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2016年3月 9日 (水)

スタジオ録音盤ならではの愉しみ

Nylonjp

 まだ私がBABYMETALの最初のアルバムを聴き込んでいない時分、『紅月-アカツキ-』でSU-METALのヴォーカルに絡むハーモニーのパートは、凄腕のセッション・シンガーが歌っているのだろうと思い込んでいた。
 勿論、『ド・キ・ド・キ☆モーニング』など明らかにSU-METAL自身がハーモニーを歌っている事が明らかな楽曲もある。しかし『紅月』のハーモニーはプログラム批評でも書いた通り、主旋律の上下を行き来する難度の高いメロディを歌っている。しかも、その歌声は力強い。主旋律よりも気迫を感じられたのだ。

 これは当然ながら、SU-METALのヴォーカリストとしての経験やセンスをまだ低く見積もっていた故の私の誤認だった。


 私はハーモニーが大好物だ。
 単純な五度三度のハモりよりも、もっと複雑なクローズド・ヴォイシングのハーモニーが好きだ。
 こうしたハーモニーでは、主旋律ではないパートの歌メロが奇々怪々になるものだ。

 ジャズ和声を分散してコーラスするというのは、概ねAndrew Sisters辺りが開祖となるだろう。ちょっと凝ったハーモニーを作ろうとすると、「アンドリュー・シスターズ的な」という形容がつく。
 Queenはこうしたコーラス・ワークを駆使したロックバンドだった。ロジャー、ブライアンが、ソロとしては弱くともハーモニーが歌える資質であった事も大きい。
 彼らのレコーディング場面の映像の中で、ハーモニーに凝り過ぎる事に対してフレディがキレるシーンがあった。「俺たちはFxckin' Andrew Sistersかよ!」と言い捨てる。

 若い頃、Carpentersは日本で広く人気があったが、私にはおぞましい懐古趣味軟弱音楽という感覚があって毛嫌いをしていた。
 しかし、カレン・カーペンターの歌声には確かに不思議な魅力がある事も判ってはいた。

 ずっと後年になって、何が契機であったかは忘れたが、カーペンターズのアルバムを全部聴こうと思った。カーペンターズが好きだという人も、多くはシングル集やベスト盤で充分だと思っているだろう。
 コンセプト・アルバムである「Now And Then」(主題曲が『Yesterday Once More』)は通して聴いた人も多かったかもしれない。

 Carpentersはライヴ活動も積極的に行っていたが、レコーディング・アーティストとしてのカーペンターズはライヴとは別に捉えるべき存在だと、ここでやっと悟った。
 シングルヒットした曲も、アルバムでしか聴けない曲にも、カーペンターズの楽曲の概ねには凝ったコーラス・ワークがカレンのヴォーカルを包み込んでいる。
 このコーラスは全て、カレンと兄リチャード2人のみで多重録音されたものだ。兄妹だから当然ながら、近い声質を持つ2人が極めて巧妙なハーモニーを生み出している。
 ヴォーカルよりもレヴェルが大きい曲すら一つや二つではない。

 カーペンターズのツアー・バンドはコーラスもちゃんと歌えるメンバーを揃えていた。『イパネマの娘』の凝ったコーラスもアカペラでこなしていた。しかしレコードで聴かれる、あの濃密で甘い兄妹多重コーラスは、ライヴでは再現不可能なのであった。

 コーラスが凄い、という事に気づいて私はカーペンターズが好きになった。
 卓越したシンガーは、コーラスも自分自身の1人多重録音でこなす事が多い。

 そうしたアプローチの代表者と言えば、Chaka Khanだろう。
 ファンクバンドのRufusから独立してソロシンガーとなった70年代末からの数枚は、ファンクやAORが好きな世代にとっては絶対的な価値観を有していた。
 特に私は、これらのアルバムの多くで多弦ベースをピックで弾きまくるAnthony Jacksonのプレイスタイルには多大な影響を受けた。

 やはり嚆矢となるのは、ソロ三枚目に収められた「チュニジアの夜」ヴォーカライズ版だろう。オリジナルを作ったディジー・ガレスピーも健在時で参加しており、オリジナルのチャーリー・パーカーのブレイク・ソロをサンプリングしてハンコックがユニゾンを弾き倒している事がよく挙げられるが、チャカの1人多重コーラスも、到底ヴォーカリストが歌わない器楽的なアレンジだ。
 ちなみにこの曲のベースはアンソニーではなく、デヴィッド・フォスターが指弾きで弾いたミニムーグと、エイブラハム・ラボリエルのスラップが重なっている。
 ヘッド・アレンジャー(弦アレンジも)でプロデューサーのアリフ・マーディンは、アンソニー・ジャクソンを重用していたが、このファンク・アレンジ版ではどうしてもスラップを入れたかったのだろう。

 

 1人多重コーラス(クローズド・ヴォイシング)を偏愛するのは、チャカ・カーン由来だと漠然と思ってきたのだが、2007年にアリフ・マーディンが亡くなった時、突然判ってしまった。
 中学生の時にベット・ミドラーの「イン・ザ・ムード」というシングル盤を買って愛聴していた事を思いだしたのだ。
 グレン・ミラーのビッグバンド曲を、ベット・ミドラーが1人多重録音でアンドリュー・シスターズ風に歌ったものだった。
 このアレンジをしたのは後に大物となるバリー・マニロウだったが、共同でプロデュースを務めたのがやはりアリフ・マーディンだったのである。

 トルコ出身のマーディンは、アメリカで音楽教育を受けた後にアトランティック・レコードの社員プロデューサーとなった。主にキャリアは60年代のジャズから始まり、年下ではあるがクインシー・ジョーンズに恩恵を受けた様だ。
 ノラ・ジョーンズの衝撃的なデビュウ盤がほぼ最後の仕事となる。

 ファンクやイギリスのニューウェイブまで手広く手掛けるも、やはり音楽的コアはジャズにあった。
 チャカ・カーンはビバップを歌うシンガーともなるが、そのきっかけを設けたのがアリフ・マーディンだった。



 さてやっとBABYMETALに話を戻す。
 私はSU-METALの歌にYUIMETAL+MOAMETALがハーモニー・コーラスを歌えたら、私にとって最高になるだろうと思っていた。
『Road of Resistance』の音源が発表された時、ほんの一瞬ではあるがSU-METALの歌にハーモニーの様なYUIMETAL+MOAMETALの声が重なるところがあって、これがライヴで再現されたら失神する程感激するだろうと思った。

 しかし恐らく、ライヴではバックトラックを用いている様だ。その理由も理解出来る。

 ライヴ盤が幾つもリリースされても、1stアルバムを一年近くヘヴィー・ローテーションして聴き続けたのは自分でも不可解だった。
 その理由にやっと思い当たったのは、カーペンターズ、チャカ・カーン、ベット・ミドラーの作品を参照してからであった。

 BABYMETALはライヴの方が価値が高い。それは間違いない。
 だが私にとっては、スタジオ録音盤もそれに匹敵する意味を持っている。BABYMETALに触れる個人的な時間は、圧倒的に音を聴く方が多いのだから。

 SU-METALの1人コーラスは、上下どちらかに一本であまり凝られてはいない。しかしハモりのメロディ自体は戦略的だ。特にゆよゆっぺが手掛ける曲に顕著だ。
 これを容易くはないかもしれないが、歌いこなしてしまうSU-METALのヴォーカル・センスは、近年の日本のシンガーでは希有だろう。

 ライヴでバックトラックとして自分の声によるハモりがプレイバックされると、モニタにまだあまり慣れていない頃、ヴォーカル音程が不安定になる時があったが、最早そんな事はとうに克服されている。
 ハモりのプレイバックを下げるという対処をする事も無く、SU-METAL自身がライヴを重ねて経験値を積んだのだ。

 スタジオ音源版には、音源ならではの楽しみがある。私にとってその一つが、SU-METAL自身の多重コーラスなのだ。『METAL RESISTANCE』ではどれだけ進化しているのだろうか。




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コメント

私もライブ盤はファンになってから手に入るものは全て手にしましたが結局今でも聴くのはスタジオ盤だけです。
一時期brixtonばかり聴いていましたが結局スタジオ盤に戻りそれからはずっとです。
新参者ですが気付けば1年以上ヘビロテしてる事になりますね…。
よくライブ盤の方が良いという意見を耳にしますが個人的にはライブなら映像が無ければと思ってしまいます…BABYMETALに限らず。
どんなアーティストもCDで聴くならスタジオ盤が一番だと思っています。

KARATEのメインボーカルを消したインストバージョンがアップされており、サビの部分のコーラスがとても気に入ってしまいました。
Babymetalは楽しむポイントが本当にたくさん有りますね。

文章から熱気が溢れていますね! 活字を読んでいてこんなに気持ちよくなれるのも久しぶりです。
拝読しながらちょうど上原ひろみザ・トリオ・プロジェクトを聴いていたので、アンソニー・ジャクソンの名前が出た時には思わず前のめりになりました。
(小中さんはご存知かと思いますが、上原ひろみは、アンソニー・ジャクソンとサイモン・フィリップスの両名と活動しています)
こういうのをシンクロニシティと言うのでしたっけ? おもしろい偶然でした。
スタジオ盤は、スタジオ盤でしかできない細かい音作りが好きです。いろいろ考えて作っているのだな、ということがわかると聴いていて嬉しくなります。

私はつい最近になって、ようやくスタジオ音源の魅力に気付きました。

というのも、私はメタル側からBABYMETALを好きになり、好きになったきっかけも神バンドなので、スタジオ音源の楽器の(特に私はドラムを演奏するのでドラムの)打ち込み感が苦手で、その上1stアルバムは曲毎に制作(録音)時期が異なるため、ボーカルの声や楽器の音が曲によってバラバラで統一感に欠けるなと感じていたからです。

なので私は、KOBAMETALがそのことを考慮して、1stアルバム発売直後というタイミングでの武道館公演で神バンドの演奏のもとに13曲を録音し直し、真の1stアルバムという意味を込めて『RED NIGHT』を発表したのだろうと勝手に推測していました。そのため、2ndアルバムは当然全曲神バンドによる録音だろうと確信していました(「Road of Resistance」が1stの海外盤に収録されているので、全く同じ音源が2ndに使い回されることはありえないだろうという考えもありました)。

しかし、先月公開された「KARATE」の音源ではドラムの音が1stで聴かれた打ち込みの音と同一でした。はじめは肩透かしをくらいましたが、そこでようやく気付きました。「KOBAMETALはスタジオ音源では徹底的に曲を練り上げ作り込むことに力を注ぎ、ライヴはあくまで別物だと考えているんだ」と。何を今更と言われればそれまでですが、このことに気付いてからは1stを聴く度に今まで聴こえなかった音が沢山聴こえるようになり、その魅力にどんどん引き込まれていきました。そして今回の小中さんのブログを読み、また新たな発見をすることができました。ありがとうございます。

私はこのブログの読者の中では数少ない(であろう)10代の若造ですが、小中さんやコメント欄の皆さんのご意見を読んで様々な視点からBABYMETALについて考えることができ、より一層BABYMETALを好きになりました。これからもマニアックで興味深い記事を勝手ながら期待しています。

1stのスタジオ録音の緻密で重厚な感じはいいですね。私も限定を含めた公式音源、映像をすべて持っていますが、毎日帰宅後にヘビーローテーションしているのはBlu-rayです。IDZから1997&1999、武道館、ロンドン×2、幕張、さいたまなど、よく飽きずに続くものだと、自分でも感心しています。基本がハードロック、ヘヴィーメタルですが、オペラやミュージカルも好きなので、曲を楽しむにとどまらず、彼女らのダンスや振付、表情から服装に至るまで見所満載なのが飽きない理由なのかもしれません。新曲も楽しみです。ウェンブリーのライブビューイングも是非当てたいです。

3人という利点と最大の伸びしろはコーラスだと思ってます。マイクの問題もあると思いますが、ぜひライブで出来るように試行錯誤してほしいですね。大好きなチャカの名前がBABYMETAL関連で見れてうれしいです。

今回の記事は本当に楽しかった。やっぱり小中さんの記事は読み応えがあるなあ。皆さんのコメントもいいですね。
私も「武道館すげー」「brixtonスゲー」から気がつくと1stに戻っています。
スタジオ盤はその楽曲作りの意図、コンセプトが明確な形で顕われていて、「BABYMETALとは何か」を考察するならこちらが基本ですよね。

KARATEはじめ漏れ聞こえてくる情報から、2ndではユイモアのコーラスがかなり前面に出てきているのではと想像していたので、よりリリースが楽しみになりました。

先日紅月からすうちゃんの声だけ抜き出しているのをユーチューブで聞いたのですが、バックコーラスが上に下に行き来して、こんな複雑なことしてるんだとびっくりしたところでした。
しかし小中先生の博識には驚かされます。

Long time ago, ヴァン・ヘイレンがデビュー時に、
1stアルバムのコーラスワークが余りに凄くて「クイーン並みじゃん!」と驚き、
近所の体育館での来日公演でガッカリして以来、HR系の生コーラスには期待せず。
まあ天井から埃が舞うほどの爆音には別の意味で感心しましたがwww

時は流れて、技術の進歩と向上はスタジオ録音に劣らぬレベルのライブを我々に届け、
BABYMETALも生のパフォーマンスを最高に活かした完成度の高いmusicを実現しているので、
ユイモアの奇跡のような相性をKOBAが諦めるはずは無い、と自分は思っていますがね。

ハーモニーの構成音を全部聴き取る良い耳は持ちあわせていませんが、
何処かのフェスのリハ中に突然紅月のハモリだけが流れた時は新鮮な驚きでした。

小学校高学年から中学時代は姉の影響でカーペンターズはよく聴いていました。
兄妹のコーラスユニットというイメージが強かったです。ピアノを弾きながら歌う
リチャードの横で歌うカレン。時にはドラムを叩きながら。
カレンに対するインタビューで、なんかリチャードを付属物扱いされた事に対して
「彼が私たちの音楽を作り上げているのよ!」と憤慨していた記憶があります。

近い時代で同じく姉の影響で聴くようになったリンダ・ロンシュタットの「Hasten down
the wind」はハーモニー曲として印象深かったです。バックバンドでもあったイーグルスの
ドン・ヘンリーが影のように寄り添うハーモニーを加えて、静かな立体感を醸し出す。

私にとってはカレンとリンダ、あと岩崎宏美という3人の女性シンガーは中学時代に
女性ボーカルの魅力を分からせてくれた存在です。
おそらく、そこからの続きがSU-METALなのでしょう。

>>水無月様
私も上原ひろみトリオは大好きで全部持ってます。最初あのユニットのメンツを見たときは
のけぞりました。BABYMETALのウェンブリーもすごいけど、あのユニットもすごいですよね。

カーペンターズ、懐かしい
初来日公演(正確には2度目)行きました。
あの頃はまだバンドスタイル強調してたのか
カレンはほとんどドラム叩きながら歌ってましたね。
ベースのジョー・オズボーンはなにげに名手だったような。

>50歳METALさん
上原ひろみのレビューで「こんなのジャズじゃねえ」というのがありました。――あれぇ? どこかで聞いたことのある言い回しですね。(笑)

 ヘッドフォンで音楽を聴くとスピーカーでは聞き逃しがちな色々な音が聞き取れますよね。そういう観点からは、ライブ版よりスタジオ版の方が楽しいですよねぇ。
 コーラスと言えば、Beatlesでは多用してある(時にはほぼ曲の最初から最後まで)ボーカルの一人ユニゾンであるダブルトラック、近頃あまり聞かないような気がするのですがなぜでしょうか? 録音技術が進歩して重ね撮りしなくてもボーカルが太く聞こえるため? ボーカリストの声がそもそも太いため(特にハードロックやメタル)? 業界の流行? う~ん、SU-METALのダブルトラックってどんな感じになるのかなぁ?

 ついでに、映画「殺したい女」で、憎ったらしい高慢ちきなおばさんが最後にはとても魅力的な女性になる役を演じた味のある女優さんが、"The rose"や"Wind Beneath My Wings"のシンガーだと知ったのは、ずいぶん後になってからでした...。ベット・ミドラー、すごいなぁ。

 小中です。
 ジョー・オズはレコーディングのみですね。ドラムも概ねハル・ブレイン(つまりレッキング・クルー)が音源では叩いていましたが、バロック・ジャズ的な小品でカレンの正確で軽快なドラミングが聴かれます(相当巧い)。

 上原ひろみは私も全部持っています。エスペランザ・スポルディングに抱くのと近い感覚を私は抱いていて、独自性(と技術)は素晴らしく持っているのは間違いないのだけれど、もうちょっと普通に楽しませる音楽やってくれないかなぁと思ってしまいます。

 

追伸 ジョージ・マーティン、安らかに。

 嗚呼。
 ポスト・ビートルズ世代の軽音楽には多大な影響力がありましたね。

『ギミチョコ!!』のヴォーカルはダブル(以上)になっていると思います。

レッキング・クルー!!
ファンク・ブラザース…
日本でも故江藤勲氏がいたように似通った現場だったはず。
神バンドの誰かが絶対口外できない仕事って言ってたけど
日本じゃまだこういう裏方バナシは無理なのかなあ
10年くらい前、Carol Kaye のオフィシャルサイトで
教則本、DVD、音源、当時国内入手困難なThomastik弦
色々買った思い出。
Esperanza SpaldingにしろLinda Oh、Meshell Ndegeocelloと
ユニークな女性ベース弾きが近年目立ってますね。
G・マーティンは晩年、聴力の衰えから息子さんに手伝ってもらってたようだけど、実際ミュージシャン、プロデューサー、エンジニアはこの辺どう折り合いつけているのかなあ?

コーラス音源 http://vid.me/5dXl
此ですね

 KONAKA-METAL様、ありがとうございます。そうかぁ、「ギミチョコ!!」、露骨な感じではなくおしゃれに声が重ねてあるんですね。
 ハーモニーとジョージ・マーティンネタだと、アルバム「LOVE」に「Because」のアカペラがありますね。複雑ではないし、鳥も飛んでますけど。

KONAKA様 いつも貴重に拝見させて頂いております。
貴殿の配信とは異なりますが、小神様がサポートしております「AIMER」というArtistを是非お聞き頂きたいと思い送りました。 この方の批評をお待ちしております。

Queen、Carpenters、Chaka Khan
良いですね。懐かしい。
私的にア・カペラといえばBilly Joel - The Longest Time は外せないところ。

多重録音と言えば、国産では山下達郎さんが著名ですね。
あの「クリスマス・イブ」のコーラスが、全部本人の声だと知ったときは愕然としたものです。

などと書き込むうちに、あのELPこと「エマーソン・レイク&パーマー」キーボード奏者
キース・エマーソンさんが自殺したとの由。ショックです。
「展覧会の絵」大好きだったんですけれども。残念です。
黙祷。

毎回、拝読させていただく度に貴重な学習をさせていだだき、その後の音楽と言うも物の見方聴き方が大きく変わります。
やはり、小中氏の啓蒙が無ければ此処までBMに嵌り込むことは無かったでしょう。
何故、此処まで嵌り込むかと言う漠然とした疑問が、その都度、腑に落ちます。
今後とも、よろしくお願いします。
カーペンターズについても、数十年振りに、新たな耳と目で堪能する切欠を得ました。
しかし、Beatlesの武道館公演を当日、TVで視聴しガッカリした記憶があります。
クラスの仲間の中には当日、武道館で参加した者が数名いましたが、彼等も同じ感想を述べていました。「レコードと余りにも聴き劣りがする」と。
ジョンの歌声が籠り気味で特に酷く、その点、ポール、ジヨージはそれ程、酷くは無かった様な記憶と印象が今でも残っています(何が如何と具体的に述べられませんが)。
多重録音等は、当時もスタジオでは可能でも、ライブとなるとそこまでの技術も設備も当時は無かったと言う事でしょうか。
勿論、当時のTVの音など当時のステレオの音とも比べるべくも無かったし…
そんな事に、今日まで思い当たらなかった自分の無知蒙昧さ加減に嫌気がさします。
私はこのレベルの人間です。今後も学ばさせていただきます。

コーラス音源聞きましたが、Su-metal本人の歌なのか機械(ピッチシフト等)
なのか判断できかねます。きゃりーぱみゅぱみゅなどは機械コーラスで間違い
ないと思いますが。Suのコーラスが機械か生声かについては、未だはっきり
した意見が述べられていない気がします。
草加一郎様 beatlesの来日公演については、モニター無しであれまでレコード
を再現している事の方が奇跡だと思います。

私にとってセルフコーラスといえば、真っ先に思い浮かべるのが
宇多田ヒカルですね。
彼女の場合は、作詞作曲もすべてセルフでしたが。

初の全国ツアーをやったのが、彼女が17歳の頃。
https://www.youtube.com/watch?v=Rz6qywGRbqg

今のベビメタ3人の年頃とも重なり、
そんな彼女たちが今年アメリカで勝負するということに、
いろんな想いが重なります。

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