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2016年4月14日 (木)

BABYMETALが受ける誤解について


 BABYMETALには様々な誤解がつきまとう。
 前々エントリのコメントにも書かれていたが、CD音源の演奏が神バンドだという誤解は海外に未だ強い。それもこれも、ライナーに参加アーティストを明記しない方が悪いのだが、振り返れば流行音楽がロックンロールとなった60年代前半以来、バンドであってもレコード音源ではスタジオ・ミュージシャンが演奏していたのが通例で、ファンク・ブラザーズやレッキング・クルー、Aチームと称されたミュージシャン達がレコードジャケットにクレジットされる事は決してなかったのだから、その伝統に倣っているとも言えよう。
 しかしやはりミュージシャンを尊重すべきと私は考えるので、いずれクレジットを公開する事を望んでいる。

 過日のNHKスタジオライヴの実況スレを眺めていたら、カラオケ・口パクだと信じて疑わない人がかなりいた。
 今の神バンド+BABYMETALのパフォーマンスは、完全に鉄壁なものとしていつでも何処ででも披露出来る状態となっており、この誤解は一面で仕方ないのかもしれない。
 BABYMETALの様なパフォーマンス力を持つアイドルは、少なくともこの30年間にはいなかったし、今後もそうそう出てくるとは思えない。

 ガタガタ言わさない為には、以前述べた様に、ギターソロにアドリブを混ぜるのも有効だろう。藤岡幹大はCDのフレーズを1/16拍遅らせる様な細かいアレンジをしている様だけれど、率直に言って判り難い。
 SU-METALも、あまり過度に崩しては良くないが、フェイクを入れたりしてその場のみの歌唱をする事も今後は望みたい。既に最近の『ギミチョコ!!』の歌い方は、初期から無意識的変化を認められるのだから。

 

 YUIMETAL+MOAMETALの歌がリップシンクだと思う人は、BABYMETALファンの中でも多い。redditでもそう断ずる人がいた。
 あくまで私の感覚だが、ウェンブリーのパフォーマンスに於いて、『GJ!』のハモりも『THE ONE』のオブリガートも、2人は生で歌っていた(横アリのONEは判らない)。『META!メタ太郎』は誰が聴いても生歌だと判った筈だ。

 告白するが、私の耳は「バンマス耳」だ。若い頃からバンドマスターを務めた事が多く、音程のズレやリズムのズレ、チューニングの狂いなど、自分でも嫌になる程耳が行ってしまう。

 菊地最愛と水野由結はダンスの鍛錬を高めるのみに留まらず、ヴォーカル・トレーニングも積んでいるのだと思う。『METAL RESISTANCE』の楽曲にはそれを前提にしなければ成立不可能な要素があるのがその証左だ。

 ライブビューイング(の会場内外音)では正直よく判らなかったのだけれど、ファンカムの幾つか(比較的音質が良好なもの)を見て確信を持った。
 まだ最初の披露なのだ。今後はもっと完璧に歌うに違いないのだが、しかしそうするとまたぞろ「リップシンクだ」と思う人が出てくるという、これもまたジレンマではある。


 さあ、こうなると俄然私の中で期待値が高まってしまう。
 3枚目では3人によるクローズド・ヴォイシングのモノシリック・ハーモニーに是非トライを。


  









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コメント

確かに再現度が高い(むしろliveの方がはるかに熱量のある歌唱ですが)故にクチパクだと思う人は多少居るでしょうね。

横アリではボーカルに集中して聴いていたのですが、メタル界にこんなにキッチリ歌える人はなかなか居ないなぁと驚きました(ロニー御大は流石に上手かったですが)。

ただ、ネットではクチパクでないと解っていて面白半分にデタラメを書く人も居ますし、勝手に贔屓の団体の敵だと思って初見のフリして下げるコメントしている場合もあると思います。

ヤフコメなどでも執拗にボーカルが演奏に負けてると主張する人が居たり。
スーメタのあの声の通りで負けてるなら大半の人は負け過ぎていることになりますよね(笑)

少しずつ、少しずつ、レベルを上げていってもらえばいいです。
(今でもかなりレベル高いですがw)
周りが何と言おうと自分の信じる道で頑張っていけばればいいんだと思います。
ファン( ^ω^ )はそれを信じて応援するだけです。(o^-^o)

2ndの内容とプロデュースでは、もっと神バンドの存在をアピールしてくると思ってましたので、その反対になってとても意外でした。MVにバックの演奏シーンはほとんど出ませんし、ウェンブリーも同じように感じました。BABYMETALは七人という捉え方に反発し、あくまでも三人が主役であることを強調してるかのようです。

もう一つの驚きは、ボーカルとしてのユイモアが存在感を増してることです。アイドル色が弱まるのは想定出来ましたが、いい意味で裏切られました。

漠然としてますが、プロデュース側は本当に三人を信頼してるし三人に対して愛があると感じました。

>30年いなかったパフォーマンス力、これからも難しい

同感です。
しかしながら、日本特有の接触商法や口パクについてアイドルグループが非難されることが多いですが、その様なアイドルに確かなニーズが有るのも事実です。歌えなくてもCDを買ってしまうファンがいる以上変わらないかもしれません。

でも、今回BABYMETALが結果を出したことでどうなるでしょうか。ファンの評価の仕方が少しでも変わったら、本物で勝負しなければならなくなるかもしれません。そうなれば、第二のBABYMETALは意外と早く出てくるかもしれませんね。

ファンやプロデュース側が、これからどの様な舵を切るのか?興味深くみています。

レイトショーの『ギミチョコ!!』で、終盤のユイモアのコーラスがいつもより大きめにMIXされていたように思いました。
二人のヴォーカルスキルも確実にアップしていると感じます。
あわせてスゥのヴォーカルも、以前に較べて「全力」をコントロールできている様にも思います。LIVEのペース配分ということだけでなく、曲中でのバランスが非常に安定しているなぁ、と横アリの放送を観て(現場の音響ではそこまで気が付かなかった)感じました。

神バンドの凄さは、いくらでも加工が効くスタジオ版を、ライブで再現しちゃうところじゃないですか!
言いたい奴には言わせておけですよ。ワカル人にはワカリますよ。

『BOHさん「凄すぎ!」 Amore のソロ!BABYMETAL 神バンド』
https://www.youtube.com/watch?v=WQs7i55T5-M

8:50辺り
「CD音源を彷彿させつつ、変えてますね。」「CD音源より、音数自体は多いかもね」

密かにモイモイも生歌率高しと思ってたので、思わずコメント残しました。ちなみに私も東京ドーム落選です。・゜・(ノД`)・゜・。

ゆいもあのパートは声量の関係で完全に生歌にするのは難しいのではないでしょうか
リアルタイムでブーストするか演奏のレベルを下げるか
そしてゆいもあの声域に合わせた曲作りを前提として
ディスってるんじゃなくて、ゆいもあも制作側も頑張ってると思いますよ

ライブはCDよか圧力が違う
圧力って感覚的な物だからうまく説明できませんが
自分はフェスでベビメタをたまたま生で見れて演奏力に驚かされました
日本人のHMやHRバンドでここまで圧力出せるの正直いない
正直、いいねのPVを当時見てこれはメタルちゃうやろとスルーしてたんですよね(^_^;)
他の楽曲知らないのもありましたが、生で見て評価が正反対になりました

80年代等歌番組に外国人アーティストが
出演すると必ず口パクで歌っていましたよね。
何度もCD等で聴いた曲なんで出だしですぐに
わかってしまい毎回ちょっとガッカリしてました

最近の若い人達?が口パクかそうでない事が
判別出来ない方か多いみたいなので
ビックリ&ちょっとショックですね。
音楽を聞き流している人が多いのですかね?
まぁ私も若い頃より聴き込む事が少なくなった
と思いますが…BABYMETAL知るまでは(^^)

BABYMETALが熱い支持を受けているのは
本物の熱いLIVEパフォーマンスが理由の1つな
訳で…外国の方がウェンブリーの「GJ!」が
口パクでガッカリしたとのコメントがあり、
「はぁ?」ってなりました(苦笑)
「おねだり」などみたいにコーラス等は
音源を流していると思いますが、
基本生で歌っていると思います。
そういう誤解は完成度が高い裏返しですね。

…でもなんか悔しDeath(^_^;)

でもアレだけのダンスしながら歌うって
半端ないです。正直武道館のCD聴いた時、
息を切らして歌っている「おねだり」
を聴いた時、流石に口パク嫌いな私も
「口パクでも良いんじゃ…」
って思いましたもの(^^)

やはり編曲して録音する段階と、ライブ演奏では違うということでしょうか。
THE ONEを担当されたらしいtatsuoさんは御自身率いるバンドはあれど
アレンジャーとして非常に評価が高く、ギター・ベースの腕前も素晴らしい方
みたいなので、「餅は餅屋」ということなんでしょうね。
神バンドは固定のバンドではないですし。

そのtatsuoさんがtwitterで、タクシーで尿意を我慢して家まで耐えて
「戦いに勝った。頭の中でTHE ONEが流れた」とつぶやいてました。

前作はヴォーカルがやや無機質に聞こえることもあり、ボカロみたいと評されることも多かったんですが、今作はかなりライブ感出してきてますね。

ヘッドフォンで聞いてたら、アモーレの開始前の息遣いで鳥肌が立った。
こんなのカットしようと思えばできると思うのでワザとですよね。

ゆいもあも目立たないけど音程感しっかりしてますよね。
ハモると異常にさくら感というかアイドル感すごいけど。

日本人が本物の歌や音をまだ聴き分ける力がないと思いますね〜アイドルや他でも口パクの歌を高く評価してしまうのもあると思いますが技術面だけじゃなく(本物ってなに⁉︎)って事をわかるまで誤解や批判を受けるかもですね、色んな意味とで本物なんですけどねBABYMETALって。

LEDA神のTWITTERによると
. Road of Resistance …Ba
. Amore - 蒼星 -…Gt,Ba
. NO RAIN, NO RAINBOW…編曲,Gt,Ba
 に参加されたそうです。
 クレジットしましょうよ!

大神の変態ベース
Boh&Ledaの劇薬ツインリード
小神のイケメンボーカルの
KAMYMETALを一度でいいから観てみたい。
間違いなく面白いと思うんだけどなぁ。

ウェンブリーの「GJ!」に外人さんの「口パクでがっかりした」というコメントを見たとき「口パクだったの?」と内心少々がっかりしたのですが、
- 本ブログを見て安心しました
それに対して「口パクでもいいじゃない」というコメントが結構あって「そんなもんなんだあ」と思っちゃいました
ライブはやっぱりライブでやってほしいです

もう3rdアルバムの話ですか? 随分と気が早いですねぇ。(笑)
今回のアルバムでは変態ハーモニーが主旋律の上へ下へとさながら空中戦のように繰り広げられていますね。中でもいい味を出していると思ったのは、YUIMETALです。

「うぃ らぶ ろんど~ん」でお馴染みのYUIMETALは、一人で歌うには現状やや心もとなさがあるのですが、声に特徴があり、またよく通る声なので、楽器としての特性に優れています。

スタジオ盤ではじつに声の表情豊かに面白がって歌っているため聴いているこちらも楽しくなります。しかし、もったいないことにライブだと照れが勝ってしまうのか、その良さがうまく出せていないように感じます。(あくまでMOAMETALと比較してという意味ですが)

一方のMOAMETALは、天性のアイドル気質のためかいつでもどこでも最高のパフォーマンスをしてみせます。自分のその日の調子に応じてアレンジするスキルもたいしたものです。

これはファンの間でもあまり語られていないことのように思うのですが、ゆいもあの二人は声質も得意な音域も違うはずなのに、なぜか二人で歌うとビタッと揃います。ピタッ! ではなく、ビタッ! です。
互いの声が完全に融合します。あまりに揃っているので、まるで一人で歌っているような錯覚すら抱くほどです。KOBAMETALもこの事について触れていました。

この二人だからこそ出せるユニゾンだったりハーモニーがBABYMETALをBABYMETAL足らしめている、なくてはならない大事な要素(あるいは武器)なのですが、なかなかこの二人の(歌の)才能にスポットライトが当たらないのが残念です。

ギミチョコをベビメタの代表曲にした最大の功労者は、他ならぬYUIMETALだと信じて疑わない私ですが、今回のウェンブリーではこの曲に関しては被せだったように思います。

ギミチョコがどうしてライブだと曲の人気に比してそれほど支持を得ないのか、という話に繋がるのですが、その理由は先に述べたように、スタジオ盤のあの(YUIMETALの)ノリがどうしてもライブでは再現できていないからだと思うのです。

だからギミチョコに関してはゆいもあのパートは被せの方がいいのではないかと考えていたところへきての今回のウェンブリーだったので、個人的には得心がいったのですが、現地のお客さんがどのように感じたのかは興味があります。

あのギミチョコのゆいもあのパートも生歌だったら? それは驚愕するより他ありません。


藤岡氏はCD通りには弾かないですよね。
自分はCD通りじゃない方がライブの醍醐味だと思うんだけど、昔はCDと同じじゃないとファンががっかりするからってインタビューをちょくちょく見かけたけど、最近は変わったのかな?
日本のアーティストやアイドルのCDってパワー7割程度な感じで歌ってるようなのを耳にするけど、今回のBMのCDにも似たような印象を持ちました。
音を加工してるから尚更そう感じるのかも知れないけど、いずれCDでもライブのような迫力を感じられたら良いなぁーと思ってます。

菊池さん・水野さんのかわいそうな口パク疑惑が後を絶たないのは、一つに彼女たちの並外れた身体能力があると思います。体全体の筋力ですね。特に腹筋、背筋、肺活量。(もっとも、ベビメタには楽曲の構成上中元さんのパート含めて、かぶせも多いのですが、それを口パクとするのは論外でしょう。)
あのダイナミックで複雑で先鋭的な動きの中で、顔色一つ変えずに、大きく口を開けて息継ぎすることもなく、ほぼデロリアン通りに歌えるだけの体を作っているのだと思います。
もっとも、かく言う私もライブで目の当たりにするまで信じられませんでした。ケリー氏のように、その場にいてなお「口パク」との認識を変えない変わり種もいますね。最近の変節が話題のようですが。

K様
>昔はCDと同じじゃないとファンががっかりするからってインタビューをちょくちょく見かけたけど、最近は変わったのかな?

人によりけりではないでしょうか。LEDAさんはインタビューにて、CDと同じプレーを期待して見にくるファンのためにエゴは捨てる、といった趣旨のお話をされていました。

感想とか感じ方は個人差がありますし、
報道する側の思惑とか見解が入る以上はしょうがないのでしょうが
取材する側の能力不足というか
しっかり調べもしていない記事がまだまだあるので
BABYMETALの魅力が理解されていない一面もあるでしょう。
やはりまだこういう局面から次のフュースへ進む直前である以上は
正しく伝えていく為の
運営やファンサイドの確固たる信念や努力が大事ではないかと思います。

過去のヨーロッパのLiveでは、両サイドがSU-METALとメインヴォーカルを入れ替わって
ヘドバンギャーを歌っているのを見たことがあります。確かフランスとドイツだったはず。最近アルバムの中にあるシンコペーションのタイトルでYUIとMOAはシンコペーションなのかと思っております。※ただ、まだよく理解できてませんが。

う~んGJ!はさすがに口パクというかかぶせだと思います
合いの手などのかぶせではない部分と聴き比べてみればわかると思うのですが
さくら学院と同じように、CD版とは別に事前に録音した物を使ってると思います
というかGJ!は振り付けからして生で歌うのを考慮してないのでは、とすら思います

bmcさんの意見に賛成ですね
生歌の部分もあったでしょうが
メインは録音したのを流してますね

あのダンスしながら
あれだけ安定して歌えるなんて不可能です
訓練してるとかそんなレベルの話ではなく
できたら奇術ですね

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