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2016年3月 1日 (火)

ついて行けるのか……

 今年は去年とは全く異なる展開となりそうだ。
 去年の今の時期、これほどBABYMETALが様々に攻めの手を重ねてはいなかった。
 こちらの都合も心身の状態もお構いなしに発表が続いている。

 何故か今回の『KARATE』はレコチョクではリリースされず、先行ダウンロードはiTune Storeのみで、10年振りにインストールする羽目になった。
 MVの素材を使ったと思われる『METAL RESISTANCE』トレイラー動画を見る限り、スタジオが広い、という感想を抱いた。しかし何ら特別な演出は無さそうだ。もっと作り込んだ映像になると予想していたのだが(根拠はあまりない)、拍子抜けした。
 メディアへのプレス・リリースとトレイラーを上げただけ。BBC等で数回オンエアとなったのみで、各国のメタル・チャートに食い込んだ。
 どれだけ予算を掛けずに、世界的なムーヴメントを引き起こせるのかという実験としか思えない。
 ただ幾らなんでも今月末には宣伝攻勢を掛けるだろう。

 音源版で聴き直しても、『KARATE』のインプレッションはほぼ変わらなかった。
 各国のウェブメディアのエディタやDJにはすこぶる好評の様だが、これも予想通り。
 YUIMETAL+MOAMETALによる二度目の「押忍!」の前に「あ~~~↑」があって、これには思わず口角が上がった。
 そしてトレーラーのパフォーマンスでは、マイクを持たないSU-METALのダンスにやはり目が奪われる。SU-METALが本気で踊るとやはりもの凄い。Count Down Japan 15/16に於けるマイク事件の時もこんな感じだったのだろうか。

 THE ONE初回限定版ジャケットは、イラストレーションなのかは判然としないが、3人の身長がほぼ等しく描かれているのが印象的だった(コメントでもご指摘があった)。実際にはまだSU-METALと2人との身長差は若干ある筈だが、BABYMETALのトライアングルは二等辺三角形から正三角形へと変貌した事を宣言している様に見える。

 SSEウェンブリーでのライヴは、国内各都市Zeppでライブビューイング(私の普段の表記だと違うのだが商標なので)が実施される事になった。一応申し込むつもりだが、当たる気が全くしない。

 THE ONE of THE ONEだったか、アルバム発売前日にたった1人を選んで催されるイベントには、41文字メッセージを送るという後出しの条件が出され、短文を書けない体質の私は断念した。

 そして『METAL RESISTANCE』トラックのネタバレ・プレヴュウがMetal Hammer誌に掲載された様だ。前エントリの私の予想の大半は外れている様だが、楽しみは更に増している。取り敢えず忘れておこう。

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 METAL HAMMERと言えば、数号前の付録CD『Monsters of 2015』で、『メギツネ』が3曲目、Slayerの後に収録されており、知らずに聴いていて驚いた。当然、CDとしてのリマスタリングは施されているだろうが、音圧も音の迫力も、他のバンドと遜色無かった。


 昨年9月に買ったThinkPad X1 Carbonを今になってやっと使い始めた。もう既に2016年モデルが売り出されているのだが……。











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コメント

 ヨ-ロッパツア-が発表されましたね。もうド-ムは完全に凱旋ではなく
来日コンサ-トです。ただ今時英米のロックバンドでド-ムでやれるバンド
なんてあるのでしょうか?もちろんスト-ンズやポ-ルは別ですけど。

METAL HAMMERのインタビューに、Su-METALのボーカル録りはオーストラリアで行われたことを示唆する内容が出ています。オーストラリアでミキシングが行われた可能性もありますね。音だけでも十分に楽しめそうなアルバムが期待できそうです。

トレイラーは、3人の鬼気迫るような表情も印象的でした。

3人共、経験値がとんでもないレベルまで上がってしまったんだなあ、と。

SUさんのダンスは手足が長い分、よりダイナミックに見えますね。

3人(を象徴する)のイラストのは「初回限定盤」ですよ。METROCKのDVDがとってもオトク!これだけで3500円払えます。
ライブビューイングは競争率高いでしょうね。スタンディングの会場でやりたいのだから仕方ないですけど。どうせなら、もうドームでライブビューイングやってくれ。

まだ、発売&ウェンブリーまで一ヶ月あります。
なのか、一ヶ月しか無い、のか。
手のうちはまだまだ明かされていませんが、
まさにキツネ様のシッポに振り回されていますね。

今にしてみれば形は違うけど、2011年冬 「Pink Martini & Saori Yuki 1969」 をきっかけに、すでに日本語歌謡の世界的流行は始まっていたのかもしれませんね。

 『KARATE』の先行配信は、コアな層への挨拶代わりのようなものではないでしょうかね。「おまたせしました! 待ちきれないあなたに、さわりだけお見せしましょう」みたいな感じの。だから宣伝はほとんどしなかったのではないでしょうか。曲もそんな層に向けたもののように思います。
 これからもっと広い層をターゲットにしたプロモーションが開始されるのではないでしょうか。

 その『KARATE』が今回のアルバムのリード曲と言われていますが、本当にそうなんでしょうかね? いや、まあ、BABYMETALサイドがそう言っているのならそうなんでしょうけど。
 まだ何かを隠しているような気がしてなりません。

Jリーグ開幕戦、NHK見てたら、川崎フロンターレの応援スタンドに
ユイメタルフラッグが...。油断していたので心臓止まるかと思った。
サンフレッツェとグランパスも作って欲しいよんよん。関係ない話で
すみません。

> ごんぎつねさん

BABYMETALサイドが公式にそう言ってる…という情報があるわけじゃないですが、公式のトレイラーで使用されて、どうやらMVが作られている様子で、いろんなラジオで放送されて、先行DLで販売されている状況を見ると、一旦はリードトラックと考えるのが自然だと思います。
ただ、他のバンドでもありますが、同じアルバムから後から改めてシングルカットする曲があることもありますから、世間の反応を見て、結果的に別の曲がリードトラックになることはありえるんじゃないでしょうか?
個人的にはTales of The Destiniesが楽しみでなりません。(^^)

> e-metalさん

YUIMETALが川崎フロンターレのサポーターとのこと。
またフロンターレの誰かが、BABYMETALの曲を応援歌にしてるんだったと思います。
ですので、サンフレッチェもグランパスも、SU-METAL、MOAMETALとそういう関係性にならないと難しいんじゃないですかねぇ。

ニューアルバムに対する全世界の期待や不安、Led Zeppelinの3rdを思い出してニヤニヤしちゃいます。改めてすごいバンドなんだね~、BABYMETALって!!

どうやらKARATEの評価はスネアのタイミングで自然と体が揺すられてきちゃうかどうかで分かれるようですね
あとYUI、MOAの合いの手に十分BABYMETALらしいカワイイが発揮できてると思うかどうか

楽しみだなあ バイキングメタル早く聴きたいなあ ベビメタちゃんはどんなジャンルも使えるからいいよね

橋本晃司のチャントがド・キ・ド・キ☆モーニングですね。
色からいったら絶対浦和レッズなのに…

メタルハマーのインタビューを読んだ人も多いと思うが、BABYMETALは2ndで完全に脱アイドルすると実感した。「元アイドル」のアーティストとなった(とっくにそう思ってるファンも多いと思うが)。

既存のアイドルとして売っていくプロデュースは一切考慮されておらず、メンバーの意思も迷いがないようだ。ネットで書かれる「モアはアイドルになりたいはず」といった言葉は、たんなるファンの願望に過ぎなかった。

一部の音源しか聴けてないが、1stの冒険やなんじゃこりゃは陰を潜めるが、楽曲とパフォーマンスのクオリティは凌駕しそうに思う。アイドルとしてではなく、純粋な一枚の音楽アルバムとして高い評価を得るのではないか?

自分としては非常に楽しみだが、アイドルオタクの方々は失望してアンチ化するかもしれない。

keiさんアケスケすぎ
ちょっと前の2chの書込みで
「歌詞の部分だけ聴いてきた人はそろそろ潮時かな」
ってのがあってウマいこと言うなと思いました。

yuimetalが痩せている件ですが、以前に身体が成長したら難しいという話が有りましたね。
それでパフォーマンスレベルを維持する為に身体を絞っているのかな?と思いました。
マラソンランナーの様に。yuimetalならそのくらいやりそうな予感。
健康で居てくれれば良いのですが。

keiさん、ぼくがぼんやり考えていたことを言語化してくだってありがとうございました!!
まったく同意です。既存のメタルバンドと比べて聴いて見ると、KARATEのYUIMOAのカワイイレベルはじゅうぶんすぎるほど「なんじゃこりゃ?」ですからねー。

いよいよLV募集受付も始まりウェンブリーモードですが、XJAPANの入院中のメンバーがYOSHIKIに言った言葉が、「ウェンブリーに行く」「ウェンブリーで死んでやる」だそうです。それぐらい憧れのステージだったらしいです。要するに今までの日本人のアーティストは立ちたくても立てなかった。いくら東京ドームを完売させようと、10万、20万のライブを国内でやっても。小室哲哉もこのステージに立てるのは「奇跡」だとYOSHIKIとの対談で言ってたぐらいですよ。
その場所でBABYMETALが日本人初の歴史的快挙を成し遂げようとしてるのにTVで同時生中継もできないとは。WOWOWに少し期待してたんですが日本の音楽産業のスケールが小さいのにはがっかり。ライブビューイングだけとは情けなくないですか?

>秘METAL重いさん

アルバムのクオリティは信じているんですが、最近感じる唯一の不安要素は「ユイの激やせ問題」です。

解散厨や学業心配厨を笑っていた自分ですが、この件はファン妄想だと言い切る確信が持てません。写真で見る限りでは判別がつきません。

ハードなワールドツアーを控えていて、スタッフが見落としてるとは思えません。ツアーキャンセルでの返金・賠償問題に対するリスク管理は考えてるでしょうから。

もしも健康不安であるなら、「四人目のBABYMETAL」召喚といった演出で代役を立てるかも…なんて幼稚な想像をしております(代役が簡単じゃないことは承知で)。

SNSなどでも、体型について、いろいろ見かけるんですが、品がないなと思うこともあります。体調に関わることは、外野には計り知れないのだから、静観するのが大人というものではないですか。

それにしても、小中さんの予想通り(?)、追いつけないほど雑誌の掲載情報が流れていますね。宣伝はテレビなどの映像媒体にも広がっていくのでしょうかね〜。

私はいままでプログレ・フュージョン・ジャズ・クラシック等雑食的に音楽を聴いてきたものの、HR/HMやアイドルに興味を持ったことはなかった55歳ですが、昨秋の「世界に誇るニッポンの歌100」をきっかけにハマり、人生で初めての熱中を知り自分でもその不思議さを読み解きたくネットで検索していたら、このブログにたどり着いた新参者です。ありがたく拝読させていただいております。
2/13に放送されたNHKスペシャル 司馬遼太郎思索紀行を見て驚嘆しました。
なんと司馬遼太郎がBABYMETALの出現を予言しその活躍を期待していました(相当こじつけですがw)。
この番組では司馬遼太郎の「日本人とは何か」についての思索を、随筆「この国のかたち」を中心に「島国」と言う言葉から読み解き、まず大陸への玄関口・壱岐の「異国崇拝」の風習や奈良の東大寺に伝わる「大陸伝来の仏教と日本土着の神道が融合した神仏習合の儀式」を紹介していました。
これらはBABYMETALがイギリスやアメリカのHR/HMという外来文化に対するファンダムから生まれたこと、その外来文化と日本固有の「アイドル文化」を融合して作られたことと一々符合し、このBABYMETALプロジェクトがまさに日本古来の外来文化受容の伝統的なかたちに則って進められてきたことに深く感銘を受けました。
とここまではさほど大きな驚きではなかったのだが、その次に司馬さんが住まわれた東大阪市のねじ製造の会社に残された直筆の額が映され、そこに記された言葉はなんと「道なき道」。「何かあたらしいことに挑戦するという意味だ」と出演者から語られました。
さらに
「日本がもしなくてもヨーロッパ史は成立しアメリカ合衆国史も成立する。
しかしながら今後、日本のありようによっては、世界に日本が存在してよかったと思う時代がくるかもしれず、その未来のひとたちの参考のために、書きとめておいた。
それが、「この国のかたち」とおもってくだされば、ありがたい。」
との司馬さんのことばを引用してこの番組をしめくくっていました。
この、「Road of Resistance」の印象的な歌詞に続き、まさに現時点でBABYMETALが海外に熱狂的に受容されている事態をも期待しているともとれるような司馬さんの言葉との暗合に驚嘆し、思わず涙が出てきました。
「BABYMETAL現象」や近日放送されるであろう特集番組を制作した同じこの放送局で今回の番組のスタッフになかにいるファンが、ひそかにこの言葉をえらんだのではないかと妄想しています。牽強付会ご容赦ください。

貴女は風と同じ
この街に勝手に吹き荒れて
何も言わないで去って行ってしまうのだから

この世界に貴女がいるのは確実なのに
群衆に紛れた瞬間に
不意にわからなくなってしまう

うざったいでしょう?
貴女は私の存在を知らない
判らない

いつからか私も透明になっていた
そう
排気ガスの曇った夜空を見上げて
孤独を噛み締めているの

小中氏をして「ついていけるのか...」とため息をつくのは、プロの物書きだからなのでしょうね。

言い方を変えれば、ここでの書き込みを含めて、
ノーギャラの物書きが語り切れる現象では、もう無くなっているんだと思います。
世界的、並列的に進むレジスタンス?に対しては、自分の主観を感想として語るしかない。

小林克也氏にしても、さくら学院の話題に戻すしかなかった。
ギャラをもらってるプロ中のプロでも、もう片手間では捉えられる現象ではないんだと思います。

だからこそ、商業紙上でも、雑な評論や上辺だけの雑感のような文章もこれからますます増えるんでしょう。

商業紙は広告としてもベビメタ運営側にも必要な物ですが、
仕事として本気で追いかけるプロの文章も読みたいですね。

自身も演奏をされたり、ホラーからメタルに跨る日本の暗部の文化にも精通していたり、
そのくせ「カワイイ」アニメやアイドルに対してもクイエイター視点で文章を書けるプロならそりゃもう最高なんですけどね。

>Keiさん

彼女達の、いやがおうにも伝わってくるストイックさをぼくは信じてますよ。裏切られたことも一度もありませんしね。プロである以上、ウェイトコントロールには根拠があるんでしょうから。
16歳とはいえ、ぼくらなんかが想像するよりよっぽどいろいろなしがらみがあるはずです。お互い、無知な大衆の誇大妄想に陥らないようにしないとね(笑)

そもそも、過去のメタルバンドに「心配する」という感情を持った記憶じたいがないですよ(笑)彼らは常にぼくを励まし続けてくれただけ、です。

メタ太郎がウルトラマンタローだった件
大爆笑した

セカンドすげーかも

やはりというか、雑誌への新しいコメント動画ではユイメタルは細いけど病的と言われるほどでなく、元気そうでしたね。
私は彼女たちは色んな意味でタフだと思っています。

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