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2016年4月27日 (水)

ニッポンの編曲家

 BABYMETALは確かにギミックで作られた。
 ギミックはコンセプトであり、その根幹は今も尚維持されている。
 しかし、BABYMETALが既に当初のコンセプトから遥かに逸脱しているからこそ、今のファン・ベースを集めた事については理解が得られていない様だ。

 メタルかメタルではないのか、については稿を改めるが、アイドルなのかアーティストなのかについては、今考えておくべきかもしれない。

 そもそもアーティストとそれ以外の領域など、誰も明確な定義はしていないにも関わらず、人々は「あれはアイドル」「あれはアーティスト」と勝手に判断しており、それは概ね近似値となっている。
 アーティストなら、自ら詩曲を書き、楽器も演奏するものだというのがそれだ。

 演者が自分が歌い易い曲しか作らないから、この三十年の邦楽はつまらなくなったと私は考えている。
 優れたコンポーザーと優れたヴォーカリストが同時に成立する事など、本質的には奇跡に近いとすら思うのだが、邦楽のファンは如何に凡庸な曲であっても歌い手自身が作ったのだから、そこに真実性があると思い込む。
 シンガーソングライター信仰は根深い。

 楽器を弾いていない云々に至っては、ロックのピン・ヴォーカリスト全否定をしている訳で、音も出ないのにギターを弾く真似をしているバンド・ヴォーカリストの方がよっぽど格好悪いと、私には思えるのだが。


 そして現在共有されていると思われるアイドル観にも私は違和感を覚える。

「アイドルは未完成な存在」で「(武道館といった)目標に向かうプロセスを共感していく」ものだというサブカル的なアイドル論は、本来なら極端な見方だった筈だがいつしかそうだと信じ込まれている様に思える。
 確かに少女が少女である時期は短く、その時その瞬間を記憶しておきたいというファンの心理は理解出来る。
 しかしその観点では、予め想定されたルートをただなぞるだけのものでしかない。そのルートから逸脱する事で初めて現実世界に普遍化して存在する偶像となる筈だ。
「アイドルというのはこういうもの」という固定観念は、個々のアイドル達自身には何のメリットももたらなさいと思う。

 私の私見でもなく、一般的アイドルの上がりとされる武道館はBABYMETALにとって第二の出発でしかなかった。この一点でもBABYMETALが、これまでのアイドル観から逸脱している事は明らかだろう。
 ただでは、「アイドル以上」なのかと言われれば、そうではないのだ。
 今も尚、BABYMETALはアイドル的な受容をされているし、アイドル性は当初のコンセプトの根幹の一つでもあり、そこから外れてはいない。
 また、BABYMETALとは違う手法ででも、他のアイドルがBABYMETAL的なアプローチをする事は有り得ない。

 BABYMETALは、「アイドル」としても「メタル」としても、META領域(ここは正しくその言葉の意味で)にいるのだ。


 私は映画美学校で脚本を教える中で、映画の脚本を勉強するなら1970年代末までの映画を観るべきであると主張している。1980年代に入ってから、ハリウッドの脚本の質は衰えた。
 音楽に関しても、80年初頭までのものが良かったと思っている。これには明確な時代の切り替わりがあった。流行音楽の作られ方が劇的に変わったのだ。

 この時代の音楽にはマジックがあった。楽曲の多くは専門の作家が作り、各レコード会社と結びつきの深い、極めて高い才能と技術を持っていた編曲家が録音を司っていたのだ。
 そしてバッキング演奏は最高の腕を持ったミュージシャンが鎬を削っていた。

 そうした時代の音楽現場を実にリアルに表した本が先般出た。
 本当に興味深く読了した。

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ニッポンの編曲家 歌謡曲/ニューミュージック時代を支えたアレンジャーたち
 著:川瀬泰雄, 吉田格, 梶田昌史, 田渕浩久

 編曲家は勿論だが、セッション・ミュージシャン、コーラスやストリングス、ガイド・ヴォーカルの専門家、エンジニアなど一通り網羅されている。
 BABYMETALファン的には、当然の様に青山純のドラミングについては多く言及されているし、ウィンクの「淋しい熱帯魚」を手掛けた船山基紀にインタヴュワーが言及している。

 私は80年代初頭の音響ハウスで録音した経験があり、その頃がちょうど24トラックのマルチが使われる様になった頃だった。




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コメント

非常に同感しましてコメントを入れさせていただきます。
>演者が自分が歌い易い曲しか作らないから、この三十年の邦楽はつまらなくなったと私は考えている。

この点、私は奥田民生の大ファンなのですが、ユニコーン再結成前の5年くらい、奥田民生の音楽が詰まらなく、すっかり離れておりました。
優れたボーカリストと考えておりますが、やっている音楽が本当に詰まらなかったからです。片や、他のミュージシャンのカバーなどはとても好きでした。
再結成後は、他のメンバーが作った曲も歌うこともあり、大変楽しいバンド応援人生を送っております。
ベビメタに出会ってからは、かなりそちらにシフトしてすっかりはまりこんでおりますがw
すぅちゃんは私の人生(41歳)の中で出会った一生ついていく素晴らしいボーカリストの3本の指に入ります。

3人の ためにも出来るなら 作詩 作曲を やらせて欲しい

中元すず香さんご本人が希望されるならシンガーソングライターとしてパフォーマンスされるのは良いと思いますがそれはあくまでもBABYMETALとは別プロジェクトとして頂きたいですね

船山基紀は明菜のスローモーション他アイドル系の編曲は沢山やってますよね。スローモーションだけに言及しても、全く欧米の優秀な大衆音楽に比しても全く劣らない素晴らしい編曲だと思います。日本人は自国の文化を過小評価してきたと思いますね。世界に認めて欲しくてウエスタナイズが行きすぎた。世界が気付くには時代がまだ早すぎた。

欧米がまだ日本に興味なかった80年代に既に日本では内輪の文化が花盛りだった。
ミ・アモーレはラテン歌謡だが個人的には80年代中盤にしてもう完成してると言うか飽和点に達している。ベビメタは決して突然変異ではなくこの日本人のDNAを受け継いだ系譜上にある。意識しようがしまいが先達のこの積み上げた努力の上で花開いたと考えます。このネット時代がしかるべくして遂にベビメタを出現させた。その強運をもって生まれた子達なんだと思います。

自分は70年代プログレを中心にファンクやフュージョンやクラシックまで好きで聴いて来ましたが、ベビメタは何の偏見もなく一発で素晴らしいと思いました。
何故かと思うにその数年前から日本の60年代後半から90年代前半までの歌謡曲・アイドル文化の素晴らしさに気付いてどっぷりハマっていたからです。

歌謡曲と言う文化自体がその日本的なフォーマットをベースにあらゆるジャンルを飲み込む巨大な溶鉱炉であり、アイドルはその記名性の名の元にあらゆるオマージュさえ包含が許される寛容性がある。

しかも完全分業体制であって完成度の高さを可能にする。さらに裏方の作家達のバックボーンは様々であり、海外の素晴らしい音楽家達の影響を受けて、それに追い付け追い越せとばかりに切磋琢磨して日本人らしく昇華して日本的歌謡曲・アイドル文化のフォーマットで表現してきた。

一般人が気軽に入り込む事が難しい本当に極一握りの人間しか音楽・レコード産業に携われなかった時代の才能ある人達で作ってきた文化。

GS歌謡・ビート歌謡・ロック歌謡・ソウル歌謡・ラウンジ歌謡・モンド歌謡・ラテン歌謡・ディスコ歌謡・カルト歌謡・やさぐれ歌謡・アイドル歌謡…
何でもありですね、正にこれが日本的な所であり日本文化の力学ではないかと。

基点の問題をはずして敢えて例えれば、さしずめベビメタはメタル歌謡。
例えそれと違うとしても、自分としてはやはりベビメタの本質は日本的高性能ハイブリッドエンタテインメントマシーン、或いは現代版伝統芸能だと思います。

BABYMETALはアイドルと呼ぶには上手すぎる
アーティストと呼ぶには可愛いすぎる。

最近の反知性的騒動に嫌気がさしていたので、この知的ブログに私の脳が喜んでいます。

いつも楽しく読ませて頂いております。

>>シンガーソングライター信仰は根深い

鋭い指摘だなと思いました。
確かに音楽が良いか悪いか(突き詰めると自分にとって好きかそうでないか)だけで判断すればいいはずなのに、いつのまにか背景とかそういったものを評価対象にしてしまっていて、しかもその比重が自分が思っている以上に大きくなっているのかなと思いました。

3人が以前言っていたように、今ある枠には入らない「BABYMETAL」というジャンルを、今後も作っていってほしいですね。

アイドルファンの私から見て、ベビメタは現時点ではアイドルでありアーチストだと思います。フロントの3人にはアイドル面があります。
ポリリズムの歌を発表した頃のPerfumeもアイドルでありアーチストだったと思います。今は、アイドル性は薄いけれど。(ライブ中のPTAという時間では、アイドルっぽいと思いますが。)
今も歌がとても上手な、アイドルだった松浦亜弥(あやや)さんも、強いアイドル縛りとつんくさんの楽曲を歌う縛りがなかったら、アイドルでありアーチストという存在になったと思います。
また、ももクロも、狂気を含んでいた時期のライブはアイドルでありアーチストだったと思います。
アイドルを名乗ったBiSは、音楽性がとても高かったけれど、実際はアイドルを名乗ったパフォーマンス集団だったと思います。
今も、それに該当する高い楽曲性と表現力を持つアイドルグループは他にもいます。
しかし、(私が考えている)アイドルであり同時にアーチストである存在はとても少ないです。
私は、そういうふうに見ています。


オペラ・クラッシック・民謡の家元など伝統芸術音楽をやってる人→アーティスト(芸術家)
作曲や譜面は書けないが若者から人気がある歌手やグループ→アイドル
作曲や譜面が書けて音楽知識がしっかりある人→ミュージシャン

子供の頃70−80年代の洋楽ロックバンドに明け暮れていた自分にとって、
邦楽や歌謡曲は全くの興味外の世界でした。

でも今考えると、洋楽でもレコードは素晴らしいのに、ライブだとあれ?
っていうバンドも多かったですね。

彼らの大半は曲は自分たちで作っていたと思いますが、実際は
プロデューサーやアレンジャーの力が大きかったのでしょう。

それでもBABYMETAL(や敢えてさくら学院も入れる)のようなフォーマットの
グループを好きになるのは、自分の中では他にあまり例がなく、
今でも「一体なんでなのかなあ」って思ったりしています。

私も全く同感です。そもそも、シンガーソングライター信仰自体が、ここ数十年自分が生きてきた経験だけでものを言っているナンセンスなものです。

個人が一人でやるよりも、何人かでそれぞれの得意なことを分業した方がより効率的であるという、デヴィッド・リカードによる「比較優位」という経済学の基本的な概念から捉えても、BABYMETALの先進性が説明できます。

簡単に言えば、モーツアルトが一人で作曲、演奏、歌唱、舞踊をしてオペラを表現するのと、モーツアルトが作曲し、一流の指揮者、演奏家、声楽家、舞踊家と分業するのとどちらが良い結果を生むか、ということです。

対象とする事象が個人で消化できる程度の単純なものである時代には、優秀な個人または数人だけで対応できるでしょうが、いずれ複雑化してくれば何事も分業せざるを得なくなります。現代では、海で魚を取った人が町へ出て魚料理を売ったりしませんよね?

フォーク、ロックといったジャンルもすでに成熟し、今まで通りのやり方では新しいものが出てこないと、誰もが感じていたところに現れたのがBABYMETALなのではないでしょうか?

>シンガーソングライター信仰は根深い
かつての日本はそうでした。
ただ、かつて渡辺美里さんが
誰が書いた詩、創った歌であっても最後に伝えるのは自分だから,
森川美穂さんが
自分は曲も詩も不器用で上手く出来ないからヴォーカルに徹するんだ
そういった趣旨の発言をしていました。
BABYMETALもメンバーも
自分たちのパフォーマンスで伝えることに全力なんだと思います。

近年,日本でもカバーソングが認められるようになってきて
ようやく潮目が変わってきていると感じます。

自分のアイドルは中学のころは初代タイガーマスクだったし高校時代はマラドーナその後はアイルトンセナだった
そして今はBABYMETAL

BABYMETALはシンガーソングライターではないがチームBABYMETALはシンガーソングライター
チームBABYMETALは自分たちで曲を生み出しそれを磨き上げる
他人が作った曲を歌ってるわけじゃない
BABYMETALが自分たちで曲を作らないなんて大間違いで的外れな意見だよ
BABYMETALはチームBABYMETALの中心にいるんだからね

川瀬さん、こんな書籍を出したんですね。高価でしたが、アマゾンで入荷待ち楽天で注文。
川瀬さんといえば工学部出身で、学生時代はビートルズのコピーバンドをやり、堀プロの、
大卒社員1号で、入社早々(というより卒業待たず)オックスという観客失神させるバンド
の現場マネージャー、グループサインブーム終了で、アンドレカンドレ(後の井上揚水)の
下済み時代マネージャーし、そして『山口百恵』の全時代7年間全ての『楽曲』の企画・
制作・ミキシングに携わった人ですね。レコーディング用のガイドボーカルまでも担当。
したがって、影の山口百恵(山口百恵の本体)と言っていい人です。2曲だけ作曲も担当。
川瀬さんは百恵の一回り上で、私の2歳上ですが、就職したのは同じ1969年です。

当方、ベビーメタルのファンになってから、歌唱(メロディー)ではなく、楽器音(リフ?)
を聞くことが出来るようになりました。百恵の楽曲も、その声が好きでしたが、今では、
楽器音を強く意識しています。川瀬さん全責任の楽曲ですから百恵の音は本当に良いです。
この書籍にも、『いい日旅立ち』の編曲が話題にされているようですが、歌は平凡です、
谷村さんも自信がなかったが、これは『音作り』と音に忠実に沿った百恵オリジナル歌唱
こそが、この歌をスタンダードに押し上げたと思います(秋桜のスタンダード化も同様)。
両曲とも自作自演では、(もちろん依頼されて作った故それは無いが)、ヒットはしない。
百恵の全250曲、6000円で買えます(百恵プレミアムがアマゾン中古に多数)音はいい。

アイドル”とは「一般人が憧れるような歌唱力や容姿を備えている」といった意味で使われていたし自分で名乗るものでもなかったと思います。
この意味であればBABYMETALは”アイドル”だと思います。郷ひろみさんなんかは今だって“アイドル”といえると思います。
○○トリオや××クラブ等が現れて以降の“アイドル”の意味は容姿そこそこで歌は歌えなくてもOK。歌ではない何かの特徴を以て自分でアイドルを名乗っても可。歳をとるか歌がまともに歌えるようになると曲を自作自演してなくても“アーティスト”という言葉に変更されることがある。こちらの意味ではBABYMETALは“アイドル”に属さない。かといって“アーティスト”もしっくりこないです。“シンガー兼ダンサー”かな。(本音は定義なんてどうでもいい)
また、BABYMETALが自作自演でないことで全否定する方々がいることは理解します。若かりし頃の自分がそうでしたから。AGEEE-METALさんの仰ることはわかりますが一般的にはBABYMETALは3人の事と解釈されるでしょう。
今の自分はBABYMETALは自作自演じゃないなんて事はどうでも良いです。むしろ分業だからできたクオリティですね。凄い。楽しい。面白い。

>BABYMETALは、「アイドル」としても「メタル」としても、META領域(ここは正しくその言葉の意味で)にいるのだ。

META=META-PHYSICAL の略ですから
BABY-META-PHYSICAL=形而上学的アイドル ということですか。

シンガーソングライター信仰...興味深かったです。
女性歌手の曲をカバーした、一連のアルバムが人気だった徳永英明さん。
一方、実力はあるのに、カバーの/カラオケの女王 だと揶揄されるMay.J さん。
代表曲の有無の他にも、シンガーソングライター信仰も一因かもしれないなぁ、と思いました。

BABYMETALプロジェクトの功績は
ゆよゆっぺと教頭という二人の奇才を育て上げたことだと思ってます
(ゆっぺの修正回数に比して教頭先生は一発OKが多いというのも面白い)

KOBAMETALは人材の育成とマネジメントの天才じゃないでしょうか

あとはNARASAKIにももうちょっと曲作って欲しいところです

アイドルの定義は曖昧だから、BABYMETALが何者かとの議論ではいつもモヤモヤしますね。また、アイドルは時代によっても変わりますので、古い話より「AKB後」くらいで語らないと広がり過ぎるように思います。

詳しくない自分が感じてるアイドルの定義にBABYMETALを当てはめて考えてみました。

①自らアイドルだと表明している×
②芸能よりルックスに価値をおいている×
③②のため、通常は口パク×
④同じく②のため、グラビアを収益とする×
⑤握手を有料化している×
⑥視覚的に差別化するための衣装演出がある○

こんな感じでしょうか。
六項目中、該当一つなので「ちょっとアイドル」でいかがですか?(笑)本当はどっちでもいいですが。

浮世絵って,版元,絵師,彫師,摺師,...のような多くの人が関わる,総合芸術っていうか,ポップアートだったと思われます.商業目的のいわゆる「工業製品」だったのですが,その後の世界で,大きな影響を与えているのは周知のとおり...

版元=アミューズ(KOBAMETAL)

と考えると,実は,伝統的な日本のものづくり形態になってるんじゃないかなどと思えてきたり...

ゆよゆっぺ,教頭 ≒ 写楽,北斎

とか(^^)

アイドルの枠に収まらない、アイドルとは思えない歌唱力などと表現されるのを目にすると「歌が上手かったらアイドルではなくなってしまうのか?」とモヤモヤしていたのですが、未熟だけど頑張っているのを応援する、成長を共感する、というのが現代のアイドルの定義ならばスッキリ納得です。
これはおニャン子クラブ以降の手法ですね。

でもなんだろう、上記の定義ではBABYMETALはアイドルとは言えないのだけど、あの輝きとスター性はやっぱりアイドルなんですよねぇ。

Twitterを見ていて自分が感じたことなのですが、アイドル好きでベビメタをあまり好きではない人はベビメタをアイドルじゃないと言う人にかなり反発する傾向があるように思います。
吉田豪氏もその傾向があるかと。

(1)gimmick,hook
仕掛け,注意を引くもの


(2)imitation,sham
まがい物


(1)はあくまで注意を引くための「仕掛け」であり,本当に人を繋ぎ止めるには,何かが「本物」である必要があります.(2)では,一時は騙せても,長くは繋ぎ止めれません.

じゃあ,「アイドル」って何???よくわからなかったり(^^;;)

何が言いたいのかよくわからない記事だが
結局の所、今回の騒動でネットに残ったのは
お前も含めてベビメタファンは頭おかしいやつらという認識だけだね。

日本で「自作自演が最高」の潮目をつくった張本人である若大将が、
無邪気にBABYMETAL最高!って言ってくれてますしね(^O^)

「蒼星」や「シンコペーション」が何年も前から存在しながらレパートリーにならず、
ひたすらスタジオでその完成度を高める試行錯誤だったという事実は、
KOBA率いる制作チームが本気の玄人である証明でしょう。
2ndが世に出て、ようやく判る1stの凄さ。

ブログ主が嘆く神バンドと音源製作者の面々の混同等についても、
歌謡曲時代を支えた凄腕スタジオミュージシャン&アレンジャーの項から、
現在の若き才能がメタルとアニソンに魅かれ集う理由までを、
正しく識り俯瞰する必要がある訳ですから、これは正に好著だと思います。

>シンガーソングライター信仰は根深い

そんな信仰があったとは全く知りませんでした

クラッシックの楽団員、オペラ歌手、ミュージカルスター、映画の俳優はアーティストと呼ばれることも多い。

なぜかロックやフォークでは自分で作り、演奏し、歌わなくては認められない。

BABYMETALはオペラやミュージカルの方が形態として近い気がする。
もちろん監督・指揮は KOBAMETAL。

いつも興味深く拝読させていただいております。初投稿です。

わたしもUMITAKA-METALさんのおっしゃるアイドルの定義(=未熟だけれど頑張っているのを応援する、成長を共感する)が適切だと思います。
なぜなら、現代のアイドル好きのほとんどがこの点を重視してファン活動を行い、世間的にも大半がそのように認知しているように観察されるからです。メディア上での用語法も(無意識的にでしょうが)これを前提にしているように思われます。
アイドル像は時代によって変化し言葉としての意味合いも変遷しますが、本来の意味がなんであるかというのではなく現時点で通用している意味で議論すべきなのではないでしょうか。

BABYMETALがどうカテゴライズされるのかなどという話は彼女(彼ら)達のパフォーマンスの前では取るに足らないものですが、とりわけ日本においては偏見の主原因を担っているように思います(障壁であると同時にブースト装置にもなっているのが面白いですが^ - ^)。
おニャン子クラブから始まりAKBで駄目押しされたアイドル像(未熟な「まがいもの」)が無意識的に刷り込まれている日本では、BABYMETALを評価するのに海外とはまた違うハードルを一つ越えなくてはなりません。秋元康プロデュース的なアイドル像とどのように折り合いをつけていくのか、ぶち壊すのか、知らんふりをするのか。おそらく後者でしょうけど、そうなるとアイドルと呼ぶべきではないことになり・・・(KOBAやアミューズはこちらの方向性ですね)。

BABYMETALについて音楽性に関する評論は国内外ですばらしいものがいくつも目にされますが、アイドル性やダンスパフォーマンスに関してのものは未だ全然現れていないように思います。なかなか難しいのでしょうが。ぜひそちらの観点でも腑に落ちる感覚を味わいたいです。

>>みんち さん
>>総合芸術
>>版元=アミューズ(KOBAMETAL)
>>伝統的な日本のものづくり形態
>>ゆよゆっぺ,教頭 ≒ 写楽,北斎

だいぶ前から、私も、BABYMETALは「プロジェクト」であり、「総合芸術」的なものを志向してるのでは?と漠然と想ってましたが、最新の「QUICKJAPAN」誌インタビューで、KOBAMETAL氏本人がまさにその旨を話していて、やはりそうだったのか、と得心がゆきました。同誌の別の記事で、あのマーティ・フリードマン氏が図らずも「プロジェクト」というワードを使って自らのBABYMETAL感を語っていて、これまた得心。

よくこれだけのハイクオリティ・ハイブリットなエンタメプロジェクトが出てきたものだ、と心が踊って仕方がありません。チームBABYMETALは、プロの仕事人たちが集って、本気で「遊ぶ」と、これだけ素晴らしいものが出来上がるという見事な実践例ではないでしょうか。

cmiyc さん:

情報ありがとうございますm(_._)m
おそらく,たくさんの偶然が重なっているとは思いますが,チームメンバーの全員が,その場その場で,全力で対応し(本気で遊び(^^),チャンスをモノにしてきたんでしょうね~~~

どこへ行き着くか見当もつきませんが,私も傍観者として,ワクワクさせてもらいます(^^)

先ほどの私のコメントは今回のエントリを読んだ時の違和感の一つです
が、その他にも違和感がいくつかありました。
とそれを列挙しても私の力量不足から発展的議論には結びつけられそうにないのでもう一つだけ

>BABYMETALは確かにギミックで作られた。
>ギミックはコンセプトであり、その根幹は今も尚維持されている。
>しかし、BABYMETALが既に当初のコンセプトから遥かに逸脱しているから
>こそ、今のファン・ベースを集めた
以上すごく共感

>事については理解が得られていない様だ。
えっ? そうなの?

>Daiさん

metaはmetaphysicsの略ではないですよ。老婆心ながら。

>POCARIさん

そもそもこれはバラカンさんの「まがいもの」発言を受けてのエントリと思います。彼が選んだボキャブラリの背景には、小中さんが指摘しているシンガーソングライター信仰もあるし、そもそもギミックから逸脱して進行しているプロジェクトであることへの無理解があると思うのですが。

Oi-METAL 様
ご助言ありがとうございます。

私はバラカン氏の発言もそれに関するエントリも無関心でした。
「理解が得られていない様だ」というのはバラカン氏のような人に対する意味だったのですね。

今更バラカン氏の発言を読むこともそれに対する本ブログ該当エントリを読むこともしませんが、前段があって理解できる内容だということ心得ました。

ありがとうございました。

前山田 こと ヒャダイが ベビーメタルに どんな 曲を 作るか 見てみたい …‥

「ニッポンの編曲家」、買おうと思っていて、失念しておりました。
思い出させていただき、ありがとうございます。

過去の優れたミュージシャンには、必ずと言って良い優れたプロデューサーが付いて居た訳で、その視点で見るBABYMETALは、実に興味深い存在です。

優れたボーカリストの影にも、優れたボーカルトレーナー、プロデューサーが必ず居るのですし。

「シンガーソングライター信仰」、一人のアーティストが全ての判断をしていることなどあり得ないので、愚かしいと思っています。

歌唱力のある歌手が歌ったとしても「人間なんて」が拓郎以上に心に響くとは思えないですが、曲によっては、というか大概の曲は良い楽曲を良い歌手が唄うのが正解のはずですよね。ポイントは即興性ですかねー、再演だとしてもそこは眼をつぶって。BABYMETALの宿命は、質の高い生歌生演奏を追及したあげくプリレコーディング部分が興を削ぐことです。導入部が全く同じだからミスってはじめてカラオケ口パクじゃない、と驚かれるなんてもはや悲劇です。ドームでは生鍵盤生金管をおごって欲しいな。

そもそもギミックあるいは紛い物という言葉のニュアンスが良くわからない。と言うより苦し紛れの遠吠えに聞こえるんです。

なぜヘイターがフェイクとか贋作と言わないのか?いや言えないかと言えば、ベビメタのパフォーマンスにはオリジナリティとリアリティがあることを完全に否定出来ないからでしょう。

低次元な罵声しか与えられないという悲しい事実が彼らの主張を惰弱で説得力のないくすんだものにしてしまう。
そこには何の刺激も魅力もないということです。

 ベビメタはアイドルか。
 自分にとっては素晴らしいパフォーマーであると同時にやはりアイドルです。
 最大の要因は、MC無しのノンストップのステージングにあると思います。ノンストップで激しいパフォーマンスを続ける3人、それを観る男性ファンは、素晴らしいパフォーマンスを楽しむと同時に、彼女たちは大丈夫なのかという気遣いが常に頭に有るのではないかと思います。
 可憐な3人の少女達が自分たちを楽しませるために笑顔を振りまきながら、過酷なパフォーマンスを行っている。なのに自分たちは彼女たちを直接的に護ったり、手助けしてやることは出来ない。男性ファンは父性的本能を否応なく刺激され、もどかしさを感じながら、より一層彼女たちに声援を送ることになるのだと思います。(少なくとも自分はそうです)。
 そしてまたオフステージのギャップ。ステージ上の可憐ながらも凛々しい姿とは異なる、無邪気で穏やかな可愛らしさに触れると、またまた魅了されることになります。
 初めは楽曲の完成度の高さや素晴らしいパフォーマンスに惹かれるも、彼女たちのアイドル対応には嫌悪感さえ持っていたのに。
 人間変わるものです(笑)。
 

> Daiさん

私個人の見解では、例えば、如何にもメタラーな連中がそれなりに楽器を弾いたりしながらバンドを組んでメタルをしていて、でも実は作曲は自分でしていなかった…なんて話になると、ヘイター達は偽物、つまりフェイクと言うんじゃないでしょうか?
注)私は別に自身で作詞作曲してなくちゃダメ、ゼッタイとは思ってないです。

…で、BABYMETALの場合は音楽性や作詞作曲云々っていうの話もあると思いますし、それも含むとは思いますが、まずはそれ以前に「可愛い女の子が」とか「ダンスが」とか「歌詞の内容が」とか「マッシュアップが」とか、そういう「仕掛け」をヘイトする上で「ギミック」って言ってるんじゃないですかね?
注)個人的には否定的な「ギミック」という意味ではなくて、エンターテインメントとしてのクオリティを高めるための、肯定的な意味での「ギミック」ではあると思ってます。

だから、例えばダ・ヴィンチが描いたモナ・リザが本物で、若手画家の書いた模写が贋作・フェイクで、イラストレーターがディフォルメしたモノがギミックみたいな…。
注)私はこれらの「本物」「贋作」「イラスト」は全て存在意義があると思ってますから、言葉遊びですけど、区別はしても差別はしないです。

>シンガーソングライター信仰
その教祖はボブ・ディラン、PPM、BEATLESあたりでしょうか。

個人的にはBABYMETALは日本では特異な存在だったザ・ピーナッツの系譜につながるアーティストかなと思います。
キャンディーズのマネジメントをしていた大里会長がホロプロに入社して最初に担当したのがザ・ピーナッツのマネージャーであったことも、今のBABYMETALプロジェクトの方向性に影響しているのかもしれません。

連投となりすみません。
YAS130-METALさん。
葛飾北斎に心酔したゴッホが北斎画をいくつも模写していたのは有名な話ですね。
人が成長するための「学び」という語は「まねび」が転化したものだそうですが、BABYMETALを「まねびつつ成長するメタル」という意味と捉えれば、まだ未熟ながらも未来に向かってまだまだ進化した姿をもって魅せてくれるのでは、という期待感があります。

QJはMETALHAMMER編集長のインタビューが面白かったですね。
あの表紙の撮影にはアイアンメイデンの公式カメラマンを使ったとの事。
いかにメタルのリスナー、読者に届くビジュアルにするか?苦労したんでしょうねw
確かにそれなら誰も文句のつけようがない

例のポッドキャストで、ソニスでのべビメタのライブに衝撃を受け
自分から仕事がしたいと売り込んだ・・・と語っていたアダムさんも、
の日本の雑誌の編集者の視点から、メディア取材を裁く担当者として描かれていますね。

要するにべビメタを「チーム」とするのは、もう不適当だと思います。
援軍が次々に増え続け、各々が全力を尽くして3人を盛り立てている。


今はファンに徹してるようですが、ここのブログ主にしてもそうなんじゃないかな?
スレイヤーがPVで刑務所を舞台にしたアメリカンでスプラッターなホラー調の映像を作ってましたが、
メタルとホラーは切っても切り離せない面がある。
素人目でも、メタリカのONEなんかはヒッチコックっぽい?のかなと思うし。


日本独自のJホラーのメソッドを作った人間が、魔法少女ものの脚本も書けるとか、
ティガの文脈から見てメタ太郎はどうなんだろう?とか、
もう運命としか言いようがないような展開に見えますけどねぇ(しつこい)


アミュモバ ローチケ余裕の落選
THEワン二次は当選してくれないとそろそろ困るって

Babymetal на НАШЕ ТВ!
モスクワのテレビ局にご挨拶。
https://www.youtube.com/watch?v=5bO_2s6WVZQ
Published on Apr 29, 2016
Японская группа BABYMETAL уже в эфире НАШЕ ТВ! Девочки записали специальное видео-обращение для зрителей телеканала.

な。。何が起きてるんですかね一体。
モスクワ公演のフラグ?プーチンさんがメイトとか?

>個人的にはBABYMETALは日本では特異な存在だった
>ザ・ピーナッツの系譜につながるアーティストかなと思います。
BBM曲の「情熱の花」なんて見たいわぁ…ヨーロッパのファン大喜び。
’ザ・ピーナッツD.C.レトロ’版をベースに…とか妄想しながら
原曲を調べたら、宮川泰先生やりすぎ。

めめさんのコメントでちょっと思い出した記事ですが
『これまでの延長線上に、メディアのイノベーションはない』
http://wp.me/p2K5bJ-1kB
「エコシステム発想」や「ロングターム・イノベーション」のくだりは
まさにベビーメタルかと。
グーグルの『10%より10倍を』ってカッコいいな、おい。

めめさんのコメントに成る程と思いました。私もQJ125買ってきました。
BABYMETALはそれに関わる者を巻き込んでいく。既にチームとかいうレベルではないと。
アーティストとは表現者であり、それは何を行ったかではなく、誰にどれだけの感動を与えたか?それこそが大事なのかも。
なんか宗教ぽい。キツネ教か。

>シンガーソングライター信仰

確かに明確な定義は無いですが、長年の積重ねで
それぞれの役割に言葉(ミュージシャン・コンポーザー等)が
あるように、役割の区別というのは存在すると思いますし、
創造出来るか出来ないかで区別されるのは必然かとも思います。

自分の考えでは、自ら詩曲を書き(創造)、楽器も演奏するのは
多くの才能が必要ですし、その創造したものが最上の物であれば、
多くの賞賛や敬意が払われるべきだと思います。

最上の物ではない曲や演奏をどうするかは本人や回り(事務所や
プロデューサー)の判断で、最上になるはずのものが
判断ミスで平凡なものに終わってしまった場合、聴衆は残念だと
思いますが、当人達の判断なので受け入れるしかないとも思います。
これは制作者への信仰という受け手の問題より、制作者には
プロデューサー的視点が必要で、それを忘れていたり指摘できない
制作者側の問題なんじゃないのかなと。
マンネリになってくるから・より良いものを作りたいから
外部の視点や力を導入するという気持ちの欠如という事なのかなと。

本当は皆自ら詩曲を書き(創造)、楽器も演奏したいんだと思います。
でも、どこかの時点で向き不向きや好き嫌い、才能の有無なんかを
悟るんじゃないのかな。

自分の考えでは、自ら詩曲を書かないヴォーカリストは、
セッションミュージシャン同様、ミュージシャン(兼パフォーマー)
なんだと思ってます。
アイドルはミュージシャンの比重より、パフォーマーとしての
比重が遥かに大きいんだろうなと。

BMもフロントのミュージシャン兼パフォーマーとバックの
セッションミュージシャン(神バンド)を擁したプロジェクトとして
見ていて、バンドとは感じたことは無いんです。
確かにライブを重ねればバンドとしての一体感は出てくるけれど、
バンドのような個々のパーソナリティーや個性のぶつかり合い
みたいなモノは絶対に出ないと思うからです。
だからBMはバンドじゃないという声にも納得する部分はあります。
バンドじゃないからロックするなってのは論外ですけど。

フロント3人が曲を作ってないとか、楽器を演奏しないという話や
BMはバンドじゃない声も自分は全く気にならないです。
小さい世界の更に少数の人達の固定観念だと思うので。

ダンスボーカルユニットからバンドチームそして今では多数の内外のアーティストを捲き込むモンスター楽団となったベビメタ。
ベビメタに楽曲を提供したことで有名になった作曲家、制作に参画して新規ファンを獲得した海外バンド、表紙に採用しただけで毎号売り切れてしまう斜陽雑誌。

停滞していたメタルロック界で新たな鉱脈を掘り当てたことに世界の主力メディアも興奮を隠せない様子です。

ロッキングオン6月号のインタビューでSuは「舞台では数秒先の自分の姿までが見える」との発言をしてるようですがこれは潜在意識領域が「フローの状態」にあると言えます。
この意識状態に入ると自分の思い描く理想の姿がはっきり見えるようになり次々と連鎖して起きて行くので万能感が生じます。
素晴らしい!と感じるのはそれでも礼節をけして忘れない彼らの美しい立ち振舞いにあると思います。

BABYMETALの本当の凄さは彼女たちの「勇気」にあると思います。
他にも「献身」「努力」「根性」etc...w
彼女たちがどこかで一度でも挫けていたら、
「ギミチョコのMVが面白い若手アイドル」までの存在でしかなかったと思います。

サウンドが、バンドが、アレンジが、プロデュース力が、コンセプトが凄いなどなど、
たくさん言われていることですが、
それら全部、中元すず香が「ど根性」で長い旅を続けてきた結果、
陽の目を見ることになったBABYMETALの一面でしかない。

シンガーソングライター信仰について

 欧米の過去のレジェンド達も、大概は有能なプロデューサーや編曲家といった裏方の方たちの支えによって成り立っていたのでしょうね。(もちろん独自のコンセプトやイメージを本人たちが持っていることが大前提ですが。)
 現在は裏方の方たちにもスポットライトが当たるようになって大分認知されるようになっているのでしょうが、根強い信仰がまだまだあるんですね。
 プリンスみたいになんでもできる天才はそうそういないでしょうに。

 松任谷由実さん。彼女の楽曲は本当に素晴らしいけれど、シンガーとしては・・・。彼女の素晴らしいソングライト能力を目の当たりにすると、シンガーソングライターが全盛だった時代、周りは歌は他人に任せろとは言えなかったのでしょうね。実際商業的にも十分成功したのだし。でも、歌は歌の才能がある人に任せていれば、より素晴らしい作品が送り出されていたはずと思うと本当に残念です。これもシンガーソングライター信仰の弊害なのではと思います。

 やっぱり、ベビメタみたいな適材適所の分業制が今後は主流になっていくのでしょうし、そうあるべきなのかもしれません。もちろん、ベビメタであれば、コバメタルのような核となる人物がいることが大前提でしょうけど。会社の起業と似ていますね。


 

 

ミキオさん、

>プリンスみたいになんでもできる天才はそうそういないでしょうに。

プリンスのような音楽の天才にも、アラン・リーズというジェームズ・ブラウンも手がけた
大物プロデューサーが付いていましたからね。

そういう意味では、国内外を問わず、表方と裏方の間での適度な緊張感というか、
共に切磋琢磨していく感覚というのは、とても大事なのではないかと思います。
(これが私がさくら学院に対しても強く感じていることですが)

アルバム・メタルレジスタンスには海外アーティストも制作に参加してます。
3作目ではさらに世界の奇才を裏方に集めることになるかと思います。
BMという名の無形資産は日本だけのものでないスケールに拡大しています。
それを確信させる番組をMtvが制作しました。神番組です。
主さんのエントリーを静かに待つことにいたします。

>>Dai さん
>>ロッキングオン6月号のインタビュー
>>潜在意識領域が「フローの状態」

ここ最近の別のいくつかの雑誌のインタビューでも、このニュアンスのことを言ってますが、ここまでガッチリとこの件を語ったのは、このロッキンオンだけかな?と。まさに、チクセントミハイが言うところの「フロー」ですね、これは。今回の一連の日本国内誌への露出ラッシュでの、SU-METALさんの言葉の数々は、実感のこもった力強いものばかりで、正直、かなり感動してしまったのですが、このロッキンオン誌のインタビューがもっとも濃厚だったような気がします。言われてみれば当たり前のことですが、彼女たちフロントの3人、ツアー中にたくさん大変なことがあって、それを乗り越えて・・・やってきた、と。周囲の「プロの仕事人」たちに負けないくらいの「プロ」なんだな、あの3人は・・・。と改めて認識しました。ロッキンオン誌の別冊付録はとても良かったです。

cmiycさん
「フロー」に関してはドラムの青山さんが最近インタビューで似た話をされてますね。
「メイクとかじゃないです、神に成り切ってただ何も考えずやってます。」
「スイッチが入るんです。『あなたは今から神です』と言われて。。。。」
何となく想像はしてましたが、ライヴ前にちゃんと「神を召喚する儀式」やってるんですね。不覚にも声を出して笑ってしまいました。
「BMは現代の巫女神楽である」と前から思ってましたが、本屋で光の速度で購入した「BM読本」(ロキノンジャパン6月号付録・実はこっちが本命)を読んで益々その見立てとおりだったことがわかりました。
しかし常識で考えれば如意自在・融通無碍の境地に入るにはまず相当の修業が必要な筈だし、その状態をずっと維持し続けるのは難しい。
いくら神をインストールしようとしたところで揃えた器がヘボでは役に立ちません。
まったく凄い人たちが集まったものです。

>>潜在意識領域が「フローの状態」

スポーツ科学,脳科学,...なんかの話と関係してきそうですね(^^)

現段階のプロジェクトBABYMETALは,

「アイドルは未完成な存在」で「(武道館といった)目標に向かうプロセスを共感していく」

っていうのとは,かなりかけ離れている気がしています.日頃,鍛錬を重ねたアスリートが全力で戦っているイメージでしょうか...歌にしても,踊りにしても,演奏にしても,楽曲制作にしても,振付にしても,....プロと呼ばれる人々が振り切って全力で戦っている感じでしょうか...「メタル」というコンセプトは,全力で振り切ってパフォーマンスしてもいい環境になってるんじゃないでしょうか? 無駄に速弾きだし,無駄に音量は大きいし,無駄に歪んでるし,無駄に変拍子するし,...みんなが全力で戦える(^^)

ソニスとかの動画を見た後の気分って,音楽ショーを見たというよりも,スポーツ観戦した後のような気分になるんですよね.どっちかというと,こういう感じ

https://www.youtube.com/watch?v=lhectASkK_g

BABYMETALとメイトの関係も,サッカーのクラブチームとサポーターの関係に近い気がしてます.ライブを観るというより,一緒に戦っている気分になる(^^)

YOSHI-METALさま

 プリンスにも別にプロデューサーが居たのですね。プリンスは作詞作曲から演奏、プロデュースに至るまで全て自分でやっているのだと思っていました。やはり客観的に見てくれる人が必要だったのでしょうね。
 ただ、彼自身が多くのアーティストのプロデュースも行っており、やっぱり規格外なのかなと思います。
 ところで、彼の残した膨大な未発表曲はどうなるのでしょうね。それこそ有能なプロデューサーによって、世に送り出してもらいたいですね。

BBCの番組にはとてもおどろかされました。黒人の女性にインタビューしてる…この部分だけでも現地のメタラーだけじゃなく一般のリスナーも驚いた筈。
そしてMTVでもMOAMETALが「BABYMETALで世界を繋ぐ架け橋になりたい。」発言。これ、世界に配信されるとしたら、とんでない発言。メタルですからね。でも海外の人達は日本人とは全く別角度でこのティーングループに期待してるのがよくわかりました。キムケリー女史の養子にしたい発言は、やはりこの発言を実際聞いたからなんですね。
日本のオッサンは世界に通用した、ビルボード39位!ぐらいしか頭になさそうですが…もし本当に国や人種をメタルで繋ぐ事が実現できれば新しいビジネスモデルだし、KOBA氏も世界的名プロデューサーとして語られるでしょうね。

いつも良い記事、ありがとうございます。「日本のアレンジャー」、ぜひ読みたいですね。注文します。

思えば、80年代というのは面白い時代でした。
LPからCDへ、レコード再生フォーマットの主権委譲の時代、まるでそれに合わせるかの如く種々多様な変化の見られた時でした。年代の終わりが昭和から平成への元号刷新時にほぼ符合するのもまた興味深い。

音楽スタイルや様式的には、メタル、テクノ、ラップ、そして所謂ワールドミュージックなどの世界的に(一般レベルで)認知され始めた頃で、日本では、平成元年(89年)のX(のちのX-JAPAN)結成、「イカ天」放送開始につながるバンドブームの下地(RCサクセション、サザンオールスターズ、YMO、「オリジナル曲が作れるアイドル」チェッカーズなどの人気)の出来上がった頃だと認識しています。

そのバンドブームは、歌謡曲やアイドルソングのロック化(欧米化)に一定の影響を与えたように記憶しています。そして(私見ですが)それは、以前からあった「ニューミュージック」なる言葉の流行(あれは何だったのか)、そして「歌謡曲」という呼称の忌避傾向と合わせて、日本人の心の中にあった「洋楽コンプレックス」と「邦楽愛」の葛藤の発現と見ています。当時の我々にあった劣等感と自尊心の綯交ぜでしょうか。それはまた、88年に当初洋楽専門ラジオ番組として放送開始したJ-WAVE(初回からよく聴いてました)による「J-POP」という呼称の発明の根底にあるのではないかとも。

>BABYMETALは、「アイドル」としても「メタル」としても、META領域(ここは正しくその言葉の意味で)にいるのだ。

う~ん。やっぱりMETA領域の意味がいまいち腹に落ちない。
調べても「メタデータ領域」と言う工学用語があるだけで全く結びつかない。
僕は「高次の」を意味するギリシャ語メタ+領域だから高次元領域=形示上学的世界と解したけれども、それは違うという親切な人もある。
違うと言いながらしかし解は示さない。解を示さない反論には何ら価値はありません。

「とてつもないアイドルにBMはなっている」と今更大騒ぎするテレビに腸が煮えくり返る思いをしながら、アイドル存在としてのBMの源流に思いを巡らす。
BMは突然変異的に誕生した紛い物のアイドルなんかじゃない。
何に憧れ何を目標に誕生したのか、それをどこまでも遡ると、日本の芸能文化本流につながる支流のひとつであることがわかる。

BM>>可憐Girls>>広島アクターズスクール>>perfume>>SPEED>>安室奈美恵>>沖縄アクターズスクール>>マキノ 正幸>>マキノ 雅弘>>牧野 省三

牧野 省三(まきの しょうぞう、1878年9月22日 - 1929年7月25日)は、日本の映画監督、映画製作者、脚本家、実業家である。

日本最初の職業的映画監督であり、日本映画の基礎を築いた人物である。「映画の父」と呼ばれたD・W・グリフィスになぞらえて「日本映画の父」と呼ばれた。千本座の経営者から映画製作に乗り出し、300本以上の時代劇映画を製作。尾上松之助とコンビを組み、彼の忍術映画でトリック撮影を駆使した。歌舞伎や講談、立川文庫から題材を求め、「スジ、ヌケ、動作」を三大原則とした映画製作で大衆から支持を得た[1]。その後マキノ・プロダクションを設立し、阪東妻三郎、片岡千恵蔵、嵐寛寿郎、高木新平、月形龍之介、市川右太衛門といったスター俳優や、監督の衣笠貞之助、二川文太郎、井上金太郎、内田吐夢ら、脚本家の寿々喜多呂九平、山上伊太郎らを育て上げた。

MARK1さん:

「日本のオッサン」も同じようなことを感じてる人も(自覚のない人も含め..)少なくないんじゃないですかね.じゃないと,引っかかるオッサンが多すぎる気がするんですよね(^^)

少なくとも私は,BABYMETALのライブ映像を見て「世界平和って,こういう風に実現できるのかも...」って,普通に思いましたから...ただ,彼女たちにそんなものを背負わせてもいいのか...って心配はありますかね...まあ,傍観者である我々には何もできないのですが(^^;;)

何がギミック(仕掛け)で,何が実体なのか...BABYMETALって,本当に不思議な存在ですよね.

× 形示上学的
○ 形而上学的
の誤字でした、訂正いたします。
なお、「牧野 省三」はwikiからの転載であることをお断りいたします。

>META領域
自分も正しく認識してるのか曖昧ですが「入れ子構造」という言い方が近しいのかと思います。マトリョウシカ的とか、つづら形式とか言う奴でしょうか。「小説内小説」「劇中劇」みたいな多層構造に成ってて、ちょっと「ややこしい」在り方ですかね。
アイドルである「さくら学院」の中の「BABYMETAL」というアイドル。アイドルがアイドルを演じてみせるみたいな、ちょっと「抽象化」された「存在」という事でしょうかねえ。
教えてエライ人。

noriさん
なるほど。劇中劇の意味か。
メンバーの誰かが言うところの「世を忍ぶ仮の姿」て奴でしょうか。
もう少し考えてみようと思います。

小中様、お疲れ様です。
babymetalはアイドルか否か?確かにこれはキッチリ考えておくべき要素だと思う。
あくまで私の考え方ですが、babymetalは自己変革し続ける「アイドル」だと思って見てます。もともと、さくらの派生というか選抜なのだから、グループ生え抜きのアイドルと考えるのが自然な流れだと思うんだけど。
ただ、他のアイドルグループと決定的に違っているのは、BABYMETALが積み上げてきた足跡というかストーリーが、全て「リアル」だと言う事です。
仰るとおり、世界観を定義している設定はもちろん、架空でギミックなんですが、それは舞台装置のような機能を持っているだけで、本質は全くそこには存在していません。彼女たちが毎回、「戦い」と言っているライブコンサート現場で何が起きて、どんな結果がもたらされたのか?そして、さらに次はバージョンアップしてどんどんライブパフォーマンスのクォリティが向上し、彼女たち自身が成長してゆく。そのリアルタイムなストーリーこそが、本質の部分だと思っています。
「そんなの、某アイドルグループだって同じような筋書きでやってるだろ」と、いう意見もあるかもしれない。
いや、そこがまさに決定的に違っている点なんです。
某国民的アイドルグループに代表される「アイドルのストーリー」は、小中様仰るとおりで「武道館が"あがり"に設定されている双六ストーリー」なだけなんですよね。しかも、とても不思議なことに、どのグループの子達もオウム返しに「夢は武道館ワンマンです!」と、同じ台詞を言う。
正直、これは非常に単純で「使い古されたシナリオ」のように思えて仕方ない。30年前の少年マガジンでも採用されないかもしれない、お客さんに全て先が読まれてしまう古典的筋書きだ。そして、決定的なのはこの古典的双六ストーリーは全て、黒幕が筋書きを書いているだけで、アイドルの子達はそれの演者として機能している、という点です(これは別にアイドルの子達をけなしている訳ではありません)。黒幕が世界観を全て作っているというシステムの都合上、基本的に一本道しか設定されていなくて、その風景自体が書割のように薄っぺらい。裏に回ってみると、描いた絵の裏側が見えるだけで、その他の景色は全く無い。
つまり、「この中だけでファンの皆さんは楽しんでください」と、黒幕の前置きがある、テーマパーク空間のような世界観だ。
対して、我らが3姫が「戦い」に挑むライブ会場、フェス、アリーナの景色は、黒幕が書いたものでもなんでもない。リアルな、何万人というロックやメタルに一家言持つ観客たちが注視する、剝き出しのステージだ。それはほとんど、自分たちの歌唱力とパフォーマンス力だけを武器に携え、毎回道場破りをやっているような向う見ずな戦いにも見える。
しかし、彼女たちはそれを成功させ、着々と実績を重ね、自らのレベルアップを成し遂げてきた。これは奇跡でもなんでもない。毎回変わらぬ高いクォリティの仕事をやり切る、プロフェッショナリズムに裏打ちされた正当な結果である、と言える。

そもそも、この「双六ストーリー」のように、誰も疑いを持たず、他のストーリーが世の中に存在していないような雰囲気の潮流のほうが、私には気持ち悪くて異常なように思えてならない。これだったら、「なんとかして地上に這い上がってやる、そのためにはなんだってやってやる!」って必死で頑張ってる地下アイドル軍のほうが、生き生きしてる気がするんだけど。
結局、そういう「黒幕作の書割ストーリー」は、ファンには透けて見えちゃうから、大いに興醒めする。しかも、どこ向いても同じ筋書き一色になってしまった。さらにその書割からは、「彼女たちは(筋書き上)どんどん上に上っていくから、タニマチ気分を維持して比例した投資をしてくださいね。」という黒幕の囁きも漏れ聴こえてきてしまう。結果、解り切ったストーリーに入れあげるほどの熱は持てなくなってきてる、というのがアイドル軍が頭打ちに近付きつつある根本原因ではないのか。中には、「そういうの全てひっくるめて、飲み込んだ上で現場行って推すのが真のファンだ!」という向きもあるかもしれない。それぞれの価値観があるので、それはそれで良いと思う。
パフォーマンスのクォリティに関しても、正直、(贔屓ではなく)アイドル軍の子達と3姫とでは「見ているゴール地点」が違っているように見える。

BABYMETALはこのような「頭打ちのテーマパーク」から軽やかに飛び出して、風当たりは強いが、未だ見ぬ、とんでもなく凄い景色が広がっていることが予想される「新しい舞台」で戦い始めている。それをこの目で見届けたい、現場で何が起こっているのか自分で体験したい、と思うのはファンとして普通の感覚だと思う。

話変わりまして。
「ニッポンの編曲家」、買って見ました。まだ全部読んでませんが「俺の青春時代のBGMは、荻田光雄と船山基紀と大谷和夫によって全て作られていたのか。。。」と、非常に感慨深いものがあります。読むほどに、まさに職人の仕事ですよね。リスペクトせずにはいられません。
中でも、WinkとBABYMETALがこのような関係で繋がっていたとは!!衝撃&感動DEATH!
これって、言い換えれば船山基紀と我らが歌姫、SU-METALが時空を超えてコラボしてると言っても過言ではないですよね?すごい!エキサイティングだ!
船山さんの項を読むと、BABYMETALが由緒正しき日本のPOPS系譜の延長線上にちゃんと乗っている、ってことが明確に解るところが、おっさんメイトとしては嬉しすぎて胸が熱くなってしまう。それと、BABYMETALのトラックメーカー陣は、オマージュの仕方がセンス良いと思う。これに限らず、メタルのアンセム曲の要素をオマージュするときでも、すごく「わかってる」人がやってる感じがひしひしと伝わってくる。元ネタの取り込み方に「敬意と愛情」を感じるのと、「BABYMETAL流だと、こういうふうになるんだよ」っていう一捻りが必ずあるんですよね。きっと、「Wink,半端ねぇな!やっぱ船山基紀神だわ。」とかいいながら80年代アイドルソング愛聴してるソングメーカーがチーム内に必ずいる気がする。w
実際、youtube見ると、「淋しい熱帯魚」の徹底したビジュアルの世界観の作りこみ(双子コーデ衣装、意図的なオルゴール人形のような振り付け、シンメトリーな動き)と、今まで他のアイドルに無かったLINN DRUMとシンセの硬質な音色とか、ものすごく入念に考えられて世界観を作っている感じがする。隙が無い。これって、ゆいもあ姫のツインの曲(GJ!とか)と、少なからずコンセプトに共通点がある気がしてならない。
他の曲も、アレンジはかなり攻めてますよね?「咲き誇れ愛しさよ」は、突然中近東風メロディが出てきたり、「One Night Heaven」では、フラメンコ風ギターの旋律が挿入されていたり。またこれがかっこいい!まさに職人技です。
それと、船山さんの「アレンジで心がけていること」の答えが、KOBAMETALが言っていた「(BABYMETALの曲は)ほとんどマッシュアップで作ってます」と、驚くほど共通しているところがとても興味深い。最前線の職人的クリエーターが、共鳴するかのように非常に似た手法をチョイスしている。曲の仕上がりは全く違うけど。w
あと、ツールが物凄いですよね?MC-4マスターで、フェアライト、PPG3台、カーツウェル2台、DX-7が5台て、まじか・・・?Rolandの研究所でもそこまでやらんだろ。wそれで、弦のオーケストレーションのアレンジも出来てしまうって、もはやスーパーマンにしか思えないんですけど。
こういう、まさにスーパー職人が日本のpopsを支えていたんだと解る、非常にいい本ですね。
そして、この素晴らしい日本のpops系譜のDNAを、SU-METALがきちんと受け継いで歌っているという事実が、ほんとに感動です。

風太さんの示されたとおりBMはアイドル=偶像の定義を根本からひっくり返していますね。
MtvでMOAが語った「BMを世界を繋ぐ架け橋にする」は終わりのないゴールへの挑戦を明確に宣言するものであるが、過去に「限界なき目標」を掲げたアイドルが日本から誕生したことはなかった。
確かに舞台上の紙芝居の中に世界征服の物語はあったけれどもBM自身が直接肉声で宣言したことは革命的ではないかと思う。
マディソンスクエアガーデンを満員にしたアリアナグランデは「BMはこれ以上先はないという既成観念を完全に打ち砕いた」と賞賛している。

大袈裟な表現ではなくBMは世界がパラダイムをシフトさせようとしている時に出現した救世主のような存在になる可能性があります。

META領域(抽象領域)⇔実体領域
ギミック(仕掛け)⇔実体
アイドル(偶像)⇔実像
....

見る側の人生経験によって,見え方が異なる...

海外とかでいろいろな経験を積むことによって,チームBEBYMETALに携わる人たちも,当事者たちでさえも,時々刻々と,このへんの境界が変化してるかもしれませんね...

ホント,不思議な存在ですね.

BEBYMETAL→BABYMETAL (^^;;)

今フっと思ったことなんですけど、まあ前から思ってたことなんですけど
BABYMETALのファンの殆どは彼女達や関係者の知合いでもないけどそれぞれの知見に応じ、現象面も含めてBABYMETAL像をアレコレ個々に思い描いていて、その意味では広義のアイドルだと思います。
っで、今の日本的なアイドルは100円ショップの商品と私にはみえます。物理的な意味ではないコストがかかっておらず芸能的にいずれも中途半端でヒット曲や人気が出てもプラスチック棒に輪ゴムをつけただけのモノがアイデア次第で思わぬヒット商品になったようなものと思えます。BABYMETALの本体3人はまず「さくら学院」で芸能におけるパフォーマンスのなんたるかをしっかり躾けられており、彼女達の素質もあいまって素材としては到底100円ショップ商品としてあつかえるモノではなく原価の適正価格は今のところ上昇こそすれ、この先は見当つかない状態じゃないかなどとボンヤリ思ってます。
ついでですけど、以前からコメ欄でBABYMETALに日本の伝統芸能の面影を見いだす方が結構いらっしゃいますが、それには「さくら学院」の育成方針も大きいんじゃないかと。

僕は中3トリオやキャンディーズ、石野真子などを幼少期に好きだった思い出があって、未だにアイドル=触れ得ざる存在だという認識が拭えません。

ですが、いろいろ周りの人の意見を聞きますと、握手会がない時点でアイドルとは認めないなんて極論もありました。

同じものを見ているのにそれぞれの知見でまったく形を変える、得意な存在ですね。

ずっとむかし♪
もっとむかし♪
はるかむかし♪ケロ

完全にメタ太郎に大脳を冒されてしまいました。

メタ太郎の振り付けのアレ、何なんですか?
能狂言の摺り足?
ヤバい。アレを真面目な顔でやるんですから。
あのダンスをカバーする人いるんでしょうか。

>握手会がない時点でアイドルとは認めないなんて極論もありました。
私達の世代からしたら、とんでも八分(古い)な話で、アイドルってのはスターであってアンタッチャブルな存在だったと思うのです。その辺の境界が無くなってしまったのが、今の芸能界のお寒い事情なんでしょうね。そういうオマケが無ければ、商売として成立し得ないんでしょう。
秋本氏を攻撃する向きも有りますが、単品では売れない商品を、ディスカウントショップの様に、箱売りするというアイデアを編み出したのは才能として認めるべきでしょう。

彼の、きゃりーぱみゅぱみゅさん(彼女も「世界制覇」を掲げてますね)がAKBGの恋愛禁止の掟について問われた時に、「私はアイドルではないので、そういう縛りはない」という旨の発言をしています。恐らく、この発言は正鵠を射ているのではないかと思います。
芸の有る無しではなくて、字義通り『偶像』として、疑似恋愛の対象と成り得るか否かが最も大事なアイドルの資質なのでしょう。

私の最も好きだったアイドルは岡田奈々さんですが(AKBでは断じてありません)、大きな事件の後、人気が急落してしばらく姿を隠してしまいました。ご本人が一番ダメージを受けた筈なので「ファンなら最後まで応援しろよ!」と思ったモノですが、疑似恋愛の対象だった人達に大きなダメージを与えたのでしょう。

ついでに、私がもっとも衝撃を受けたアイドルは浅田美代子さんです。アイドルに歌唱力は必要ないという前例を作ったのではないかと。あの方は女優が本業なので責めるのは気の毒ですが、「何故歌が売れる?」という疑問を投げかけてくれました。

価値観は多様化していますので、アイドルは必ずしも疑似恋愛の対象ではなく、疑似親子であったり、疑似兄弟姉妹と見なすのも有りなのかと思います。
わかりきったことのように思いますが、触れている人が居ない様なのでコメントしてみました。

>能狂言の摺り足?
公式の動画で足元の動きはけっこうアップにされていて
そこからMIKIKO先生の振り付けを考えると面白いです。
おそらくNY留学体験からのこと思います。
いわゆる農耕民族と狩猟採集民族、遊牧民族との違いやら
バレエと日本舞踊、暗黒舞踏、パラパラなどなど
BABYMETALは色んな楽しみ方があって興味が尽きないです。

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