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2016年5月 7日 (土)

「BABYMETALはその壁を壊したんですよ」

 BABYMETALはニューヨークの翌日にはボストン House of Bluesでライヴを行い、当然の様に熱狂的な空間を作り出した。

 ダウンロード・フェスティヴァルには、フランスでの開催は以前からエントリしていたが、大方の予想通りUKでもフランスの前日にメイン・ステージ3番手(恐らく)で出演する事がアンディ・コッピングによりアナウンスされた。
 昨年のいきさつを本ブログではここで書いている。

 一日空けてフィラデルフィアでまたライヴ。ツアーはまだまだ続く。

 NHK「BABYMETAL革命 ~少女たちは世界と戦う~ 完全版」は、やはり非常に良く出来た番組だ。
『ギミチョコ!!』に直結で(ちょっと編集点は入っていたが)『あわだまフィーバー』の頭のシンセが鳴り始めたら、図らずも鳥肌を立ててしまった。この曲の「始まるぞ!」感は並外れている。
 このスタジオライヴのSU-METALはともかく絶好調であり、神バンドの音も最高なので、これは音だけ抜いても愉しめそうだ。

 1分弱ほどマーティ・フリードマンとのトークも増えており、本放送よりも意味が通じる内容となっていた。
 YUIMETALの「日本語でやっていく事が海外でも通じるのか」といった質問に対し、マーティは「確かに難しい。だけど、BABYMETALはその壁を壊したんです」と述べていた。
 これはその前の振付けについて、マーティが「手話に近い」と言っていた事にも繋がっている重要な言葉でありながら、本放送では削られていた。
 恐らく本来作られていたのが「完全版」であり、「MJ」の枠内に収める為に5分オミットせざるを得なくなったのかもしれない。
 いずれにせよNHKには感謝するばかりだ。

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コメント

新曲をバンバン出さずにライヴなどを通じて持ち歌を熟成させていくやり方も既存の常識・やり方の破壊だと思います 聞き慣れた曲でも以前と比べると、歌の理解度が深まったからなのか、表現力が増し上手くかつ説得力を持つようになったのが明らかにわかります これからもベビメタロードを突き進んでいって欲しいです

これまでは「レディ・ガガのサポートアクト」というのが一般向けのアピールでしたが
今は「坂本九以来53年ぶりの」がそれに代わり、一気に認知度が上がりました。
NHKはそういう事も盛り込みつつも、丁寧に周辺の事を取材していてファンにも
まだ知らない人にも分かり易く番組を作っているのは流石です。

先日、早朝に高速道路のSAで朝食を食べていると頭上のテレビから湯川れい子氏
と思しき声が聞こえ、「私、最近BABYMETALに夢中で・・」みたいな話が始まり
おっと思ったらアナウンサーが「私、知らないです。イケメンですか?」というボケを
かましていて、あれもNHKでしたか。

いつも興味深く拝見させて頂いております。
BABYMETALやはり凄いですよね!
知れば知るほど3人のパフォーマンスに驚かされます。

YUIMETALの頭の動き↓何ですかコレ!
http://phenomenon-z.tumblr.com/page/7

※ご存知でしたらスミマセン…

例えばソニスの時のSU、メトロックの時のMOAと、ライブごとに最も印象に残ったメンバーが個人的にいるのてすが、今回のNHKはYUI でした。時折笑顔もありましたが、アスリート然とした顔付きやパフォーマンスが印象的でした。
これは3人に言えることですが、とにかくカッコイイ!

私は長い間洋楽厨だったので、日本のバンドが海外でブレイクするには、英語で歌うしかないとずっと思っていました。

昔、ある程度世界的な人気を博した英語で歌うフランスのバンドが、なぜ「母国語で歌わないのか?」と聞かれて「だってフランス語で歌ったら、フレンチポップスになっちゃうじゃん」って言っていたインタビューも読んで、なるほどなーと思っていましたし。

しかし、BABYMETALは真に独創的な独自のやり方で言語の壁を越える事に成功してしまった。
私などには想像も付かなかった事です。

ほんとうにとてつもないことだと思います。

やす様

リンクご紹介、ありがとうございました。素晴らしい。この細かさと速さとキレ、表情。
ダンスにおけるシュレッディング(速弾き)とでも言うべきでしょうか。神々同様に、個性が出ていますね。

私は、四日のNYのライブが人生2度目の生BABYMETAL体験だったのですが、改めて三姫の存在感にやられました。特にYUIMOAの神がかったダンス歌唱("GJ!")。

しかし、この小中先生のブログもそうだけれど、いろいろ珠玉のサイトを作らせるんですよね、BABYMETALという存在は。

>UWS様

前エントリでのレスありがとうございました。

自分はユイモアのパフォーマンスは既にピークだと思ってました。スーは上手くなっても、ダンスは限界だろうと。

軽々と越えて行きました(笑)

NHKの今回のベビメタの特番は、小中さんがおっしゃているようの映像がきれいで音もとても良いです。
出色の出来です。
フェスを含めたベビメタの現場で、7人の姿が明るくはっきり見えて、音が良い現場はとても少ないです。
外でのフェス(メトロック2015など)では神バンドを含めて姿はよく見えましたが、音はよくなかったです。
また、幕張メッセでのフェス(サマソニ(東京)、オズフェス、カウントダウン)や横浜アリーナ、幕張メッセなどでの単独ライブでは、音に不満でした。
私にとっては、7人がよく見えて音もまあまあなベビメタのライブは、約2年振りです。
ですから、この映像に歓喜しました。
これからも、このNHKの映像を繰り返し観て聴くでしょう。

曲はもちろん良いのは当然として子供が反応する要素に踊りって大きいですね。
ずっと頭に残るんでしょうね、ピンクレディの踊り未だに残ってますもん自分。

前回の放送見れなかったので完全版としての再放送はありがたかった。
マーティの日本語、昔より下手になった?なんて思いましたがw

ライブの前のほうに女性が沢山いたのが好感。
ベビメタは若い女性に聴いてほしい。
そんでもってメタルに興味持ってほしいっす。
死んだジャンルとは言いませんけど80〜90年代みたいな熱が無いですし。ニューメタルとか頑張ってますけどね。
自分が中学の頃とか隣の席の女の子がメイデンの缶ペンケースとか普通に持ってましたし。

マーティ・フリードマンはBMにとって預言者のような存在ですね。
調べてみたら彼が最初に在籍したメタルバンドはヴィクセン(雌狐の意)。
対談直後に「メギツネ」を挿入した点に制作者のマーティへの敬意を感じます。
マーティのウェブサイト(ファンサイト)のTOP動画もカラテ(2014年公開)。
こちらはややセンチメンタルなストーリーです。

すうちゃんのKARATEでのあおりがベテランの域に、、、
何だあの"Everybody Jump!!"は。

いつも拝見しております。
今回、ほぼ再放送レベルだったのに初回よりもすごく良く感じて、初回はMJ枠でユースケサンタマリアの喋りが印象の邪魔したのかと思ってましたが(笑)、あわだまの追加だけでなくインタビュー部分も追加されていたから気持ち良く入って来たのかもしれません。
インタビュー追加部分に気付かなかったので、今回の記事ですっきりしました。

BMはアメリカでのヒットの法則・常識をも破壊してますね。今回のツアーはあくまでもランチェスター戦略に沿ったドサ周り的なものだったはず。しかもラジオ局巡りもまだしてないはずなんだけど、直近の3公演は既にお祭り騒ぎ。明日のシカゴはプロモーターが2ndステージにした事を悔やむほど人を集めそう。
ラジオ・テレビに余り頼らなくてもネットで人気が上昇していく初のモデルケース。しかも世界同時進行で人気が拡大している現象。どこまで行くのか、現地のプロモーターも最早予測出来て無いんじゃないでしょうかね。

間違えました。明日はシカゴのハウスオブブルースでしたね。フェスと勘違いしてました。

連投すいません。フェスで合ってました。上記削除お願いいたします。

KONAKA師匠のこのブログは、BABYMETAL(BM)を論題として、あたかもscienceやnatureなど自然科学系論文掲載誌が有するような高度な知的センスでもって、我々読者(門下生)を時には圧倒させ、時にはニヤリとさせてくれます。
長年の文筆活動と映像&音響技術者としての経験に裏打ちされた、毎回のテーマに関して鋭く切り込む観察眼、BMのアルバム曲や個々のライブ演奏に対する沈着冷静な音響解析能、メディア報道やメイト発言、ヘイター発言等に対するタイムリーで的確な論評。いわば公式BM論説委員としてポジションを不動のものとされていると確信いたします(現在のBM自身と同様にKONAKA師匠流のBM論説は他の追随を許しません)。

音楽専門誌にも、それぞれROCKやJ-POP界に経験豊かなライター、レビューワーが多数おられますけれども、音楽作品を音響工学の技術的視点からでも的確に解説できる御方はKONAKA師匠以外に果たしておられるでしょうか。

BMは平成生まれの若者からももちろんファン、メイトが続々生まれていますが、BM現象の最大の特徴は、60年代、70年代、80年代の洋楽界(特にブリティッシュ発祥のロック、ハードロック、ヘビーメタル、プログレッシブロック)および国内であれば、ピンクレディー、キャンディーズ以降のアイドル文化の流れをリアルタイムに直接体感してきた世代(つまり今や50歳を超えたKONAKA師匠を含む世代)が実は最大の支持者層を形成しているのではないかという点。ちなみに小生もまさに然り。BMライブでモッシュの渦に飛び込むことまではしないけれども、昔バンドやってた連中やもともとROCKやアイドルものにうるさかった「おじさん」がこれまでかなえられなかった日本人の長年の夢を今BMに託しているのであろうと思います。ジャパニーズロックバンドorジャパニーズアイドルが世界のヒットチャートを席巻し、ライブ会場をすべてソールドアウトにする日が来るといいなあと漠然と夢見てきた昔のROCK少年、第一期アイドルヲタクたちが、今ついに覚醒できる日を迎えたのであります。
ちなみに、ウェンブリー、ニューヨーク、ボストン、フィラデルフィアの満席の客層を拝見しましても「おじさん」率の高さは明らかです。すなわちBM現象における「おじさん」世代の覚醒は世界共通の流れになりつつあります。

というわけでありますので、KONAKA師匠には、BM現象のこの大きな流れに対して我々門下生を引き続き先導して頂けたらと思っております。

2015ワールドツアーまでは道なき道を切り拓く武者修行の旅。
2016ウェンブリーからは世界を繋ぐ聖地巡礼の旅。
訪れる全ての地を歴史的聖地へと変え日本に還ることになるものと確信しています。

BMが撃ち破った一番大きな壁は実は私達自身の自己限定観念ではないかと思います。
日本で生まれたアーティストが世界の音楽のひとつのスタンダードになる。
うら若き少女達によってどれほど多くの日本人が鼓舞されているか量り知れません。
BMにはもはや限界と言うものがありません。
未来がどう展開するのか全く予見することはできませんが、音楽を通して日本の若者達が人類社会に多大な影響をもたらしつつあることは本当に喜ばしいことであると思います。
そしてまた人類社会にシンセサイザーの持つ無限の可能性を切り拓き続けてこられた富田勲先生のご功績に深く感謝すると共にご逝去を悼み謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

自己限定概念の変化が一人の自己に留まらない所が音楽の素晴らしい所ですよね。

イチローが到達した自己限定概念の突破を、他者がなぞるのは難しい。
イチローが客それぞれとキャッチボールをする事もない。
あったとしても、それはイチローの本気の投球や打球ではない。

また厳格なルールのあるスポーツでは概念の変化にも限度がある。
少女がアメリカ大リーグのマンドに立ち活躍する事は今後も無いでしょう。
ただ音楽は、アートは別なんですよね。
少女がDownloadのメインステージに立ってしまう。
そしてそこに本気のcall&responseがあると。あれ良く歌に戻れますよねw


キム・ケリー女史のインタビューが上がるのが遅れている?ようですが
「簡単に仕上げたくない」というこの記事への大切な気持ち故でしょうね。
「ゲートキーパーの役割にもうんざり」とも呟いていましたが、
彼女も自己限定概念を超えて、今、自分を作り替えている。


キャンベルの比較神話論におけるゲートキーパー(門番)が
新たなメンターに変わっていく・・・なんて日本のアニメ・漫画の王道な展開その物で、
ケリー女史の心境は孫悟飯を引き取って育てるピッコロ大魔王のメンタリティその物なんでしょうw

アンディ・コッピング氏にしてもしかりですね。
皆のために・・・とか言い訳をしたり、商売のためだとか囁かれたりしていますが、
「メタルなんか儲からない」世界で意地をはり、プライドを持って仕事をしていたのはコッピング氏も同じだと思います。

彼も文字通りのゲートキーパーですね。
そして自己限定概念を変えるムーブメントに巻き込まれて門を開いたと。

めめさん:

マーティさん曰く:「女の子,メタル魂ないじゃん!」(^^)

ホント,【少女がDownloadのメインステージに立ってしまう】なんてことが起きちゃうとは,夢にも思わないですよね.


あと,アスリートの話ですが,普通の人には,あの凄さ(自己限定概念の変化?)は見えません.それゆえ,それを普通の人に説明できる人が必要になってきます.実は,ここ10年ほど,縁があって,そっち方面のお仕事もさせてもらってまして...野球ではありませんが.

実は音楽に関しても,多くの人には,見えないんだと思います.「まがい物」に見えちゃう人も多数いるわけですし(^^)

SU-METALさん曰く:「戦ったからこそ見えてくる景色がある」

それゆえ,小中さんのお話は,貴重なんだと思われます.彼ら,彼女らの見ている景色を多くの人に伝える作業と言いますか...


実は,ここ10年の経験がなければ,私はBABYMETALを認知できなかったと思ってたりします(^^;;)

Carolina Rebellionも大盛り上がりだったようで。
ギミチョコあおり"Hey guys, clap your hands!!"
運営ステージ間違えたな。

>「日本語でやっていく事が海外でも通じるのか」
実際はメタルだからという要素が大きいんじゃないかな?特に神バンドのハイテクが後押しして日本語すら音として聴いているということでは。他のJ-popアーティストが日本語で通じるかといえば無理でしょう。ネイティブ英語で挑んだ宇多田すらあきらめちゃったし、海外でステイタスを得るのは難関。ベビメタにしてもメタルというニッチなマーケットで名前を成しただけでビルボードTOP10にはとてもじゃないが入ることはないと思う。すでにセカンドも200位圏外だし。

Alice・Cooperとのズッ友写真来ましたね。
I'm Eighteen から Billion Dollar Babies まで大好きだったので今までのズッ友写真の中では一番嬉しいかも。
しかしBABYMETALのズッ友写真てkawaii とメタルの融合の奇妙さを絵面で見せられ続けてるような。

Calorina Rebellion のback stageであのAlice Cooper とのフォトがツイートされていましたね。今まで様々なアーティスト達とのフォトあがっていますが今回のは最大の驚きです。これから更にびっくりさせられるのが楽しみです。

>>「日本語でやっていく事が海外でも通じるのか」
>実際はメタルだからという要素が大きいんじゃないかな?

もちろん,その要素は小さくないと思います.

>他のJ-popアーティストが日本語で通じるかといえば無理でしょう。

「無理でしょう」といえるほど,日本語でチャレンジした例って,たくさん,ありますかね?トライもせずに(戦いもせずに)諦めちゃってませんかね???

Daiさんがおっしゃるような
>BMにはもはや限界と言うものがありません。

というのは,言い過ぎだと,個人的には思います.どちらかというと,現段階の自分達の限界をそれぞれが認識しつつ,最終的な限界の線引きを自分達では決めない.試行錯誤してみて,何が通用して,何が通用しないのかを地道に検証しながら歩を進める.極めて地道な作業を行っているように私には見えます.

限界は間違いなくあります.限界があるのは承知しているが,その限界の線引きを,自分達では決めない.やれるところまで,やってみる感じ.

「戦ったからこそ見えてくる景色があると思うんですよ。その先も、もっと先を、私たちはできるんじゃないかって思いがあるから戦い続けるんだろうなって思います。」

これって,トップアスリートと似たようなメンタリティーのように感じます.
傍観者である私などは,最前線で戦っている,彼ら,彼女らを応援するのみですかね(^^)

自己規定のない自己…って言うのは、廃人なのか仙人なのか、どちらにしろ健康的ではないですよね。
確かに、運営側は慎重に地道な限界点の再設定を繰り返しているんだと思います。

今回のNY公演の会場選びにしてもそうですよね。
ウェンブリーの後でも背伸びはせず、前回のNY公演より小さな会場を手堅く選んでいます。


ただ三人はどうなんだろう?と思いますね。
私のような凡才が16才だったときでさえ、自分の将来には異様な広がりを感じた物ですし、それは十代の特権だとも思います。
そして十代の若者が抱える怖さ、不安でもある。

BABYMETALが音楽を通して世界に広め、勇気を与えているのは、そういう若者らしい限界への無頓着さなのではないでしょうか?
そして未知なる可能性を楽しむ姿勢は、同年代の若者にも良い影響を与えるのではないか?とも思います。

今までの若者像、それに影響を与える若者向けのスターのイメージは、素直でかわいく振る舞う事は、クールとはしてこなかった。
いかに大人になめられないか?大人に反抗するか?
といった面があったと思います。その癖、やってる事は大人の真似その物だったりする。
(過度なセクシーさや、素行の悪さも含めて)

明るく素直にかわいらしく、先人である大人は丁寧にリスペクトする。
だからこそ、前人未到の事が出来る。

これは「可愛いから未熟でも許される」日本のアイドル文化の拡大解釈とも言えるのかも知れません。

今は少しづつインタビューにも幅が出て来ていますし、すぅさんの天然ぷりや、ゆいラグもそのまま世界へ垂れ流しな感じになっています。
クール?に構えない、自然体だからこそ出来る挑戦や失敗が、
(そしてステージ上での姿とのギャップが)
未熟だからこそ怖いもの知らずに前人未到な
新しいハイティーン像?として良い影響になってくれれば良いですね。

【BABYMETALが音楽を通して世界に広め、勇気を与えているのは、そういう若者らしい限界への無頓着さなのではないでしょうか?】

地道な作業は大人に任せて,彼女達3人は,無頓着にのびのびと暴れまわってほしいというのもありますね(^^)

「無頓着な若さ」と,それをサポートする「大人の堅実さ」...そういうのが相まって,チームとして,バランスが取れているかもしれませんね.

「戦ったからこそ見えてくる景色があると思うんですよ。その先も、もっと先を、私たちはできるんじゃないかって思いがあるから戦い続けるんだろうなって思います。」

マーティとの対談、鹿鳴館、クロージング。
抑制の効いたいい番組だったと思います。
NHK には、第三弾を期待したいものです。
メタル界隈の方だけでなく、湯川れい子さんや加山雄三さんといった違った見方の出来る方のコメントや、歌・ダンスの専門家などによる分析(褒めるだけでなく課題とかも) も聴いてみたいなと。どうしても、自分の中では高評価を与えてしまうので。

(最初の煽りMCと落ち着きのないカメラワークは何とかして欲しいけど)

かまやつ氏、ミッキーカーティス氏にも聞いてみたいですね。
両氏とも海外進出経験者ですし。

かまやつさんは以前コメントしてました。
「あれは完璧、あれやられたら勝てない」
ブロックされて見れませんが、、、
https://www.facebook.com/babymetalfanclub/posts/474573169373548

それは見てたんですけど、
もうチョッと突っ込んだ話が聞けたらと思いまして。
両氏はスキヤキ以降、
フラワートラベリンバンド、イースト以前の間に
頑張ってたんで。

小中様、お疲れ様です。
NHKの「BABYMETAL革命~完全版」、いやー、素晴らしいです。wowowの笑っちゃうぐらい期待外れな特番を見た後なので、さらに優劣が浮き彫りになります。
まず、なんといっても音がいい。スピーカーで聴いても、ヘッドホンで聴いても、バランスが最高です。ボーカル、バンド音、シーケンサーのオケのバランスが文句の付け所が無いぐらい完璧です。中でも、ドラムセットの全ての音(特にキック)が、くっきり明瞭に分離して聴こえるのが感動モノです。久々に、青山神の、親父譲りの、端正かつ華麗な技をじっくり聴くことが出来て嬉しい気分です。はっきりいって、音のバランスから言ったら武道館ライブの赤デロリアンを超えているような気もする。テレビの帯域で、このバランスの良さ。音響さんの、職人としての意地を感じる素晴らしい仕事です。
次に、美術セットと照明、カット割、これも素晴らしい。小中様もMステで指摘されていた、体の下半分が黒っぽいバックに沈んで振りつけのダイナミックさが伝わらない問題。これもこの番組ではフットライトと背後からの照明を当てて3人の全身が浮き上がるようなライティングにしてあり、よく考えられてるなぁと、これまた感心してしまった。(前明かりとのバランスが肝心なのだろうが)後ろから当てると、逆光で表情が黒く潰れる恐れがあるから、露光がシビアで大変だと思うが、これは、彼女たちのダイナミックな振り付けこそが大切な見せ場だということを完璧に理解している製作スタッフ陣の、素晴らしい仕事だと思う。
カメラのカット割りも素晴らしかった。3姫のかっこいい振り付けがわかる引き画と、アップ画のバランスが文句なし。「KARATE」アウトロの3人の表情、「イジメ、ダメ,ゼッタイ」の、YUIMETALの決め顔、しびれます。w
「THE ONE」も激レアバージョンだ。あのオケのバージョンって、ほとんど公開する場が無い気がするが、今回用に作ったのだろうか?Unfinished ver.とは、どういう意味なのだろう?デモ版なのか?それとも、「彼女たちのこれからの戦いの旅を暗示する」意味なのだろうか?いずれにしても、最後の曲はあのバージョンで大正解だと思う。それまでの曲との緩急が絶妙。あの穏やかな曲調は、3人がこれから大海原へ漕ぎ出す船出の朝の、凪いできらきら輝く海を想起させるような美しいアレンジだ。
インタビュー部分で補完された、「壁を壊している」、「手話に近い」。これは肝心なキーワードですよね。差し出がましいですが、付け加えると「壁を壊して、再構築し続けている」という表現のほうが近い気がする。境界線を破壊し続け、その瓦礫の野原に、凄いスピードで新規の枠組みをどんどん組み上げていっている。ここでの「新規」の意味合いは、今まで誰もやろうとしなかった組み合わせを、持ち前の好奇心と繊細な技術力を駆使してトライし、結果的に全く新しいジャンルを確立してしまうという、非常に日本的な発想と価値観を指す。たとえば、カレーパンとか、スーパーカブの自動遠心クラッチとか(解り辛いわ!)w
「手話~」、なるほどと思いました。あれは、彼女たちの「メタルの表現」であり、必然であのような「振り切った」ダンスになってるのだと深く納得しました。そう考えると、アイドル軍のダンスとは原点からして違っている。BABYMETALとは、「似て非なるもの」といって間違いない。

今回の完全版、ほんとに素晴らしいです。このまま、BDに仕上げて売れるクォリティだ。NHKさん、ぜひ、「BABYMETAL現象」&「BABYMETAL革命」を発売してください。今から予言しておきますが、発売したらあまちゃんと同じぐらい売れまくる大ヒットソフトになります。間違いなく。期待して待ってます!

今話題のキレキレYUIちゃんダンスパフォーマンス動画 ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=fWcLwOzUflU

babymetalの振り付けに関しては、実にタイムリーに「YUIちゃん」のダンスパフォーマンスだけをカメラで追い続けた、これまでありそうでなかったアメイジングな映像がYoutubeにアップされましたね(ボストン公演での「ヤバッ!」)。

Wembleyのように巨大なホールですとステージ上は豆粒になってしまって、モニター画面に映したとしても、例えばYUIちゃんだけをアップで追い続けるわけにはいきませんから、振り付け動作の一部始終を細部まで確認することなんて、最前列の人間くらいしか出来ないわけでして、このような映像はかなり貴重だと思います。

babymetalの振り付けは考案・指導された先生も天才ですが、忠実に再現してしまう3娘もとんでもなく偉大なのでありまして、私なんぞはこのYoutube映像だけで白飯3杯はいけますDEATH。このヤバッ!は1stアルバムの曲のようなYUIMOAが左右入れ替わるとか中央で交錯するとか3姫が縦列に並ぶとかの動きの大きなパターンがほとんどなくて、最後までほぼ定位置でパフォーマンスがなされております。そのぶん膝から上の動作がきわめて複雑に作りこまれていて、やはりこれだけの動きを正確にキレキレに表現できてしまう彼女達の才能はとてつもないなぁ・・・とただただ感心しておりまする。動画の撮影者に感謝!

小神さんが演奏中に周りの音がゆっくり聴こえるみたいなコメしてるようです。
時間の壁を超えた意識状態ですね。

「ランナーズハイ」の状態だとちょっと心配...経験豊富な小神さんといえども,その状態を長く続けるとコントロール外の状態にならないとも...「蝋燭の火が消える直前には激しく燃える」現象が起きるので...閾値を超えると,明日のジョーのように,本当に白い灰のようになります.経験あり(^^;;)

「ゾーン」の利用を誤ると大変なことになるので,心身ともに慎重にメンテナンスが必要かも...まあ,そのへんは,チームで考慮されているかもしれませんね.

あまり報じられていませんが、モノ言うマンガ家として知られる、いしかわじゅん氏が「完全版」を見てTweetしています。

「この原稿遅れてる最中に、BabyMetalつい見てしまった。ああ面白かった。あれはピーター・バラカンもまがい物だっていうよな。危険だから。自分が全否定されちゃうよな。」

「そこがちゃらいとお遊びになっちゃうもんな。 RT @seki_yoshi @Fucha55 @ishikawajun バックの演奏、効いてますね!」

含蓄が有る様に思います。

House of Blues - Chicago Road of Resistance

Suにマイクを渡す前にYuiとMoaが頷き合いスタート。
タメとキレの織り成す完璧なパフォーマンス。圧巻のラスト。。。。本当に凄い。

とっても小さな記事で翻訳すらされてなかったのですが、歴史的なウェンブリー公演前日のインタビューでゆいが語った答えの最後の言葉に彼女の静かな決意がにじみ出てると思う。
志半ばで海外進出に敗れた幾多の日本人アーティストの悲願が、ベビメタの勝利で果たされつつある。
こんなにも健気に日本というものを小さな身体に背負っているのだと思うとちょっと込み上げてくるものがあります。

Do you think your music would be appreciated or received differently if you'd come from another country?

Yuimetal: "BABYMETAL music is a blend of hard music and metal music with Japanese pop and sounds. If we were not from Japan, we'd be a totally different band with totally different fans. We are Japanese, we are BABYMETAL."

元記事
http://www.gigwise.com/features/106238/babymetal-interview-on-metal-resistance-wembley-karate-metallica

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