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2016年6月20日 (月)

『Road of Resistance』考 4

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【テイク違い】

 さてコレオグラフィの本編に入るのだが、その前にこの楽曲のヴォーカルが『METAL RESISTANCE』の為にリテイクされた事を書き漏らしていた。
 最初に国内では配信で、『BABYMETAL』海外盤リリース時にボーナス・トラックとしてリリースされており、そのテイクに長く親しんできたのだが、2枚目アルバムのヴォーカル録りがオーストラリアのソニー・スタジオで行われ、『Road of Resistance』も再録音されたという。
 しかし私の耳で両者の違いが明確に判るのは「Stand Up and Shout! (Shout!)」の部分のみだ。ここは初出時よりも力強くなっている事は明らかだ。
 最初のテイクからして、SU-METALのヴォーカルは完成度が高かったのだと思える。

 オーストラリアでは他にも数曲が歌録りされたと知った時、何故オーストラリアでという疑問が湧いたのだが、やはりこれはアルバムに向かう姿勢の問題が大きかったのではないか。音楽産業が縮小するに伴い、都内のスタジオの多くが無くなっている。
『あわだまフィーバー』など、既に仮歌もライヴでも幾度となく歌ってきた楽曲を改めて録ろうという時、ちょっとその辺で録ろうという訳にはいくまい。

 マッスル・ショールズというアラバマ州のド田舎町にあるスタジオ、白人中心のハウス・ミュージシャン達の演奏で、60年代R&Bの代表的シンガー(ウィルソン・ピケット、アリサ・フランクリン等々)をわざわざ出向かせて録音していた、という事は余程のポップス・マニアでなければ知られていなかった。しかしミュージシャン間にはその南部のド田舎で録音すれば特別なサウンドになると事が知られており、The Rolling Stonesも1969年に「Sticky Fingers」をここで録音している。特にミックとキースにとっては思い入れのある録音となった(2014年にドキュメンタリ映画『黄金のメロディ マッスルショールズ』が製作され、初めて私は全容を知った)。

 SU-METALは誕生日を録音スタジオで迎えたらしい。日本でもかつてならそうしたアーティストの気分を変える環境として、リゾート地のスタジオで合宿録音という手段があったのが、河口湖のそれを初めとして今はもうほぼ絶滅した。
 様々な日常のしがらみからアイソレーションして、歌に集中させるというプロデュースは実のところ王道なものだった。
(尚、この録音にはBLACK BABYMETALの2人は参加しなかった模様。)

【コレオグラフィとライヴ・パフォーマンス 2】

 イントロの激しい騎乗ダンスからAメロに入る直前、ギターとドラムの三連畳み込みに合わせた動きを両腕を交互に出しながら円弧状に回す。その直後の頭拍でビシっと決まる様を演出する為である。

 AメロのSU-METALは要所を決めるのみでダンスには参加せず歌に専念する。
 YUIMETAL+MOAMETALのムーヴメントはやはり基本的には歌メロを視覚化した様な符割で、精緻に緩急がつけられている。
狼煙の光が」という部分、SU-METALは巧みに声のヴォリュームを上下させる。これまでのBABYMETAL楽曲にない、スケール感が生み出されている。この上下に2人は波動拳的なモーションで、やはりぴったり合わせてくる。多くの場合2人ともここでは一緒に歌っている。歌心を持たねば表現出来ないムーヴメントである。

 多くのパートで2人は指を立てた手を顔の側に近づけては離す。
 ポーズをつけた手を顔に近づける振付けもMIKIKO-METALの振付けでは大きな特徴となっており、Perfumueで繰り返し導入された。可愛らしく見えるという理由を何かで読んだのだが、この効果は単にそれだけではないと思える。
 ステージに立つ表現者を見る時、人はやはり顔を中心に見るものだ。視線のフォーカスは基本的に顔を中心とした画角でまず切り取られている。全身の動きが目に入ってくるのは、そのパフォーマンスを見る事がある程度慣れてからになる。
 指を顔近くに置くポージングは、そこから「ほらこっちでも面白い動きしているよ」と観客の目線を誘導する効果も生んでいる。

Now is the time! is the time!
 ここで2人が身体を傾がせつつ決めるポーズは「Time」の「T」。多くの球技で「タイムアウト」を審判に申請する時に用いられている。世界の何処であっても通じる「世界言語」である。
 しかしこのポーズは言わば「Pause」を求めるものなのであって、Just NowのTimeを表すものではない。2人は「T」ポーズのすぐ後にSU-METALの歌の裏で背中合わせに腕を組み「Just Now is the time!」と歌いながら、音程を表すかの様にポインティングをしていくので、タイム・アウトにはならない。

 こうした矛盾や不条理を、MIKIKO-METALは無意識に採り入れている。意外性、非予定調和がそこには生まれ、何を表現しようとしているのだろうと観客の注意力を高めているのだ。

さあ、時は来た
 の後、YUIMETAL+MOAMETALは屈んだポーズを早めに決めると、「Go for Resistance!」に入る直前、ギター+ベース・ユニゾンのフレーズに合わせ、指で1,2,3とカウントを入れる。コーラスの盛り上がりを効果的に予告している。

 サビに入ると「WOW WOW WOW WOW」で声を広げる仕種。
心は一つ」ではやはり様式美として、3人が向かい合い一本の指を立てる。
君が信じるなら」で大きく頷き、SU-METALと入れ替わりに後ろのポジションに移る。
進め」では『イジメ、ダメ、ゼッタイ』以来、BABYMETALの振付けでは印象的な振付けである敬礼がある。
道なき道を」で手を振りながら「進む」所作を行う。

 この「道なき道を」の振付けが私個人的には最も好きな場面である。
 上半身は歌メロに追従し、付点4分のニュアンスを表現しながらゆっくりと上下しながら両腕を前後させるのだが、下半身では全く異なるリズムで身体の向きを3/4周させているのだ。
 この部分は『ド・キ・ド・キ☆モーニング』の「知らないフリはキライ キライ」のパート、オートマタを模したダンスの発展形とも見える。
『Road of Resistance』でもドラムの16分連打に、流石に正確に合わせてはいないのだが、充分にドラムの音を激烈な足踏みで表現しきっていると言えよう。
 このパートのダンスはドラマーのプレイに近いのである。

 サビ後半「心の奥に」で、2人は左右のポジションを入れ替えながら互いの手を重ね、
燃える 鋼鉄魂(ハート) それが僕らのレジスタンス
 SU-METALの「レジスタンス」と歌うのと同時に、2人は拳を突き上げながら床に仰け反っていく」
 BABYMETALのダンスは、最初期にはテレビ・フレームに収まる様な、コンパクトなイメエジで作られていたが、早々に大ステージを経験していき、少しずつ変化をしてきた。
 3人が並んだ時の姿はこれまでも様々な構図が見られたが、SU-METALが直立し、左右の2人が仰け反っていくというピラミッド形態はかつて無かったものだ。
 仰け反る、というモーションは凡そ少女アイドルのものではないが、ヒップホップならば当然にある。しかし『Road of Resistance』のそれは、ヒップホップというイメエジは全くなく、強いて言えばスポ根アニメの構図である。
 このモーションは実際に演じるにはキツいらしいのだが、SU-METALの歌声が伸びているので、やらなけらばならない、という感覚でやっているという。

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 白眉はこの後だ。
 2拍目からすぐにギター・ソロの弱起分がスタートするので、2人はすぐさまSU-METALに合流してダンスに入らねばならない。しかし仰け反った体勢から直結でダンス・フォーメーションに戻るのは物理的に不可能だ。
 そこで2人は片腕を床について体勢を横にし、円弧状に床を蹴って回転しながら立ち上がるのである。
 ヒップホップにもあるにはあるのだろうが、どう見てもこのモーションは香港アクション・コレオグラフィのそれ、敢えて言えばドニー・イェンのムーヴメントだ。
『イジメ、ダメ、ゼッタイ』に「擬闘」が盛り込まれていたのだから、全く意外性が無いとは言えないかもしれないが、それにしても観る度に瞠目させられる。これもしかし、YUIMETAL+MOAMETALという、身体能力とセンスが極めて高いパフォーマーでなければ不可能な振付けだ。

 一回目のギター・ソロは、比較的振付けの難度は下げられている。とは言えパート終わりにはイントロ同様のギャロップ・ダンスがあるのだから決して楽ではない。
 ソロ終わりはまた、3人が時間差をつけて腕を上げていき、シンガロングをさせるパートに導く。



【シンガロング】

『Road of Resistance』のシンガロングさせるメロディは、男声にはキツい音域だ。
 本ブログでは以前、下ハーモニーを歌うのはどうかなどと無責任な事を書いた。
 これはBABYMETAL側も配慮したらしく、次に日本国内で歌わせるプログラムとして『あわだまフィーバー』の「Ah-Yeah!」のパートが設定された。昨年のSummer Sonicが初出だったと思う。いきなりSU-METALが「歌って~」と言い出したので驚かされた。
 しかしこの「Ah-Yeah!」はSU-METALのかなり上の音域で歌われているので、男声でも歌い易い。

『Road of Resistance』は、女性客の割合が大きくなれば、もっと良くなるのだろうと思っていた。
 しかし、ウェンブリーのライブビューイングでは全く異なるものが聞こえたのだ。
 テレビ等で当該部はチラっとだけ放送されているが、その音声はやはり整理された音だった。
 ライブビューイングのPAで聞こえたのは、最早音程など全く関係無いという、分厚い声のシンガロングだった。プレミアリーグなどフットボール・スタジアムで聞かれるチャントと全く同質だったのだ。
 ウェンブリーのライブビューイング体験の中で印象的な瞬間は幾つかあった。
『META!メタ太郎』(をそもそもやると予想などもしていなかった)で、応援団になりきっているYUIMETAL+MOAMETALの前で、SU-METALが中途半端なバッティング・ポーズを決めた時には思わず「くっ! くだらない!www」と実際に吹き出して感涙した(周囲の観客はあまり反応してなかったのが不思議だ)。これを見られただけで、辛いライブビューイングに来た甲斐はあったなと思っていたのだが、『Road of Resistance』のシンガロングというよりチャントでは鳥肌を立させられたのだった。

 この項続く





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コメント

いつも興味深く拝見しています。
Road of Resistance はBRIXTONのファンカムで聞いて以来、大好きな曲なんですが、
最初にダウンロードして聴いた時から
悩んでいる箇所があるんです。

今 この瞬間を
Is the time! Is the time!

この後、歌詞カードでは

共に生きる

となっていますが、私は

”愛と”共に生きる

と聴こえてしまうんですが。
それとも

あー、共に生きる

でしょうかね?
なにしろ五十路の耳にiPhone&イヤホン
という環境なもので…。
如何でしょう?

>”愛と”共に生きる

同じく五十路の私の耳もそのように聴こえます。
歌詞カードは「愛と」を意図して書いて無いだけではないでしょうか。

例のストナCFでは浅田真央を手練のネリョチャギ遣いに仕立てた、
ドニー・イェンとも縁の深いチーム谷垣お得意の無重力地走りモーションを、
NOワイヤーで生ステージ上に再現するYUIMOAには開いた口が塞がりません。

 あの日深夜のネット中継にかじりつきながらロンドンでの新曲ドロップに驚愕し、
人種も年齢も雑多な観客たちの幸福な表情を観た時、確信しました。
この「楽しいメタル」「笑顔のメタラー」こそBABYMETALの核心なんだと。

しかし其の為には彼ら(彼女ら)は常に、
「驚異」で「新奇」で「愉快」で在り続けなければならない。
何という険しい途、いや「道なき道」である事か。

 あの指カウントの時、いつも(特にMOA)表情に、
「さあ、いくよ皆んな!」という気迫と喜びが爆発しますよね。
METROCKの映像が最高な所以ですが、
イヤモニ外して生の反応を聴こうとしてくれるなんて、
生まれながらの悪魔っ子ですよ、全くwww

SU-METALの非凡な才能は他の楽曲でも十二分に感じる事が出来ますが、この楽曲ではサ行特にシの発音がとても美しく、聴き返す度に驚かせられます。ダウンロード版よりもCD版の方が音の解像度が高く、滑舌の良さを感じると云うよりまるで日本語のお手本のようです。

>そこで2人は片腕を床について体勢を横にし、円弧状に床を蹴って回転しながら立ち上がるのである。

この動きを笑顔でこなすためにはどれ程の修練を必要とするのか?想像もつきませんが2人の身体能力の高さ、特に体幹の強さとバランス感覚には驚くばかりです。

けむんぱす様
私には「相共に生きる」と聞こえます。
もしそうならば、ちょっと古めかしいが
力のある物言いでRORに合うなあと思います。

RORの綿密な分析を、脚本・演出に精通する視点から
無料で公開する意義は大きいと思いますね。
今後のこの文脈の叩き台になるんだと思います。

RORは初めて作られた「ガチのメタルダンス」だと思います。
メロスピで踊ってしまう生まれたばかりのメタルダンスと、香港アクション映画の関連性も面白いですね。
当然、そこからKARATEを考えられます。


本来”閃光”や”衝撃波”の類である魔法その物をキャラクター化させ
主人公と対比させて見せたアニメがありましたが、
ゆいもあは、メタルの衝撃やブリリアントさを擬人化、精霊化したような役割とも言えると思います。

言い方を変えれば、可視化が説得力を持ちうるぐらいの音の濃さが
メタルにはあったって事なんでしょうね。

「共に生きる」の部分は私も「相共に生きる」だと思ってました。
タイトルや激しい騎馬ダンス、フラッグの演出、凛々しい敬礼のポーズなどこの楽曲には騎士道精神の表象が随所に溢れてると感じます。
それが何とも冒しがたく高貴な姿に見える。
だから「相共に」の方がしっくり来るように思います。

いつも楽しみにしています。

例の箇所は自分は
イズ ア ターァーイム(time) 共に生きる
だと思ってました。

>「相共に生きる」
ちょっと考えすぎ。単純に前の単語timeをSU-METALがタァ~アイムと伸ばして「共に生きる」につなげてるからアイ(ム)トモニに聞こえるだけ。まあリエゾンみたいになってる感じですか。

いつも心躍らせつつ拝読しています。
RoRの振付を文字にして読むと、改めてその精緻さハードさに驚かされます。これもひとえにこのblogのおかげで感謝しています。

すぅのバッティングポーズをLV会場で目の当たりにしたときは、思わず「アホやww」と漏らしてしまいました。もちろん褒め言葉です(笑)

福岡のLVで「ぶっとばせー、めーたたろー!」とやらかして、周りからドン引きされたのは私です。「うそやん、まだ覚えてないんかい自分ら!」と思いましたが、予想通りのバッティングポーズに相好を崩したのでありました。SUは野球未経験と見たね。

いつも楽しく拝見しております。ウェンブリーのLVに参加して、META!メタ太郎のスーメタルのかっ飛ばせで、巨人・大鵬・卵焼き世代の私は、王貞治選手の一本足打法を思い出し、激しく感動しました。

貴重な論考を拝読した上で失礼ながら一部異論を述べさせて下さい。
「さあ、時は来た」
>指で1,2,3とカウントを入れる
3,2,1としてるので(出発への)カウントダウンです。Go for Resistance!(さあ、行くぞ。レジスタンスに向かって!)
「燃える 鋼鉄魂(ハート) それが僕らのレジスタンス」
>このモーションは実際に演じるにはキツいらしいのだが、SU-METALの歌声が伸びているので、やらなけらばならない、という感覚でやっているという。
これは初耳ですが、確かにキツいです。BM革命のビデオをコマ送りで見ると突き上げた右手を床に下ろし、ほとんど右手1本を支点にして右足を前に振り出した遠心力で下半身を半周させて立ち上がり、さらに半回転させている(MOAはジャンプしながら)。床を蹴ってるようには見えません。とにかく2人のスタミナと身体能力の高さがあって可能な振付です。
いずれにしてもこのテーマを書かれるに当たってはファンカム映像がないと難しいですね。TVやDVDではすぐに顔のアップに切り替わってしまい振付の全体像が見れませんから。

小中様

>「さあ、時は来た」

小林氏のプロレス愛の光る一節ですね。

“橋本真也の伝説的名言「時は来た」”
https://www.youtube.com/watch?v=_EvR3VkPERo

1990年2月10日、猪木・坂口組vs橋本・蝶野組の試合直前インタビューでの事。今は亡き名レスラー「破壊王」こと橋本真也氏の、この衝撃的な締めに同席の蝶野氏が思わず笑ってしまった事が、当時我々プロレスファンの間で非常に話題になりました。どうやら、直前のアントニオ猪木氏によるアナウンサーへの張り手に全て持っていかれそうになったため(本当はこの若手挑戦者2人が行う予定の演出だった)、どうしようかと悩んだ蝶野氏に対し、「俺に任せとけ!」とばかり気色ばんだ破壊王そ。しかしその答えがこの余りにショボい締めだったことに拍子抜けした蝶野氏が思わず苦笑い、というのが真相のようです。(”後述”に続く)

事の起こった1990年2月と云えば、グラミー賞ヘヴィメタル部門をメタリカの「One」が受賞。グラミー賞授賞式においては、ドレスコードを無視してジーンズ姿で登場した事が話題になりました。ベビメタのThe Oneがこのメタリカの「One」へのトリビュート命名なのはよく知られるところですが、先生ご説明の通りROR初出し当時の仮名でもありました。そしてしきたりの無視・・・そう「掟破り」(プロレス実況で名を馳せた古舘氏の若き日の名言)。「時は来た」は「ヘドバンギャー!!」でも出だしから使われてますし、小林氏にとってメタリカ、ベビメタという掟破りの二者を結ぶ大事な言葉なのかもしれませんね。


ところでこの発言、若い方にはPS3(プレステ3)のCMの方に馴染みがあるようです。

“PS3 「大作ソフトがゾクゾク篇」CM、橋本・蝶野登場!”
https://www.youtube.com/watch?v=pr4lc4QJQu4

先月のNY公演がPlayStation Theaterに決まった時は、これも何たる符合と密かにほくそ笑んだものです。発想がオヤジですね、失礼しました。
でもベビメタというのは本当に面白い符合・符牒の宝庫。小林氏の音楽性や拘りを育てた80年代から90年代初頭という時代(所謂バブル期)が色々な意味で豊かだった所為かもしれません。


“後述”
そう云えば同じような事が我々ベビメタファンの間でも起こりましたね。とあるインタビュー、三姫それぞれのお気に入りの一曲をピックアップして解説という段取りで、SU-METALさんの持ち手だったであろう「メタ太郎」をYUIMETALさん(後れ馳せ乍らお誕生日おめでとうございます)が先に言ってしまったと思しき事態が発生、SU-METALさんが困った顔をしたのが各所ブログで取り上げられた時にも蝶野氏の苦笑を思い出したものです。

「お誕生日おめでとう」。
伝統的民族衣装に身を包んだ三人の男女がロシア舞曲を披露したあとフォックスサイン掲げYUIMETALにご挨拶。
ロシアのメイトの存在は知ってましたがこれほどまでとは。。
いくら時代が違うとはいえあのビートルズにさえ叶わなかったロシアでのライヴが実現する日が来るのかと思うと、冗談抜きでこのまま本当に世界を征服してしまうことになるのかも知れないという気がしてきました。

メタ太郎バッティングわかるww

自分も、うははwwってなりましたけど周りノーリアクションでした

ドキモの倒れるとこは面白いのか分かりませんが、メタ太郎のは完全に笑わせに来てますよね

RoRのダンスの白眉は書かれている通りだと思いますが、せっかくの2人の見せ場が映像だとうまく残ってないのがちょっと不満。俯瞰気味に撮ってくれないものですかね。
「あわだま」のダンスは、もいもいがクルッとまわってポーズを決めるところが好きですが、これも中途半端に映っていることが多く、ちょっと不満。もう少しダンスの見せ場をちゃんと残してあげてほしいと、個人的には思います。

「共に生きる」の歌詞は、ずっと「愛と生きる」だと思ってました。確かに歌詞は「共に生きる」で、「今この瞬間を」から続くとそのほうが意味は意味は通りますが、何度聴いても「愛と生きる」に聴こえる、、、歳だからですかね、まあいいか。

いつも更新を楽しみにしております。

私は初演の時から「共に生きる」にしか聴こえなかったです。

タァーアイッム、 共に生きる~

と明確に区切られている感じがします。

今までにないメタルダンス故に、
それを上手くカメラにおさめる手法も無いんでしょうね。

むしろマルチトラックのようなデータとして公開して、
ユーザーに編集させコンテストでも開いたら良いのかも。

RORの仰け反り決めポーズは昨年2回ほどかぶりつきで見ましたが、この
五十路男の良識を最大限に発揮してもドキッとする大胆な体勢です。
MIKIKO先生もなかなか攻めてきますなと思いました。

>>福岡の方。私は勉強不足でした。
メタ太郎のスイングは萌えましたが、あの時周りは良く勉強している人が多く、
初演でしかもアルバムが出て間もないウェンブリー公演なのにもかかわらず
ちゃんと「かっとばせ~メ~タたろ~」と掛け声をかけていて感心していたら
スイングしたのでした。(ぶっとばせ~、とも聴こえる。どっちですか?)
普段がキレッキレのダンスなので、あのさくら学院での反復横とびみたいに
ポンコツぶりが垣間見れてカワイイ(半端な)スイングでした。

> 50歳METALさん

META太郎の「かっとばせー!」「ぶっとばせー!」「ぶっぱなせー!」論争は、しばらく前に他の色んなサイトでも行われていましたね。
私は当初、自分の好みとして「かっとばせー!」だろうと思って聞いていたのですが、意識して聞いてみると「ぶっとばせー!」に聞こえていました。ところが、他の方の「ぶっぱなせー!」論を目にした後に聞いていると、もう「ぶっぱなせー!」にしか聞こえなくなってしまいました。

野球のバッティングフォームはヨーロッパの人にはピンと来ないんじゃないでしょうか?
クリケットはああいう構えじゃなかった気がしますし

ではGJの もっともっとほらの次は何て言うてますか? 僕の耳は 頑張ってー に聴こえます

いつも楽しく拝読させていただいております。
二人が仰け反りながらポーズを決める、BRIXTONのファンカムで見た時、このシーンに鳥肌が立ちました。
その後METROCKのRORを見た時、このシーンの後、二人が床を蹴って回りながら立ち上がる時、SU-METALはポニーテールを振りながらターンしてる真後ろ気味の映像を見たんです。
カッコイイ〜〜!て思っちゃいました。

言いたい事は山ほどあるけどこのへんで。

めめさんの書いた、「ベビメタをマルチアングル・ヴィジョンで魅せる」はとてつもなく画期的なアイデアでは?
視聴者がひとつのライヴを例えば4神の視点で3人の舞いを背中側から鑑賞できるように選べたり、最前列からSuが立ち上がる様を下から見上げてみたり、あるいは変顔対決の瞬間を彼らの周りをグルグル移動しながら眺めてみたり、Yuiのキレキレダンスだけを全方位から観察してみたり、ベビメタでそんなことやあんなことが自由にできるようになったらそれはエンタメの歴史を塗り替える大変な事件になると思うのですが。

Daiさん、このアイディア自体は以前からあって、
機能的に可能なBlu-rayで特典的に数曲付けるアーティストは、
現在でもPerfumeをはじめ居るんですけどね。
一般向けにはハードルが高いようです。

「複数の視点からの撮影をDVD(or BD)に収録する」というアイデア自体は,普通にやってますよね.複数台のカメラで撮影するだけなので,かなり昔からあります.ただ...

「Yuiのキレキレダンスだけを全方位から観察してみたり」

これって,マトリックスみたいなヤツですよね?これの実現にはこんなのが必要です.

http://hep.eiz.jp/201304/bullet-time/

バレットタイム動画自体は,大量のカメラがあればいいのでスマホでも可能です.ただ,ライブ会場のような広い空間で,リアルタイムでとなると...


ライブ撮影(リアルタイム撮影)を商用で実現してるので,有名なのが FreeD でしょうか.

http://www.pronews.jp/news/1308022000.html

日本のNHKも「ぐるっとビジョン」なるものを開発しているようです.

http://jp.diginfo.tv/v/13-0045-r-jp.php

たぶん,軍事関係だと,ほかにもいろいろあると思います...


日本でも,たまーに,野球中継で使われていたりしますね.東京ドームであれば,機材の設置も可能かも...でも,コストが(^^;;)

ベビメタのライブ動画で,これやったら画期的だとは思います(^^)

http://www.girlsnews.tv/unit/61358

Perfumeのは,バレットタイム撮影なんですね.知りませんでした(^^;;)
まあ,これをライブでやるのは,前述のとおり,結構,高いハードルになるかもです.

たびたびすいませんm(_._)m
こんなの見つけました(^^)

http://jp.diginfo.tv/v/10-0211-r-jp.php

まあ,これは,背景が,ほぼグリーン一色だから可能なようです.現在は,サッカー中継とかでも,たまに見かけますね.

将来は,ユーザが「自由に視点を選べる」と楽しいのかもですね(^^)

リリースイベントでもやっていたVRがおもしろそうだけど、現実的に普及しそうなのはこれですかね。
http://www.jp.playstation.com/psvr/
ゲーム業界では任天堂につば付けられたので、無理でしょうか。

JanWooさん:
そのへんのデバイス,インタフェースとしてはカッコイイのですが,コンテンツがCG(コンピュータで計算した絵)でないとなかなかきびしいです.実際の動画となると...

静止画であれば,Googleのストリートビューとかが有名ですね.下記のようなのも比較的簡単に実現できます.

http://www.honda.co.jp/ACCESS/3d-view/
http://www.gsmarena.com/samsung_galaxy_s7_edge-3d-spin-7945.php
http://www.muzakawasaki.com/concept/3dview/

実写の動画となると,滑らかに視点を変更するためには,60台ぐらいのカメラで撮影しないと...データ容量も膨大に...ちなみに,上のサッカー中継のヤツは,カメラがカバーできてない視点は合成画像のようです.

そこそこ以上のクオリティの動画で,「ユーザが自由に視点操作」を実現しようとしたら,超大作映画並みの予算が必要かも...ちょっと,想像がつきません(^^;;)

アミューズさん,これ,やってくれたら,本当に画期的だと思います(^^)

ライブのエンタメ+テクノロジーで世界の先端を行ってるのって
他ならぬアミューズだったりもするので、やろうと思えば大方の事は出来てしまうんだろうね。

ただ多すぎる情報量を複眼的に捕らえ直す…っていう先例では
日本のバンド、RIZEのWhy I'm me のメンバーのアングル別のPVがありますね。

あれは熱すぎるVo、Gtと優雅なB。意外にタイトで緻密なDr・・・と、
視点を切り分ける事で一見ただの3ピースバンドのように見える物に
新しい付加価値を見つけやすい造りになっていて、上手く行ってたと思う。

そう改めて考えると、一見からして「異物の衝突」であるベビメタは、
切り分けるよりは一塊として扱った方が良いのかも知れませんね。
「神バンドアングル」とかあっても、上手過ぎて教則本の付録映像のようになってしまうのかもw

何しろ前例が無い物なので、撮影や編集も最適解は簡単には見つからないんでしょう。
…もっとも、そのおかげで似た演目のライブ映像が売れ続け、ライブに引かれ続ける面もあるんだと思います。

ベビメタのそれまでヘビーメタルに存在しなかった超速ダンスがごく自然な形で世界の人々に受容された背景として、2010年頃に大流行したMMD=ミクミクダンスがその下地になってるように思います。
丁度ベビメタが鹿鳴館に立ってた頃がMMDの全盛期で、擬似ホログラムの初音ミクが踊るライヴに生バンドが演奏したりして人気を博していました。
CGバーチャルアイドルと同じ動きやリズムで踊りかつ生で歌えるアイドルなどもう絶対に現れることはないだろうとまで言われていましたが、ベビメタがそれを見事に引っくり返してしまいました。

ですので自分は3Dでグリグリ動くベビメタを観たいというニーズは間違いなくあると思いますし、例えば近い未来に実現するであろうMSGコンサートのライヴヴューイングも3Dホログラム映像で3姫を武道館の中央にリアルタイムで再生するような日が来るんじゃないかなぁと無駄に妄想を逞しくしている訳です。

VR、モーションキャプチャーと3Dテクスチャマッピングでなんとかなりそうだけど、実際のコンサートでは無理でしょうね。あとはVR関係ないですが、PerfumeやELEVENPLAYで使っているドローンでの撮影はあるかもしれませんね。東京ドーム内はドローン飛ばせるでしょうか?飛行船飛んでいるから大丈夫かな?
http://www.skyship.jp/TokyoDome.html

dawnlord paris のRoRの映像で、観客が輪になって走り回っているのを見ていると、この秋の運動会は「天国と地獄」じゃなくRoRを流すべきだ!なんて思っちゃいました・ ・ ・ ・ ・ で、シンガロングのところでは、あの個人主義といわれるフランスの皆様が一斉に止まって、ステージに向かって大声で歌いだすなんて、なんか心が温かくなります。もしも「フィガロ」の記者さんが、勇気を出してあの輪の中に加わっていたら、もっと違う記事が書けたでしょうにねぇ

マイクロソフトがこんなの作ってますね.

http://wired.jp/2016/04/12/microsoft-holoportation/

3Dスキャナでキャプチャした立体データに,3Dテクスチャマッピングして,転送して,再生...この方法だと,将来的には,ライブを丸ごと転送できそうですが,まだまだ,研究段階ですね.強化型Kinectを使っているようです. 

東京ドームのBDにRoRだけでもマルチアングル映像を特典で付けてくれたら高くても絶対に買うんですが。アミューズさんお願いしますm(_ _)m

小中先生、中村監督作品イベント&出版の校正追い込み作業、本当にお疲れ様です。中村監督作品見てみたかったのだけど、個人的に疲労困憊で、高速バスに乗る気力も無く断念しました。無念…
でも、lainのブルーデロリアンは予約しました!US盤が良心的価格で有難かった。この作品、小中先生も画創りで参加されているとか。これは期待せずにはいられない。まだ届かないが、見るのが楽しみです。

あと、このスレに記載のある「黄金のメロディ マッスルショールズ」も買って見てみました。これはかなり興味深かった。なぜ、きら星のごとき名曲の数々が、この田舎のスタジオから産み出されたのかを、ドキュメンタリー的に綴ってるのだけど、ロックやソウルのレジェンドが実際にその理由を語るので説得力が違う。キースやボノのコメントが、いちいちかっこいい(w)。それと、スタジオ主のリックのブルースな人生のモノローグ。そして、根底には、この土地と河が持ってる自然のパワーのようなものが中心軸として作用している、という日本人にはわりと馴染みやすい、アニミズム的な自然と人間の関係性の要素。これらが非常にうまく組み合わされて話が進行していく。監督の手腕とセンスの良さが光る。
だいたい、この手の話だと、オタな人達が「あの機材を使ってた!だからあの音なんだよ。」とかいう話に花を咲かせたがるが、この作品では徹底してその要素を排除する画になってる。「そっちが主題じゃないんだよ」と、監督が明確に言っているようだ。
でも、気になる。(w)
客観的に考えて、あのスタジオの電源の質は非常にいいと思う。周りに工場らしきものは一切ないし、風景自体が40年前から近代化していないようにも見える(いい意味で)。図太く、芯のあるロックな音が録れるのは、電源の質が決して無関係ではないはず。現に赤川新一は、電源から全部、電灯線の引き方やケーブルの種類を自分の思い通りに実現するために、都会よりも電源の質がいい田舎に、自分スタジオ(strip garden)を建設した。
まぁ、リックのスタジオの音の理由はそれだけじゃなくて、なんと言ってもスワンパーズの卓越した実力が深く関係しているのは明らかですが。主役シンガーの求める最高のグルーブを、シンガーの持つイメージよりさらにかっこ良く実現させる、職人的な手腕。日本だと、やっぱり、青山純、佐橋佳幸あたりを私は連想してしまう。

小中先生も、この映画をご覧になって、多分(私もですが)、「SU-METALとゆいもあがこういうスタジオで、最高のスタジオミュージシャンを従えて録ったら、どんな作品が出来るんだろう?」と、思われたのではないか?と、勝手に想像しているのですが、それは今後(いつになるかはわからんけど)のお楽しみとして取って置きたい気分もあり、僭越ながら名言を借りるなら、「ハーフ&ハーフ」な気分であります。

この映画を見て、もうひとつ気付いたのは、武道館ライブの赤盤を、なぜテッド・ジェンセンにマスタリング依頼したのか?ということです。
正直、最初は「箔を付ける為の宣伝目的か?KOBAMETAL、ミーハーな野郎だ。」とか思ったのだが(w)、実はそうではなく、彼はまさにこのマッスル・ショールズのような「音楽の神が作用するマジック」を真剣に信じている、ってことなんだと思う。
ここら辺は、人によって取り方はさまざまだと思う。「青臭い奴」という人もいるかも知れないが、私は逆で、「ど直球勝負」を、斜に構えず真正面から仕掛けてくる、この「熱さ」こそが、BABYMETALイズムの根幹にあるかっこよさだと思うし、それを完璧に理解して表現するSU-METALがいるから、「愛よ地球を救え」という歌詞世界が成立するのだと思う。

と、KOBAMETALを褒めようとしたが、最近逆の出来事があった。
アルバム再販の宣伝文句。あれは何だ?
来日記念盤???洒落のつもりなのか?ひとっっっつも面白くない。
完璧に滑ってる。調子に乗りすぎだと野次られても全く仕方ない。正直、これには大いに失望した。もっとも危ないのは、「KOBAMETALさん、全然面白くないですし、BABYMETALは今、アーティストとしてのポジションを確立しつつある重要な時期です。これを決定稿にするのはリスク高すぎますよ。」と、取り巻きが誰一人忠告出来なかった点だ。
はっきり言うが、KOBAMETALには、あちらの黒幕のようなあざとい商才は装備されていない。下手に真似すると、今回みたいな大火傷するだけだ。いままで通り愚直に、だけど真剣にやってきた「ど直球勝負」の道を今後も踏襲すべきだ。それが我々の共感と感動を集めているのだ。
3姫の真剣な頑張りに、いらぬ横槍が入るような真似だけはしないでくれ。
KOBAMETALよ、「勝って兜の緒を締めろ」だ。お前の兜の緒は緩みまくってる。

BABYMETALはFOX GODが召喚した云々と真顔で語ってた人たちが
来日と言った途端、「ふざけんな」と怒り出す始末。

今度のドームが2日間に分れたことで、
1st、2ndごとのセットになるのではと予測する人もいるが、
WOWOWの中継があるから極端なセットにはならないと予想。
むしろ海外契約の発表があるのではないかと思っている。

そうなると、あながち来日記念盤も悪ふざけとは言えない。

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