軌跡を設計する
浅田真央の休養宣言会見以降、あれこれと報道されてはいるが、あまりコメントしたいものは無い。
シーズンを終えて、すぐさま「普通の大学生」に戻る事など不可能だろう。
このブログは、シーズンを終えた浅田真央の「今」を逐一フォローする事は趣旨ではなく、今後は過去のプログラムを見直して、浅田真央の選手としての軌跡を辿ろうと思っている。
なので、更新はあまり頻繁には出来ない事をご了承願いたい。
フィギュア・スケーターが、振付師がリンクをどう把握しているのかについて、興味があった。試合でもショウでも、選手達は多くのエレメンツをこなしながら、プログラムを通して氷に軌跡を描く。
どういう空間把握をしているのか。
それを垣間見る映像があって、そのキャプチャをとっておいたのだが、この画像を使う記事、というものを書けずにいた。
これはパスカーレ・カメレンゴが村上佳菜子に振り付けをした時のメモ。
なるほど、振付師もプログラムを作る上では、こうした図形で指示をするのかと判った。
そしてこれは、スターズ・オン・アイスでのマイア・シブタニが見せたショウ・プログラムの指示書。複数のスケーターが、あれほど複雑な振り付けで交錯するには、こうした指示書は不可欠なのだろう。しかしこれだけで、互いにぶつからないというのは単純に凄い能力だと思う。
こうした群舞をもこなさねばならないのだから、選手にせよ元選手にせよ、試合とは異なるスキルが必要なのであった。
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