館公演(赤)の4の歌で出島から出島に走るとき「アリ~ナ~~」って叫んでいる
YUIちゃんの声が、走る動きで震えているのがかわいい。(細かくてすみません)

今まで知っている音楽の中で、最も歌詞に意味性を持たないものだと思っています。
これを大きな舞台でやっていこうと決心するのは勇気が要っただろうなと。
そういう意味ではロックですね。

「4の歌」のエントリーを読んで
あらためて彼女達は大変なパフォーマンスを
演ってるんだなあと思いました。
なんか芸道めいたものを極めていくかの如くに。
もしかしたらBABYMETALとしては
どの楽曲も完成したとはみなしてないんじゃないか
なんて妄想しちゃいます。

絶対言ってはいけないレベルの話をあえてする
四本指を掲げることが何を隠喩するか

同和 だ

それを開放しようとしたのがこの曲であり歌詞だ
結果的にだとは思う すぅが「数字の4!」というお題を投げた際に
そこまでの意図はなかったと思う

BBMにそれを歌わせしかも音源化した時点で
KOBAメタル氏には 明確にその意図があっただろうことは
確信できる

言ってはいけない話題をあえて言うのには覚悟がいる
自慢ではない 殴る蹴るを受ける覚悟だ

自分もその血を受けている上
仕事を勤めた場所全てがね
今さら知らないふりをするのは無理だよ

私も、上記の理由で、特に関西でのライブが物凄く心配でした。

それが僕らのレジスタンス。
前向きに生きよう。

確かに「Gimme Chocolate」とか「Bubble Dreamer」とかのタイトルは世代によってはタブーの香りもします。ただしフックにするだけで中身は鮮やかに裏切るのですが。「同和」とは思いもよりませんでしたが、サラリと乗り越えるメッセージが隠れてる可能性は…うーむ?
ところで笑い声とともにおなかを叩き足を鳴らすあのダンス、漢文で習った「鼓腹撃壌(こふくげきじょう)」そのままでしょう?満ち足りて幸せな気持ちの表現ですよね。
4の呪縛からの解放をテーマにしてるところなど、この歌は東アジア文化圏のオーディエンスを十分に意識している感じがします。

メタルレジスタンスⅢの最終章はどうなるのか。
BABYMETALという籠の中の鳥はいつになれば解き放たれるのだろう。

YUI-METALとMOA-METALはいつまでソロパートを禁じられるのだろうか。
結成当初のSU-METALの周りを飛び回る天使から、二人は才能溢れる守護の女神に変貌を遂げた。
BABYMETALの人気を牽引し、もはやBABYMETALに必要不可欠な不動の存在となってしまった。

しかしその二人のパートはおねだり大作戦と4の歌の二曲しか与えられていない。

命短し、恋せよ乙女。
言うまでもなくアイドルの16歳は旬の時期であり、これからの芸能人生活の中でそれぞれの道を選び取る季節であるはず。
揃って挨拶をするときの顔は確かに天使の顔でも、ふと見せる横顔に大人の女性の輪郭を発見して驚く。
本当にこのままただ年を重ねさせてよいのだろうか?と考え込んでしまう自分がいる。
二人の心中は神のみが知るのだろうが、やはり胸が締め付けられる想いだ。
彼ら三人には本当に幸せな人生を送って欲しいとただひたすら願っている。

籠の中の鳥?

むしろ
踊らされるのではなく
意図的に踊り続けることを 選びとったと考えますけどね
ライブでの3人を見ていると
完全に吹っ切れていますよ

おまけに 彼女たちはそのステージ上で存分に
自らのアイドル性を全力で解き放っています

リミットな時間は必ず訪れます
そのことは恐れく メイト全員が無意識にか意識的にか
脳裏に刻んでいること

今はただ 疾走するBABYMETALに
全力で伴走するだけ
自分はそう思っています

ご存知でしょうか? 作業効率で言うと

リミットが明確に示されないほうが 人間集中力が高まり
効率も高いそうです

連投ゴメソm(_ _)m
同和についてですが まぁ心配はほぼゼロでしょうよ
あの隠喩を明確に知っているのは かなりもう年代限定です
自分はその地区のど真ん中を いくつも知っていますから

あえてその話題にこうして乗っていますがね
それとて十数年以上前のこと
「寝た子を起こすな」論が結果的には勝利した形です

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/596668/62424764

この記事へのトラックバック一覧です: 『4の歌』考 3:

« 『4の歌』考 2 | トップページ | CD 「LIVE IN LONDON」 »